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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003OIK

有価証券報告書抜粋 アクセルマーク株式会社 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)経営成績に関する分析
(当連結会計年度の経営成績)
当連結会計年度(以下「当期」という。)における我が国の経済は、消費税引き上げの影響があったものの、緩やかな景気の回復基調が続いております。個人消費については、消費税引き上げによる反動減が生じましたが、その後、持ち直しの動きがみられております。また、企業収益の改善、設備投資の増加、雇用情勢の着実な改善もみられます。海外景気につきましても、一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しております。
当社グループの中心事業であるモバイルインターネットを取り巻く環境においては、情報通信技術の進歩により、インターネット並びにこれを使用する情報端末は様々な社会活動において基盤となっており、人々の生活やビジネス面において、利便性の向上や経済活動の活性化に大きな役割を果たしております。特にスマートフォンの普及は、ネットワーク・サービス環境を飛躍的に進化させつつあります。2014年9月末におけるスマートフォン契約数は6,248万件で携帯電話契約数の50.3%となっております(MM総研調べ)。
また、2013年のモバイルコンテンツ市場規模は、対前年比127%の1兆783億円となっております。その内訳として、フィーチャーフォン市場が2,447億円で対前年比51%となり大幅に減少している一方、スマートフォン市場が8,336億円で対前年比224%と拡大を続けており、市場の中心がスマートフォンに大きくシフトしております(出所:「モバイルコンテンツ関連市場規模」一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム発表)。また、スマートフォン市場のうち5,597億円がゲーム・ソーシャルゲーム等市場となっており、対前年比215%とこちらも拡大が続いております。

このような市場環境の下、当期において全ての事業においてサービスの「スマートフォンシフト」を推し進めてまいりました。結果、スマートフォン向けサービスによる売上比率を2013年9月の57%から2014年9月の77%へ大幅に向上させることができました。主力であるモバイルゲーム事業においては、新規ゲームタイトル及び新サービス開発への投資を積極的に拡大してまいりました。広告事業においては、スマートフォン向けアドネットワーク「ADroute」の売上高、収益性の向上に注力してまいりました。またコンテンツ事業においては、アプリ版スマートフォン向けコミックサービスの開発に注力してまいりました。
以上の結果、当期の業績は、売上高3,391,602千円(前年同期比3.7%減)、営業利益55,878千円(前年同期比19.2%減)、経常利益53,172千円(前年同期比33.0%減)、当期純利益20,990千円(前年同期比69.8%減)となりました。

各セグメントの業績は次の通りであります。

(モバイルゲーム事業)
モバイルゲーム事業につきましては、2013年10月1日付でこれまでアクセルマーク株式会社、株式会社インディソフトウェアそれぞれが行っていたモバイルゲーム事業をアクセルゲームスタジオ株式会社(旧株式会社インディソフトウェア)に集約し、ゲーム開発会社に適した組織体制への変更を行いました。また、高品質なゲームを開発するラインを増やす試みとしてネイティブアプリを開発する株式会社Interraps(孫会社)を2014年4月に設立し、外部から開発チームを招聘いたしました。当期はリリース済みのゲームタイトルのマルチプラットフォーム展開による収益拡大に取り組むと同時に、経営資源を新規ネイティブゲーム開発に重点的に投入してまいりました。
「Mobage(モバゲー)」などにおいて提供しているブラウザゲーム「天空のレギオン」など既存タイトルの売上は安定的に推移いたしました。また当社の運営するネイティブアプリ「反逆のシエルアーク」におきましても売上は堅調に推移いたしました。
新規ゲームタイトルへの投資では、ブラウザゲーム「三国志トライブ」を2014年6月にリリースした他、人員の配置転換や新規採用、不採算タイトルからの撤退により人的リソースを新規ネイティブアプリ開発へ集中させ、今後の事業拡大に向けた投資を積極的に拡大いたしました。
以上の結果、当セグメントの売上高は1,742,934千円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は188,127千円(前年同期比37.4%増)となりました。

(広告事業)
広告事業につきましては、フィーチャーフォン向け広告売上が減少する中、スマートフォン向けアドネットワーク「ADroute」の売上拡大に注力してまいりました。「ADroute」の売上は、クライアントからの出稿ニーズの高まりを背景に拡大しており、当期においては前年比54%増と大きく伸長いたしました。また新規の広告サービス開発にも取り組んでまいりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は1,134,388千円(前年同期比17.5%増)、セグメント利益は53,241千円(前年同期比48.7%減)となりました。

(コンテンツ事業)
コンテンツ事業につきましては、スマートフォン向けコミック売上が前年比で増加しているものの、フィーチャーフォン向け売上の減少を補うまでには至らず減収の傾向が続いております。当期の取り組みとしては、ネイティブアプリ版のコミックサービスの開発に注力してまいりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は516,681千円(前年同期比28.4%減)、セグメント利益は45,202千円(前年同期比32.5%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前期末に比べ409,662千円減少し、458,593千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、以下の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は114,348千円(前年同期は260,636千円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の増加23,459千円、たな卸資産の増加41,682千円などによる支出要因があったものの、税金等調整前当期純利益の計上53,172千円、のれん償却及び減価償却費等119,274千円などによる収入要因があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は514,736千円(前年同期は89,786千円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入712,000千円があったものの、定期預金の預入による支出1,218,000千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は9,275千円(前年同期は27,890千円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純減額9,250千円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05707] S1003OIK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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