財務諸表ノートを作成しましょう。
このノートでは、1ページで6つまでの財務諸表を比較できます。また、ノートをシェアすることで、教えたり教わったりすることが可能になり、会計をもっと楽しく学べます。
2017年6月20日 公開
眼鏡業界の比較(三城、ジンズ、愛眼) [著者ID: 10]
上場眼鏡小売の上位3社の比較です。
売上順に
1. 三城ホールディングス
2. ジンズ(最近、ジェイアイエヌからジンズに社名変更)
3. 愛眼株式会社
です。
ジンズ以外は、売上減少傾向です。
4位は、メガネスーパーですが、債務超過の年があり、2016年3月期は若干回復傾向にあるものの厳しい経営が続いているようです。
売上順に
1. 三城ホールディングス
2. ジンズ(最近、ジェイアイエヌからジンズに社名変更)
3. 愛眼株式会社
です。
ジンズ以外は、売上減少傾向です。
4位は、メガネスーパーですが、債務超過の年があり、2016年3月期は若干回復傾向にあるものの厳しい経営が続いているようです。
ジンズは、ユニクロを参考にSPA事業モデルを眼鏡業界に取り入れました。
財務諸表を見ると、他社が売上原価30%を超えるのに対して、ジンズは25%。営業利益は他社がほとんど出ていないのに比べて、売上高営業利益率8%と突出しています。
製品は、他社の既存のメガネとは違う切り口で商品ジャンルを作り、売上を伸ばしているのがジンズです。
三城、愛眼、メガネスーパーといった企業も、このままで良いわけがありません。これらの眼鏡事業を行う企業は、どのような戦略をとっていくべきなのでしょうか?
■ ジンズの製品の特徴
軽量アイウエアと機能性アイウエアというジャンルを確立し、リーズナブルな価格で商品を提供しています。
軽量アイウエア Airframe は、累計1,700万本、パソコン等のブルーライトをカットして目を守るという発想の機能性メガネ JINS PC や JINS SCREEN は、累計700万本も売れているそうです。(2017年6月時点のジンズホームページの情報)
JINS MEME(ミーム)というセンシング・アイウェアというカテゴリーの製品を出しました。今まで無かった新しい市場の創造にチャレンジしています。
■参考リンク
JINS とブルーオーシャン戦略
一橋ビジネスレビュー 2016 Wintet(64巻3号): 構造転換の全社戦略
一橋ビジネスレビュー 2015 Autumn
Zoff (ゾフ)