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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CM4I

有価証券報告書抜粋 アース製薬株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたりましては、決算日における財政状態、経営成績に影響を与えるような見積りや予測が必要となりますが、これらの会計処理については会計監査諸法規をもとに、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる基準により見積り及び判断を行っております。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析

① 売上高
当連結会計年度における売上高は1,797億38百万円(前期比 6.7%増)となりました。
セグメント別に見ると、「家庭用品事業」の売上高は1,646億16百万円(前期比 6.6%増)となりました。増収の主な要因としては、国内における洗口液『モンダミン』、知覚過敏予防ハミガキ『シュミテクト』、入浴剤『温泡』、消臭芳香剤『スッキーリ!』の売上増、また海外における虫ケア用品の売上増などが挙げられます。
「総合環境衛生事業」の売上高は235億19百万円(前期比 7.2%増)となりました。増収の主な要因としては、食に対する「安全・安心」意識の高まりを受け、主要な契約形態である年間契約について、件数・保有金額ともに増加したことなどが挙げられます。
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率
家庭用品事業154,404164,61610,212+6.6%
総合環境衛生事業21,93523,5191,584+7.2%
(調整額)△7,834△8,398△563
合計168,505179,73811,233+6.7%


② 営業利益及び経常利益
当連結会計年度における営業利益は44億56百万円(前期比 19.7%減)となりました。
セグメント別に見ると、「家庭用品事業」のセグメント利益(営業利益)は32億91百万円(前期比 18.9%減)となりました。この主な要因としては、増収により売上総利益が増加した一方、販売促進費の増加、海外での積極的なマーケティングの実施、A My Gia Joint Stock Companyの買収に伴うのれん償却額の発生などがあったことが挙げられます。
「総合環境衛生事業」のセグメント利益(営業利益)は13億49百万円(前期比 5.9%増)となりました。この主な要因としては、将来の成長に向けた人材投資を増やした一方で、増収に伴い売上総利益が増加したことが挙げられます。
当連結会計年度における営業外損益は5億30百万円(前期比 20.0%増)となりました。この主な要因としては、受取配当金、為替差益がそれぞれ増加したことなどが挙げられます。
以上の結果、当連結会計年度における経常利益は49億87百万円(前期比 16.8%減)となりました。

③ 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は22億5百万円(前期比 34.5%減)となりました。
これは、経常利益の減少に加えて、前期に計上した特別利益(計6億8百万円)の反動(当期は1億70百万円)、非支配株主に帰属する当期純利益5億44百万円計上したことなどによるものです。


(3) 財政状態の分析

① 資産の部
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末より7億61百万円減少し571億23百万円となりました。これは、売上債権が12億1百万円増加したものの、現金及び預金が15億26百万円、たな卸資産が5億29百万円減少したことなどによるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末より115億62百万円増加し610億44百万円となりました。これは、A My Gia Joint Stock Companyの買収によりのれんなど無形固定資産が71億23百万円増加したことや、投資有価証券が18億11百万円、退職給付に係る資産が11億71百万円増加したことなどによるものです。

② 負債の部
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末より58億58百万円増加し530億24百万円となりました。これは、仕入債務が20億34百万円、短期借入金が28億61百万円、1年内返済予定の長期借入金が13億74百万円増加したことなどによるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末より36億5百万円増加し146億14百万円となりました。これは、長期借入金が25億16百万円、繰延税金負債が13億48百万円増加したことなどによるものです。

③ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末より13億36百万円増加し505億29百万円となりました。これは、主にその他有価証券評価差額金が10億48百万円増加したことによるものです。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

当該内容につきましては、13ページに記載の「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」のとおりです。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01015] S100CM4I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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