純利益1兆円企業のトヨタとソフトバンクの比較 [著者ID: 10]
日本経済新聞 産経ニュース 毎日新聞 朝日デジタル
そこで、2012年3月期~2016年3月期のトヨタとソフトバンクの財務諸表を比較してみましょう。
■2016年3月期⇒2017年3月期のセグメント情報
(I)売上高
(1) トヨタ
1. 自動車事業 ・・・・・ 売上高 25兆9,774億円 ⇒ 25兆818億円
2. 金融事業 ・・・・・・ 売上高 1兆8,962億円 ⇒ 1兆8,236億円
3. その他の事業 ・・・・ 売上高 1兆1,773億円 ⇒ 1兆3,210億円
(2) ソフトバンク
a.国内通信事業 ・・・・ 売上高 3兆1,447億円 ⇒ 3兆1,938億円
b.スプリント事業 ・・・ 売上高 3兆8,716億円 ⇒ 3兆6,233億円
c.ヤフー事業 ・・・・・ 売上高 6,520億円 ⇒ 8,535億円
d.流通事業 ・・・・・・ 売上高 1兆4,204億円 ⇒ 1兆2,953億円
e.ARM事業 ・・・・・・ 売上高 -------------- ⇒ 1,129億円
(II)営業利益
(1) トヨタ
1. 自動車事業 ・・・・・ 営業利益 2兆4,489億円 ⇒ 1兆6,929億円
2. 金融事業 ・・・・・・ 営業利益 3,392億円 ⇒ 2,224億円
3. その他の事業 ・・・・ 営業利益 665億円 ⇒ 813億円
(2) ソフトバンク
a.国内通信事業 ・・・・ セグメント利益 6,884億円 ⇒ 7,196億円
b.スプリント事業 ・・・ セグメント利益 615億円 ⇒ 1,864億円
c.ヤフー事業 ・・・・・ セグメント利益 2,228億円 ⇒ 1,898億円
d.流通事業 ・・・・・・ セグメント利益 △12億円 ⇒ △100億円
e.ARM事業 ・・・・・・ セグメント利益 ---------- ⇒ 129億円
トヨタの情報元
補足資料(連結・単独) (トヨタ 決算発表HP)
ソフトバンクの情報元
決算短信 (ソフトバンク 決算発表HP)
※ なお、ソフトバンクは、2016年3月期の有価証券報告書で、「目標とする経営指標を調整後EBITDAとする」と述べています。
調整後EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費-企業結合に伴う再測定による利益±その他の営業損益