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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051AB

有価証券報告書抜粋 イリソ電子工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、全体的に緩やかな回復傾向となりました。先進国においては、米国は一時的な鈍化は見られたものの、景気は回復基調で推移しております。欧州は金融緩和の影響もあり、回復の兆しが見え始めました。一方、新興国においては、中国をはじめ緩やかな拡大基調で推移しました。
わが国経済におきましては、消費税増税の影響による需要減があったものの、円安や原油安を背景に企業収益の増加傾向が続き、回復基調を維持しました。
このような事業環境の下、当社グループは、グローバル市場の販売活動が功を奏し、車載分野において、電装化や安全運転支援技術の進歩によるADAS(先進運転支援システム)の搭載の加速に伴い、車載カメラ、ミリ波レーダー向けが伸長し、加えて円安による押上効果も一段と進み、売上が順調に推移しました。また、ゲーム機向けが好調に推移したコンシューマー市場、インダストリアル市場においても、それぞれ順調に売上が増加しました。損益面におきましても材料費の削減等による原価低減効果も寄与し、前期比で増収増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前期比13.3%増の372億1千4百万円となりました。営業利益は前期比21.9%増の68億7千2百万円、経常利益は同10.8%増の69億9百万円、当期純利益は同15.2%増の50億6千8百万円となりました。

セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
〔日本〕
国内においては、コンシューマー分野が低調に推移したことから、売上高は前期比0.8%減少の70億円となりました。営業利益は3.0%減少の20億6千4百万円となりました。
〔アジア〕
アジア地域においては、車載関連市場が好調に推移した結果、売上高は前期比13.4%増加の178億8千6百万円となりました。営業利益は28.2%増加の54億1千4百万円となりました。
〔欧州〕
ヨーロッパ地域においては、現地自動車関連メーカーへの販売が好調に推移した結果、売上高は前期比16.9%増加の65億3千7百万円となりました。また、営業利益は1億2千5百万円(前連結会計年度は営業損失7千万円)となりました。
〔北米〕
北米地域においては、米国自動車メーカーを中心とする車載関連市場において売上を伸ばし、売上高は前期比31.3%増加の57億9千万円となりました。営業利益は72.0%増加の2億6千7百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により77億2千6百万円増加し、投資活動により42億8千7百万円、財務活動により6億1千万円、それぞれ減少した結果、前連結会計年度に比べ34億5千5百万円増加し、110億8千9百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益66億5百万円、減価償却費29億2千万円に伴う資金の増加に対し、仕入債務減少額6億6千1百万円、法人税等の支払額15億2千6百万円に伴う資金の減少を差し引き、前期比24.3%増の77億2千6百万円の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金は、有形固定資産及び無形固定資産の取得43億7千1百万円の支出により、前期比73.6%増の42億8千7百万円の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金は、短期借入金の返済9千3百万円、長期借入金の返済5千6百万円、配当金の支払4億5千7百万円により、前期比71.8%減の6億1千万円の減少となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02009] S10051AB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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