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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100KYDS (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 アミタホールディングス株式会社 事業の内容 (2020年12月期)


沿革メニュー関係会社の状況

当社グループは連結財務諸表提出会社である当社、当社の連結子会社3社(アミタ株式会社、株式会社アミタ持続可能経済研究所、AMITA ENVIRONMENTAL STRATEGIC SUPPORT (MALAYSIA) SDN. BHD.)及び持分法適用関連会社1社(AMITA BERJAYA SDN. BHD.)により構成されております。当社グループは、「循環型社会システム」の提供を通じて、「持続可能社会=発展すればするほど自然資本と人間関係資本が増加する社会」の実現に貢献する未来デザイン企業を目指しております。
当社の連結子会社であった台灣阿米達股份有限公司は、2020年6月11日付で全株式を譲渡したため、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。
また、持分法適用関連会社であるAMITA KUB-BERJAYA KITAR SDN. BHD.は、2020年8月5日付でAMITA BERJAYA SDN. BHD.に社名を変更しております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
また、当連結会計年度より、報告セグメントを単一セグメントに変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

当社グループは、サステナブルな企業経営・自治体運営を目指す顧客との共創により、社会の持続性向上を目指す「社会デザイン事業」を提供しております。具体的には次のとおりであります。
(1) 企業の統合的サステナビリティ最適化支援、各種コンサルティング
顧客企業の持続性向上を目的に、長期ビジョンの策定から戦略立案・実行までトータルで支援しております。サーキュラーエコノミーや気候変動対策、ESG・SDGs経営等に関するメガトレンドの研修、サプライチェーンのリスク・機会分析、中長期ビジョン・ロードマップの作成、原料・資源の循環調達や循環スキーム構築の支援等を行っております。
(2) 環境管理業務効率化支援
煩雑かつリスクが高いとされる、企業の環境管理業務を支援するため、業務に必要な各種データを一元管理できるクラウドサービス、管理業務を一括で代行するアウトソーシングサービス等を提供しております。
(3) 地上資源製造(100%リサイクル)
発生品(注1)の成分や形状により、資源発生元(注2)から直接資源利用先(注3)への受入が困難な場合等に、アミタ㈱の地上資源製造施設において、セメント原料や非鉄原料等への利用が可能な状態にリサイクル(中間処理)し、地上資源として資源利用先へ提供しております。また、以下の地上資源について、有価物評価される場合には販売を行っております。
・セメント焼成用補助燃料及び非鉄製錬・製鉄業の代替燃料(スラミックス®)
・非鉄金属原料
・その他
なお、地上資源製造(100%リサイクル)は、アミタ㈱の他、アミタが地上資源製造技術を提供している協業企業のネットワークであるアミタ地上資源パートナーズや、持分法適用関連会社であるAMITA BERJAYA SDN. BHD.の地上資源製造施設でも行っております。

[フロー図]地上資源製造:アミタ㈱内にて発生品の加工を伴うもの

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(注)1.発生品とは、産業廃棄物及び有価物(注8)。
2.資源発生元とは、産業廃棄物の排出事業者及び原材料の仕入れ先。
3.資源利用先とは、産業廃棄物の受入事業者及び有価物の販売先。
4.アミタ㈱が行う地上資源製造(産業廃棄物の中間処理)に伴い発生する対価の受入。
5.アミタ㈱が製造した再生品を資源利用先が引き取る際の対価の支払。
6.再生品の販売による対価の受入。
7.発生品及び再生品の輸送に対する運送代金。
8.有価物とは、発生品のうちアミタ㈱が資源発生元に代金を支払って引き取ったもの及び資源利用先への販売が可能なもの。

資源利用先に対しては資源・素材の安定的な供給を行っております。発生品は生産過程において排出される廃棄物であるという性質上、安定した品質と物量の確保が困難であります。アミタ㈱は資源利用先の必要とする成分情報を正確に把握し、リサイクル提案時の分析・テスト等を通じて最適な発生品の探索を行うとともに、発生品の成分等が資源利用先の要求する基準に達しない場合にはアミタ㈱のリサイクル工場において加工処理を行うことで資源利用先の規格条件に適合する再生品を供給いたします。

(4) リサイクルオペレーション
アミタ㈱が提供するリサイクルオペレーションは、資源発生元の工場等から発生する発生品や発生工程(製造工程)の調査分析を行い、適切な再生方法の企画・立案と効率的な物流ルートの検討を通じて資源発生元に対して最適なリサイクル提案を行います。提案に基づいてアミタ㈱は資源利用先や運送業者の紹介を行い出荷調整や配車手配、代金支払業務(複数の資源利用先に対する代金支払を一括して当社に行っていただき支払業務の簡略化とコスト削減を行います。)等の煩雑なオペレーションに関してサービス提供を行います。

[フロー図]リサイクルオペレーション:発生品が廃棄物の場合

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リサイクルオペレーションの流れ
リサイクル提案発生品の分析・リサイクル方法の検討資源発生元の発生品サンプルの分析、発生工程の確認等を行い再資源としての利用方法やリサイクル方法を検討。必要な場合には、発生工程の改善案(作業内容・機器等の導入)を提案。
資源利用先の選定想定される資源利用先・運送業者を複数選定し各社と受入れ規格等、諸条件を調整。
報告書・見積書提出資源発生元に対してアミタ㈱内での地上資源製造も含め、リサイクル方法を提案。
リサイクル業務に関わる各種オペレーション初期条件設定資源利用先・運送業者と小ロットでの搬入テストを実施。また、必要な場合には自治体との事前協議にも対応。
運用運送業者への配車調整、資源発生元及び資源利用先の入出荷調整を実施。品質・荷姿・納期遅れ等の各種トラブルにも随時対応・調整。また、資源発生元から資源利用先への処理費用の支払業務を代行。
継続的な見直し発生品の成分変更時等にはリサイクルの改善提案を実施。

(5) 資源販売
発生品が有価物の場合には、資源発生元から発生品を仕入れ、資源利用先へ販売を行っております。

[フロー図]資源販売:発生品が有価物の場合

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(6) 環境認証審査サービス
アミタ㈱は、適切な森林経営・管理に関する認証(FSC®・FM認証)及び認証木材を使用した製品管理に関する認証(FSC®・COC認証、PEFC™・COC認証)の審査並びに監査業務を行っております。また、MSC認証機関として水産物の加工流通過程の管理の認証(MSC・COC認証)、ASC認証機関として養殖場の認証(ASC・FARM認証)及び加工流通過程の管理の認証(ASC・COC認証)業務も行っております。

(7) 地域のサステナビリティ向上を支援する調査・研究・事業開発等
アミタ㈱は、サステナブルな地域運営を目指す自治体・企業等と連携して、地域の4大課題(少子高齢化・人口減少・雇用縮小・社会保障費の増大)を解決する自立分散型の地域創生に向けた調査・研究・事業開発等を行っております。

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E23634] S100KYDS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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