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2018年5月28日 公開
ドトールとスターバックスコーヒーの財務諸表比較 [著者ID: 10]
ドトールは、星乃珈琲店の日本レストランシステム株式会社とグループ企業なんですね。
どこと比較しようかなと思ったのですが、スターバックスコーヒージャパンにしてみました。スターバックスコーヒージャパンは上場廃止になったので、今は、財務諸表をEDINETで見ることができませんが、2014年までのデータと財務諸表を比較してみました。
ドトール・日レスもスターバックスも、自己資本比率が50%を大きく超えて、8%を超える売上高営業利益率、売上高の成長と優良企業であることがわかります。
違いで目がいくのは、販管費。有報で内訳を見てみると、こんな感じです。給料、減価償却費、消耗品費と米国のスタバへの支払ロイヤリティーで大きな差があります。
販売費及び一般管理費の内訳 | スターバックス(2014年3月期) [百万円] | ドトール・日レス(2017年2月期) [百万円] |
---|---|---|
給料手当及び賞与 | 35,146 | 25,107 |
退職給付費用 | 125 | 400 |
消耗品費 | 2,931 | --- |
減価償却費 | 4,793 | --- |
不動産賃借料 | 14,444 | 15,055 |
支払ロイヤリティー | 6,967 | --- |
その他 | 22,827 | 23,223 |
最近では、コメダが上場したりしていて、コーヒー店チェーンって、儲かるんですねぇ。