3社の経営方針の違いが見て取れますね。博報堂は固定資産比率も少なくオーガニックにじわじわ資産を増やしています。固定負債比率も低く、健全に経営できています。電通はイージスの買収以降、さらにM&Aを加速させて固定資産(投資資産)比率が上がっていますし、同時に固定負債が増えてきているのが少し心配ですね。経営的にはかなり積極的です。ただ、電通は投資資産の「のれん」が大きく積みあがっているので、環境悪化の減損が心配です。ADKに関してはWPP株の含み益が大きくなってきています。WPP株売却により身軽になればPERも一気に上がり再上場で高値は狙えるかもしれませんね。