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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IVTI (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 アキレス株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

省エネ、環境、健康、をキーワードに、これまでの技術を向上・進化させ、独創性のある製品を提案し続けるために、当社のコア技術であるプラスチック加工(成型・製膜・発泡)を軸に研究開発活動を行ってまいりました。
省エネ商品としては、新規発泡剤を用いて優れた断熱性能が保持できる高性能断熱材の開発、環境配慮型の商品としては、生分解性の機能を持った農業用マルチフィルム、食品包装用フィルム等の開発、健康を促進する商品としては、快適な睡眠をサポートする温度調節機能を持ったウレタンフォームの開発等、市場が最も求めていることに貢献可能な商品を開発しております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、1,460百万円であり、各事業の研究開発の目的、主要課題、成果および研究開発費は以下のとおりであります。
なお、研究開発費には各事業に配分できない基礎研究費444百万円が含まれております。

(1)シューズ事業
ジュニアスポーツシューズでは、累計7,000万足を突破し、今年ブランド誕生17周年を迎えた№1ブランド「瞬足」から、シリーズ最大の衝撃吸収性で新たな走りへ導く「NEWRUN(ニューラン)」を発売しました。レディースシューズでは、衝撃吸収素材ソルボセインを搭載した「アキレス・ソルボ」がメディアに取り上げられた影響で多くのお問い合わせをいただき、足型測定会が好評を得ました。職域シューズでは、ブーツブランド「ワークマスター」からウイルスに対応した国産インジェクションブーツ「OSM5000」を発売しました。特殊薬剤をPVC(塩化ビニール)に練りこむことにより、抗ウイルス性試験において、表面に付着した代表的なウイルスを24時間後には99%以上低減させることに成功しました。スポーツシューズでは、独自開発素材を搭載した走るリカバリーシューズ「メディフォーム」に加え、世界有数のランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」の日本国内販売を開始しました。
当事業に係わる研究開発費は342百万円であります。

(2)プラスチック事業
車輌用の合成皮革関係は、導電性能を有した内装材を立上げ、受注、上市を目指した活動に注力しました。また、耐オレイン酸性能に優れたPVCレザーの改良配合に取り組み、販売を推進しました。
フィルム関係では、海外市場向けに医療用フィルムおよび欧州難燃規格B1対応の機能性フィルムを確立することができました。国内市場向けにはバイオマス材料を利用したテーブルマットを開発し、サンプル展開を進めました。
建装関係は、お部屋の模様替えを気軽に楽しめる商品として、裏面に粘着シール加工を施したフリース壁紙を開発し、アキレスライフスタイルストアで販売を開始しました。
引布関連商品では、ボート原反888 SKYBLUEシリーズ等が、輸出及び国内向けボート用原反として採用され、市場で好評を得ました。また、アラミド生地メタリックゴム引布を開発し評価段階に入っております。
当事業に係わる研究開発費は472百万円であります。

(3)産業資材事業
軟質ウレタン関係は、温度調節機能を持つウレタンフォーム素材「ThermoPhase(サーモフェーズ)」をマットレス上層に使用し、自然な入眠を促し睡眠の質を高めるマットレス、フレアベル「サーモフェーズ アクティブモデル」を開発しました。
硬質ウレタン関係は、高性能硬質ウレタンフォーム断熱材「ジーワンボード」と防火性能を持つ「石膏ボード」を一体化し、既存木造住宅の効果的な断熱改修が可能な断熱複合パネル「アキレスJDパネル」を開発しました。
工業資材関係は、シリコンウエハー搬送時のウェハー表面への汚染性を改善させた「導電タイプ・新グレードスペーサー」の販売を開始しました。
当事業に係わる研究開発費は200百万円であります。

(4)独自技術による成長分野への新商品を担う研究開発本部では、ウレタンの独自配合技術により、高次元の反発弾性を備えた新素材「ACROFOAM(アクロフォーム)」を開発しました。高い反発弾性に加えて高い衝撃吸収性を保持し、へたりにくい素材である特徴を活かして、様々なシューズ、インソール、疲労軽減マット等に新たな機能を付加する新素材として展開を始めております。
また、耐久性に優れた防汚処理剤を開発しており、車輌分野を中心とした合成皮革への応用に取り組んでおります。さらに、導電性ポリマーを用いた新しい無電解めっき技術では、共同取り組み先と様々な用途開発を進めております。特に、光透過性合皮と立体の透明電極を組み合わせた次世代のタッチパネルは、複数の展示会にも出展して高い注目が得られました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01096] S100IVTI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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