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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024Z2

有価証券報告書抜粋 イリソ電子工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、豊かな価値を作り、社会貢献に努めるという経営理念のもとに重点市場である自動車機器、デジタル機器、インダストリアル機器に使用される製品及び新技術の開発を中心に取組んでおります。また、中国国内に展開する機器メーカーが相次いで現地での開発体制を積極的に整備するなか、当社は日本国内の設計開発部門の他に、上海に開設した技術センターにて技術強化を推進しております。その他の海外重要販売拠点では、技術スタッフの常駐化によるグローバル・エンジニアリング・ネットワークの構築を目指しており、今後も、欧米諸国と新興国への市場展開を考慮し、さらなる強化を進めて参ります。
最近の研究開発活動は次のとおりであります。
(1) オートモーティブ機器用製品
今やカーナビゲーションは、行く先をナビゲーションする機能だけではなく、ボディー制御、特に各種センサーの情報や車外から取り込んだ情報が集中するコアデバイスとなってきています。カーナビゲーションの情報量は増加し、処理される速度も速くなる事から、使用されるコネクタは高速伝送化への対応が必須となります。また、高速伝送化によるノイズ対策品も必要になると考えられます。そこで、フローティングBtoBで高速伝送対応とノイズ対策を行った製品開発を行いました。一方ノイズに影響されないPOF(プラスティック光ファイバー)も導入されておりますので、POF付コネクタの開発も行っております。
今後も各種高速伝送用のコネクタを積極的に提案して参ります。
近年は、安全性・環境性などの要求が強まり、従来の機能にプラスされた機能要求が求められております。機器の小型化・軽量化により、内部コネクタでも小型、軽量、高効率の要素が必要となってきております。当社では、高電流対応BtoBコネクタの開発を完了し量産準備段階となりました。
近未来には市場の中心をなす電気自動車用、ハイブリット車、燃料電池車には、電子制御は必須であり電子機器の数量が増加傾向にあります。新しい機器には、従来と違い使用する部品も構成も変化すると考えており、新しい接続の提案を積極的に行って参ります。
(2) デジタル機器用製品
デジタル機器全般に、映像信号の高精細化が進められてきております。高精細を実現するためには、機器内部の高速化が必要とされると考えられ、高速伝送に対応した技術展開に積極的に取組んで参ります。当社では、高速伝送及び容易な操作性を実現したAutoLockのコネクタの量産を開始しました。
また、カメラ機器対応品の開発も行い量産開始いたしました。
(3) OA/FA機器及び産業機器用製品
OA/FA機器及び産業機器は多機能化が進み、機器内の伝送スピードが速くなり、ノイズ対策を含めた、高速対応の性能が求められております。
当社は、車載用で開発されたコネクタを中心に同市場への販売を開始しました。
また、近年導入が進みつつある、スマートグリッド関連への商品開発も完了しました。

なお、当連結会計年度における研究開発費の金額は8億4千1百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02009] S10024Z2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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