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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOUR

有価証券報告書抜粋 はごろもフーズ株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、財政政策や金融政策により企業収益が回復し、景気には緩やかな拡大傾向が見られ始めました。一方、個人所得の伸びの鈍化や将来への不安等による消費者の根強い節約志向が続いており、個人消費は依然として停滞しています。
また、英国のEU離脱表明、米国での新政権の誕生や中国経済の減速、朝鮮半島情勢などの影響により為替相場や株式市場は大きく変動し、依然として先行き不透明な状況が続いています。
食品業界においては、天候不順や円安等による原材料価格の値上げや人材不足による賃金や物流コストの上昇など厳しい経営環境が続いています。
このような環境の中、当社グループは、引き続きテレビ・新聞・雑誌・インターネットなどを活用した広告宣伝活動を展開し、ブランド力の強化に努めました。
2016年10月のシーチキンへの異物混入問題の影響で、ツナの売上が前期比減少しましたが、総菜・デザート・パスタ・乾物等他の製品群の販売が好調でした。
この結果、売上高は792億98百万円(前期比1.9%増)と堅調でした。利益面では、広告宣伝費・販売奨励金等の販売費や、マイナス金利の影響による退職給付費用等の人件費が増加しましたが、主原料であるきはだ鮪やかつおの仕入価格が安定して推移したことで、営業利益は28億50百万円(同4.7%増)となりました。経常利益は、海外関連会社に係る持分法による投資利益が減少したことなどにより29億92百万円(同3.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失に品質関連損失を計上したことなどにより17億58百万円(同1.6%減)となりました。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。

表:製品群別売上高(連結) (単位:千円、%)
製品群前期当期増減
金額構成比金額構成比金額

家庭用食品ツナ33,743,14243.333,217,57941.9△525,562△1.6
デザート4,758,7366.15,027,5356.3268,7985.6
パスタ&ソース7,394,3129.57,701,7479.7307,4344.2
総菜7,513,1289.78,245,92710.4732,7999.8
削りぶし・のり・ふりかけ類5,467,0457.05,595,2697.1128,2232.3
ギフト・その他食品3,739,6304.83,763,0584.723,4280.6
62,615,99680.463,551,11880.1935,1211.5
業務用食品13,014,97316.713,492,79917.0477,8263.7
ペットフード・バイオ他1,681,1932.21,792,9102.3111,7166.6
77,312,16399.378,836,82899.41,524,6652.0
その他537,0080.7462,1470.6△74,860△13.9
合計77,849,172100.079,298,976100.01,449,8041.9
(注)上記金額は消費税等を含みません。

「ツナ」では、テレビCM「シーチキン食堂」と連動した季節のメニュー提案が奏功し、販売は好調に推移していましたが、異物混入問題の影響により年末の販促機会が大幅に減少しました。この結果、売上高は前期比1.6%減少しました。
「デザート」では、「朝からフルーツ」シリーズに加え、パウチタイプのフルーツ、ぜんざいなど個食ニーズにマッチした製品が好調でした。この結果、売上高は同5.6%増加しました。
「パスタ&ソース」では、主力の結束タイプのスパゲッティが好調でした。また、ミートソース缶が復調したことやパウチソースの新シリーズ「おさかなでPASTA」の品揃えを強化したことで販売が堅調でした。この結果、売上高は同4.2%増加しました。
「総菜」では、主力の「シャキッとコーン」に加え、消費者の健康志向にマッチしたさば・さんま等の「健康シリーズ」の缶詰およびパウチが好調でした。この結果、売上高は同9.8%増加しました。
「削りぶし・のり・ふりかけ類」では、削りぶしの新ブランド「はごろも舞」や、噛み切りやすいのり「かみきれ~る」、新製品を投入したきざみのりが堅調でした。この結果、売上高は同2.3%増加しました。
「ギフト・その他食品」では、ギフトの販売は減少しましたが、柔らかい食感が消費者ニーズにマッチした包装米飯「パパッとライスやんわかごはん」が堅調でした。この結果、売上高は同0.6%増加しました。
「業務用食品」では、原料価格が上昇しているデザート類の販売が減少しましたが、CVS・外食チェーン向けのツナやスイートコーンが堅調でした。この結果、売上高は同3.7%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、フィッシュミール等のバイオ製品が原料不足の影響で低調でしたが、国産品へシフトしたペットフードの販売が好調でした。この結果、売上高は同6.6%増加しました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、6億9百万円減少し、10億58百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動により増加した資金は17億32百万円(前年同期は20億53百万円の増加)となりました。これは主に、法人税等の支払があったものの、税金等調整前当期純利益を計上したことや減価償却費によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動により減少した資金は9億11百万円(前年同期は6億54百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動により減少した資金は14億30百万円(前年同期は12億36百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済や配当金の支払によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00508] S100AOUR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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