シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022Y6

有価証券報告書抜粋 インヴァスト証券株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、アベノミクスによる積極的な経済政策の効果等により、株価の上昇や円安が消費や輸出を後押しし、回復基調を継続しました。
当初は、円安に伴う輸入物価の上昇や、需要増を背景として5月の消費者物価指数が7ヶ月ぶりにマイナス圏を脱する等、随所にデフレ脱却の兆しがみえ、景気回復基調を強めました。
秋にかけては、中国経済の減速懸念や米国の暫定予算の不成立により、外需に対して先行き不透明感が広がったものの、年末にかけてはNYダウが最高値を更新したことや、ユーロ圏景気が緩やかながら回復基調になったこと等が我が国の輸出を大きく後押し、企業業績を押し上げました。
年度末にかけては、新興国の景気回復ペースが鈍化していることやウクライナ情勢が緊迫化する一方、好調な内需が足元の景気を支えました。
このような環境の中、外国為替相場は、株高によりリスクを許容しやすくなった資金が円から外貨に流れたことや、好調な米経済を背景としたドル買い等により5月にはドル円が約4年ぶりに100円台を突破しました。
その後、中国経済統計の悪化をきっかけに93円台まで下落したものの、2014年1月には米国の量的緩和縮小観測から一時105円台半ばまで上昇する場面もありました。
株式市場は、アベノミクスを背景とした黒田日銀総裁の異次元緩和を受けて、外国人投資家等の買いが相場水準を大きく押し上げました。
このような経済状況のもとで、当社は店頭外国為替証拠金取引において、主に選択型FX自動売買サービス「シストレ24」の事業拡大に注力し、豊富なストラテジーの提供、運用支援ツール「Myシストレ24」のスマートフォン版リリース、「ストラテジーアワード2013」の開催等、様々な施策を実施いたしました。
取引所為替証拠金取引においては、吸収分割による事業承継を行い口座数が大幅に増加いたしました。
また、当連結会計年度においては、当社初となる海外子会社の事業開始や、オートパイロット型裁量FX「トライオート」のサービスを開始する等、新たな事業展開により収益源の多様化を図っております。
こうして当社グループの当連結会計年度の営業収益は42億13百万円となり、これから金融費用1百万円を差し引いた純営業収益は42億11百万円となりました。
販売費・一般管理費は全体で40億18百万円、純営業収益から販売費・一般管理費を差し引いた営業利益は1億93百万円、経常利益は2億64百万円となりました。
また、当連結会計年度において、当社が保有する投資有価証券の一部売却を行ったことにより、38億25百万円の投資有価証券売却益を特別利益として計上しており、これらの結果、当期純利益は39億31百万円となりました。
なお、当社単体での営業利益は4億61百万円、経常利益は5億44百万円、当期純利益は42億12百万円となりました。

セグメントの業績概況は次のとおりであります。各セグメントにおける純営業収益は、取引所清算手数料等の取引関係費と相殺表示しております。詳細は、「注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

当社の報告セグメントは、「取引所FX取引」及び「店頭FX取引」の2区分としておりましたが、第3四半期連結会計期間より、海外連結子会社 Invast Financial Services Pty Ltd.の事業開始にあわせて、「海外金融事業」を新設し、「取引所FX取引」、「店頭FX取引」及び「海外金融事業」の3区分に変更しております。

セグメント名称 事業の内容会社
報告
セグメント
取引所FX取引 「くりっく365」 インヴァスト証券㈱
店頭FX取引 「FX24」、「シストレ24」、
「トライオート」
インヴァスト証券㈱
海外金融事業 店頭FX、店頭CFDInvast Financial Services Pty Ltd.
その他 「くりっく株365」、店頭CFD※インヴァスト証券㈱
※当社の店頭CFDは2013年9月13日をもってサービスを終了しております。

①取引所FX取引
取引所FX取引は、東京金融取引所における為替証拠金取引サービス「くりっく365」の提供を行っております。
当連結会計年度においては、事業基盤の拡大を目的とし、吸収分割により株式会社サイバーエージェントFX(現ワイジェイFX株式会社)の「くりっく365」事業を承継いたしました。
こうして、取引所FX取引における純営業収益は11億55百万円となり、セグメント利益は2億78百万円となりました。

②店頭FX取引
店頭FX取引は、店頭外国為替証拠金取引「FX24」、「シストレ24」及び「トライオート」の提供を行っております。当連結会計年度においては、2011年11月よりサービスを開始した選択型FX自動売買サービス「シストレ24」の総口座数が、2014年1月に6万口座を突破する等、順調に事業を拡大いたしました。
また、2014年3月10日より相場の方向はトレーダーが決め、後はオートパイロットが自動売買をするという新しいFXサービス「トライオート」のサービスを開始しております。
こうして、店頭FX取引における純営業収益は26億62百万円となり、セグメント利益は1億76百万円となりました。

③海外金融事業
海外金融事業は、オーストラリアの子会社Invast Financial Services Pty Ltd.(以下「IFS」といいます。)が店頭FX取引及び店頭CFD取引を行っております。
2013年2月に設立したIFSの決算日は12月31日となっているため、当連結会計年度においてはIFSの2月(設立)から12月までの実績を反映しております。
IFSは7月下旬から事業を開始しており、12月までの5ヶ月弱における純営業収益は47百万円となりました。
一方、営業開始に伴う初期投資や、企業認知度の向上のためのプロモーション活動を行ったこと等により、3億15百万円の販売費・一般管理費を計上した結果、セグメント損失は2億67百万円となりました。

④その他
その他、当社では東京金融取引所における株価指数証拠金取引「くりっく株365」のサービスを取り扱っております。なお、店頭CFDは、2013年9月13日をもってサービスを終了いたしました。
当連結会計年度におけるその他の事業(くりっく株365・店頭CFD)による純営業収益は49百万円となり、セグメント利益は5百万円となりました。

なお、当連結会計年度は連結財務諸表の作成初年度であるため、前年同期との比較分析は行っておりません。
(以下、「(2)キャッシュ・フロー」、「2 業務の状況」及び「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」においても同じ。)

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、61億20百万円となりました。
各項目別の増減内容は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、9億9百万円の資金減少となりました。
資金の主な増加要因は、税金等調整前当期純利益による40億56百万円、取引所・カバー先への短期差入保証金の減少による42億38百万円のほか、外為取引未収入金の減少による8億円であります。
主な減少要因は、投資有価証券売却益38億19百万円、受入保証金の減少による61億84百万円、外為取引未払金の減少による10億66百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、38億15百万円の資金増加となりました。
主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入51億58百万円、主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出16億29百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出4億50百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、7億62百万円の資金減少となりました。これは、主に自己株式の取得による支出5億71百万円、配当金の支払い1億87百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03821] S10022Y6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。