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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ABJI

有価証券報告書抜粋 いちご株式会社 対処すべき課題 (2017年2月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

国内の不動産価格がこれまで上昇を続けてきた中、投資家の資金運用難の中で不動産に対する資金需要は引き続き旺盛な状況が続いており、賃料も穏やかな上昇局面にあります。一方、英国のEU離脱、米国のトランプ大統領就任をきっかけとした金融市場の軟調により投資家心理は慎重姿勢に変化してきております。金利についても既にマイナス金利が導入されていることから一層の低下は見込みにくいものと考えております。
このような状況下において当社では昨年策定しました中期経営計画「Power Up 2019」に基づく重点施策を実行しつつ、以下を初めとする課題に向き合いながら、「成長と深化」により持続的に成長を果たし、当該中期経営計画の実現に向け、引き続き全社一丸となって取り組んでまいります。
アセットマネジメント事業においては、リート市場およびイールドコ(YieldCo)市場が軟調な状況が続いており、増資の実行が容易でない局面にある中、投資口価格の向上のためにテナントリレーションの強化、価値向上につながる戦略的なCAPEX(設備投資)などポートフォリオの内部成長に資する方策を実施しつつ、質量ともに濃密なIR活動を展開してまいります。
心築事業では、世界的な低金利環境の中、引き続き不動産への投資ニーズの高い外部投資家への物件売却を増やしてまいります。また、保有資産の価値向上を図るとともに、新たなアセットタイプへの取り組みも検討いたします。
クリーンエネルギー事業においては、今後固定価格買取制度(FIT)による売買買取価格が下落していくものと考えておりますが、太陽光パネルや発電設備などの新規開発コストも下落傾向にあることから、引き続き投資利回りの高い太陽光発電所の新規獲得を進めていく所存であります。

中期経営計画「Power Up 2019」に基づく重点施策
(1)本業のさらなる強化と深化による強力な収益基盤の構築
・いちごオフィスリート(8975)、いちごホテルリート(3463)およびいちごグリーン(9282)の持続的成長を支援
・私募ファンドの組成のための投資家開拓
・安心、安全、環境に優しい不動産を提供するための取り組みと物件取得に貢献するマーケティング機能の強化
・太陽光発電案件の他風力発電案件への投資

(2)新規事業の創出
・2017年3月1日付で設立した、いちごオーナーズ株式会社の「顧客ファースト」による不動産オーナー顧客の資産形成と満足度の最大化
・不動産×IT「不動テック」を中心としたベンチャー企業との業務提携、資本提携の推進
・公共施設の民営化に伴うPFI事業への取り組み
・当社とシナジーのあるM&A案件の検討、買収

(3)財務基盤の強化
・持続的成長を可能とする、財務安定性のさらなる強化と収益力向上
・借入の無担保化および長期化、借入コスト低減、金利の固定化、格付取得、社債発行等の幅広い財務施策の推進

(4)高い資本効率と内部成長率の実現
・自己資本利益率(ROE)15%以上

(5)「働きがい」の向上
・健康経営の推進
・「日本一チャンス溢れる会社」を目指す

(6)グローバルベストプラクティスに適応した、コーポレートガバナンス・コンプライアンス態勢の継続的強化

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05314] S100ABJI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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