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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006KOL

有価証券報告書抜粋 アクセルマーク株式会社 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)経営成績に関する分析
(当連結会計年度の経営成績)
当連結会計年度(以下「当期」という。)における我が国の経済は、政府が推進する経済対策や日銀の金融緩和策により、企業収益や雇用環境の改善がみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外景気の下振れ懸念や消費税率引き上げや円安等を要因とした物価上昇による個人消費への影響等で先行きに不透明な要素もみられます。
当社グループの中心事業であるモバイルインターネットを取り巻く環境においてはスマートフォンの高機能化と通信環境の快適化が進み、スマートフォン利用者の増加傾向が続いており、人々の生活や消費スタイルに変化を及ぼしております。モバイルコンテンツ市場におきましても、2013年から2014年にかけて前年比135%である1兆4,566億円の規模に拡大しており、特にスマートフォン等市場においては前年比156%である1兆3,026億円の規模へ急拡大しております(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ)。
このような市場環境の下、当社は今後もスマートフォンの普及とモバイルコンテンツ市場の拡大は続くと考えており、競争の激化はみられるものの、市場の拡大期に存在する大きな機会をとらえるために、モバイルインターネット領域を主要な事業ドメインと位置付けて事業展開をしてまいりました。
以上の結果、当期の業績は、売上高3,072,303千円(前年同期比9.4%減)、営業利益4,226千円(前年同期比92.4%減)、経常損失1,897千円(前年同期は53,172千円の経常利益)となりました。特別損失にオフィスの移転に伴い利用が見込まれなくなった資産等やのれんの回収額の再見積りによる減損損失68,458千円、過去の配信コンテンツにかかわる訴訟和解金17,000千円を計上したことに加え、会計上では発生した期に費用処理しているゲーム開発費の税務上の資産計上額を主な要因として課税所得が膨らんだことから法人税、住民税及び事業税を45,671千円計上したことにより、当期純損失130,374千円(前年同期は20,990千円の当期純利益)となりました。

各セグメントの業績は次の通りであります。

(モバイルゲーム事業)
モバイルゲーム事業につきましては、「ネイティブゲームのヒット創出」を当期の事業戦略に掲げて取り組んでまいりました。2015年1月に「大乱闘!!ドラゴンパレード」を株式会社セガゲームス セガネットワークスカンパニーと協業でリリースし、2015年3月には「キングダム -英雄の系譜-」を株式会社ディー・エヌ・エーとの協業でリリースいたしました。特に「キングダム -英雄の系譜-」に関しましては原作となる漫画が2015年5月にテレビ番組で特集されるなどの影響もあり好調に推移いたしました。一方で他社との協業によるタイトルのネット(純額)売上の比率が自社名義で配信するタイトルのグロス(総額)売上に比べて増加いたしました。
また、リリース前のネイティブゲームアプリへの投資に関してもリソースの集中を行いました。
以上の結果、当セグメントの売上高は1,494,808千円(前年同期比14.2%減)、セグメント利益は170,427千円(前年同期比9.4%減)となりました。

(広告事業)
広告事業につきましては、主力であるスマートフォン向けアドネットワーク「ADroute」の販売の強化及び利益率の改善に努めてまいりましたが、当第3四半期連結会計期間に発生した主要顧客の単価引き下げ等を背景に前年同期比で大きく伸長するには至りませんでした。
以上の結果、当セグメントの売上高は1,184,659千円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益は49,580千円(前年同期比6.9%減)となりました。

(コンテンツ事業)
コンテンツ事業につきましては、「新しいコンテンツの流通の創出」を当期の事業戦略に掲げ、スマートフォン向けコミック時間読みサービス「コミックルーム」のサービス拡大に努めましたが、今後の収益性の観点から2015年6月末にサービスを停止いたしました。
また、キャリアプラットフォームを対象としたサービス売上に関しても漸減傾向が続きました。
以上の結果、当セグメントの売上高は392,701千円(前年同期比24.0%減)、セグメント利益は22,547千円(前年同期比50.1%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前期末に比べ476,963千円増加し、935,556千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、以下の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は115,223千円(前年同期は114,348千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の計上84,800千円、仕入債権の減少53,525千円による支出要因があったものの、売上債権の減少129,069千円、たな卸資産の減少44,227千円、のれん償却及び減価償却費等115,623千円などによる収入要因があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は269,990千円(前年同期は514,736千円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出724,000千円、敷金の差入による支出34,338千円があったものの、定期預金の払戻による収入1,024,000千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は91,750千円(前年同期は9,275千円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増額40,000千円、少数株主からの払込みによる収入51,000千円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05707] S1006KOL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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