シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10088G6

有価証券報告書抜粋 アゼアス株式会社 業績等の概要 (2016年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府及び日銀の経済・金融政策によって、企業業績に改善が見られ、引き続き緩やかな回復基調が見られましたが、中国等アジア諸国の経済成長の鈍化など不安定な状況が見られ、特に後半期にかけて世界経済の減速感が増しており、景気は依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような環境下、主力事業であります防護服・環境資機材事業においては、官公庁関連の大口需要への対応があり、増収増益となりましたが、たたみ資材事業をとりまく環境は引き続き厳しく、またアパレル資材事業及び中国子会社においても当初計画の売上を確保することができなかったため、当連結会計年度の売上高は10,134,134千円(前年同期比1.9%減)、営業利益は79,194千円(前年同期比54.5%減)、経常利益は91,679千円(前年同期比49.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は107,086千円(前年同期比4.4%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
防護服・環境資機材事業におきましては、化学工場やヘルスケア分野における防護服の新規需要の開拓を行い、震災復興関連では、引き続き東京電力福島第一原子力発電所事故作業に伴う需要への対応を進めてまいりました。また、新型インフルエンザ等の新型感染症に対し、国内の病院、自治体等の需要が発生し、対応を進めてまいりました。その結果、売上高は4,695,540千円(前年同期比9.6%増)、セグメント利益(営業利益)は376,752千円(前年同期比7.0%増)と増収増益となりました。
たたみ資材事業におきましては、消費増税に起因する需要減の影響が当連結会計年度も色濃く残されており、主力商品の畳表が供給過剰による相場の下落により顧客の購入意欲が減退し、期を通じて苦戦することになりました。フォーム、ボード等の畳床資材につきましては、下期に回復傾向に転じましたが、畳表の減少分を補うには至らず、売上面は、厳しい結果となりました。そのため、営業体制の見直しを実施し経費の削減に努めました。この結果、たたみ資材事業の売上高は1,396,022千円(前年同期比7.3%減)、セグメント利益(営業利益)は36,423千円(前年同期比66.9%増)となり減収増益となりました。
アパレル資材事業におきましては、当連結会計年度特に販売強化を行ったASEAN向け三国間貿易や中国を中心とした保税デリバリーによる売上が貢献したものの、学生服アパレルの生産調整と仕様変更を控えた一部大口ワーキングウエア案件の大幅減産に加え、特に下期においては暖冬の影響による冬物衣料の販売減による大幅減産が行われ、スポーツ・カジュアル分野以外の各分野において販売減となりました。また収益面でも価格競争が激化する中、海外商材を中心とした商品調達価格の上昇が利益率低下を招き、アパレル資材事業の売上高は3,032,782千円(前年同期比6.1%減)、セグメント利益(営業利益)は109,128千円(前年同期比20.7%減)と減収減益となりました。
なお、報告ゼグメントに配分していない一般管理費等の全社費用は415,662千円であります。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて345,867千円減少し、当連結会計年度末には1,424,648千円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果支出した資金は、126,827千円(前連結会計年度は、568,429千円の獲得)となりました。支出の主な内訳は、仕入債務の減少162,586千円、たな卸資産の増加119,255千円、未払消費税等の減少96,900千円、法人税等の支払額43,891千円であります。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益170,753千円、売上債権の減少113,579千円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果支出した資金は、188,811千円(前連結会計年度は、11,763千円の獲得)となりました。支出の主な内訳は、アゼアスデザインセンター秋田の建設など有形固定資産の取得による支出281,782千円であります。収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入106,796千円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果支出した資金は、17,050千円(前連結会計年度は、134,675千円の支出)となりました。支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出146,841千円、社債の償還による支出80,000千円、配当金の支払額60,124千円であります。収入の主な内訳は、長期借入れによる収入300,000千円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24248] S10088G6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。