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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AMT7

有価証券報告書抜粋 イリソ電子工業株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における世界経済は、英国のEU離脱問題による混乱や米国の政権交代等による先行き不透明感がみられました。先進国においては、米国及び欧州での個人消費の拡大等により緩やかな回復傾向で推移し、一方、新興国においては、ベトナム、フィリピンでは成長を維持したものの、中国では成長の鈍化がみられました。
わが国の経済におきましては、個人消費の減速がみられ、また、急激な為替相場の変動による影響があったものの、雇用の改善やアジア向け輸出を中心に、堅調に推移しました。
このような事業環境の下、当社グループは、主力市場である車載分野においてはグローバルでの販売活動が功を奏し、電装化や安全運転支援技術の進歩によるADAS(先進運転支援システム)の普及増により、車載カメラ、ミリ波レーダー向けが堅調に推移し、パワートレイン系では三次元可動BtoBコネクタ“Z-Move™”の販売が増加しました。一方、為替相場の円高傾向の影響、上半期での中華・韓国圏での当社コネクタの搭載車の需要減及び熊本地震による当社顧客の生産減等により、売上高は前期比1.7%減の375億4千7百万円となりました。
一方、製造工程におけるさらなる自動化及び部品の内製化等の合理化による原価低減が寄与し、営業利益は前期比1.4%増の66億6千1百万円、経常利益は同2.3%増の67億5千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同20.5%増の48億7千5百万円となりました。

セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
〔日本〕
国内においては、車載関連市場やインダストリアル市場において売上を伸ばし、売上高は前期比14.9%増の80億2千2百万円となりました。営業利益は59.4%増の48億7千9百万円となりました。
〔アジア〕
アジア地域においては、円高の影響や、コンシューマー分野が低調に推移したことから、売上高は前期比7.4%減の163億1千3百万円となりました。営業利益は37.3%減の27億1千3百万円となりました。
〔欧州〕
ヨーロッパ地域においては、円高の影響があったものの、車載関連市場において売上を伸ばし、売上高は前期比0.3%増の63億5千6百万円となりました。また、営業利益は前期比936.0%増の4億8千7百万円となりました。
〔北米〕
北米地域においては、円高の影響により、売上高は前期比5.7%減の68億5千5百万円となりました。営業利益は48.9%減の1億6千1百万円となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により66億4百万円、財務活動により12億6千万円、それぞれ増加し、投資活動により54億6百万円減少した結果、前連結会計年度に比べ21億9千1百万円増加し、152億4千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益67億5百万円、減価償却費34億2百万円、仕入債務の増加額7億4千3百万円に伴う資金の増加に対し、売上債権の増加額9億2千4百万円、たな卸資産の増加額6億5千8百万円、法人税等の支払額24億1千万円に伴う資金の減少を差し引き、前期比23.2%減の66億4百万円の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金は、有形固定資産及び無形固定資産の取得54億3千1百万円の支出により、前期比0.7%増の54億6百万円の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金は、自己株式の処分による収入22億4千1百万円に伴う資金の増加に対し、長期借入金の返済5千6百万円、配当金の支払9億2千2百万円に伴う資金の減少を差し引き、12億6千万円の増加(前期は7億4千4百万円の減少)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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