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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024Z2

有価証券報告書抜粋 イリソ電子工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、総じて緩やかな回復傾向が続きました。米国では財政の壁を回避し、また個人消費が堅調に推移するなど回復傾向で推移しました。欧州ではウクライナ問題が年度末に発生したものの、ドイツなどの主要国経済が牽引し、先進国は総じて回復傾向となりました。一方、新興国では、中国経済は減速したものの、成長を維持するなど、全体的に景気は緩やかに回復しております。
わが国経済におきましても、政府・日銀による財政金融政策などを背景に、円安・株価高が進行し、企業収益の改善や個人消費に持ち直しの動きが見られ、景気は回復基調で推移しました。
このような事業環境の下、当社グループは、前期に比して円安で推移したことに加え、主力市場である車載分野で米国市場を筆頭に、グローバル市場全体での販売強化が功を奏し、大幅な増収となりました。また、損益面におきましても、円安傾向で推移したことにより大幅な増益効果があり、更には材料費の削減や部材の現地調達の促進、製造工程における内製化・合理化を進め、前期比で大幅な増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前期比32.5%増の328億3千8百万円となりました。営業利益は前期比119.9%増の56億3千5百万円、経常利益は同103.6%増の62億3千3百万円、当期純利益は同139.0%増の43億9千9百万円となりました。

セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
〔日本〕
国内においては、車載関連市場が好調に推移した結果、売上高は前期比5.8%増加の70億5千8百万円となりました。営業利益は4.2%減少の21億2千8百万円となりました。
〔アジア〕
アジア地域においては、車載関連市場が好調に推移した結果、売上高は前期比33.0%増加の157億7千6百万円となりました。営業利益は220.4%増加の42億2千3百万円となりました。
〔欧州〕
ヨーロッパ地域においては、現地自動車関連メーカーへの販売が回復したことにより、売上高は前期比46.7%増加の55億9千3百万円となりました。また、営業損失は7千万円(前期は営業損失2億2千9百万円)となりました。
〔北米〕
北米地域においては、米国自動車メーカーを中心とする車載関連市場において売上を伸ばし、売上高は前期比80.8%増加の44億9百万円となりました。営業利益は17.4%増加の1億5千5百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により62億1千8百万円増加し、投資活動により24億6千9百万円減少し、財務活動により21億6千7百万円減少した結果、76億3千4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益57億5千8百万円、減価償却費27億4千3百万円などに伴う資金の増加に対し、売上債権増加額6億9千6百円、仕入債務減少額7億7千4百万円、法人税等の支払額13億8千8百万円などに伴う資金の減少を差し引き、62億1千8百万円の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金は、有形固定資産及び無形固定資産の取得24億7千8百万円の支出などにより、24億6千9百万円の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金は、短期借入金の返済18億7千5百万円、長期借入金の返済6千1百万円、配当金の支払2億2千8百万円などにより、21億6千7百万円の減少となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02009] S10024Z2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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