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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TB3

有価証券報告書抜粋 イーグル工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済情勢は、中国経済の成長鈍化が鮮明となり、アジア新興国経済も停滞が続きました。米国経済は内需の拡大により比較的好調に推移しましたが、第4四半期に入り金融市場の不安定化を背景にやや慎重な見方も出てきました。欧州では引き続き金融緩和による景気刺激策が維持されましたが実体経済の回復ペースは緩慢なものにとどまりました。また、原油価格の低迷が長期化し資源国経済への影響も懸念されるようになり、総じて不透明感が高まる状況となりました。
日本経済は年度前半においては、金融緩和政策を背景に緩やかな企業業績の回復が進みましたが、年度後半以降、金融市場の不安定化や企業業績の先行き懸念等により足踏みが見られる状況となりました。
このような経済環境のもと当社事業においては、年度前半では各セグメントとも比較的堅調に推移したものの、第3四半期以降、円高の進行、舶用業界向け事業の需要鈍化等によりやや減速を余儀なくされました。
その結果、当連結会計年度の売上高は1,433億96百万円(前期比3.8%増)、営業利益は139億71百万円(前期比3.6%減)、経常利益は148億58百万円(前期比11.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は91億99百万円(前期比3.3%減)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
セグメント別の事業状況は次のとおりであります。
[自動車・建設機械業界向け事業]
当事業は、建設機械向け製品の販売は中国市場の低迷が続き伸び悩みましたが、自動車向け製品の販売が北米を中心に堅調に推移したこと及び欧州での新会社買収により、当セグメントの売上高は876億64百万円(前期比2.7%増)となりました。営業利益は77億92百万円(前期比18.3%減)となりました。
[一般産業機械業界向け事業]
当事業は、インドなど海外での販売が堅調に推移したことから、当セグメントの売上高は326億60百万円(前期比1.0%増)、営業利益は32億93百万円(前期比46.3%増)となりました。
[舶用業界向け事業]
当事業は、交換部品需要が第3四半期以降減速したものの通期では増加したことにより、当セグメントの売上高は138億89百万円(前期比7.6%増)、営業利益は26億70百万円(前期比1.5%増)となりました。
[航空宇宙・光工学業界向け事業]
当事業は、航空宇宙関連製品及び光工学向け製品の販売がともに増加したことにより、当セグメントの売上高は91億81百万円(前期比21.3%増)、営業利益は1億90百万円(前期比278.2%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は180億69百万円となり、前連結会計年度末対比1億58百万円の増加となりました。
各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は181億77百万円(前期比29.0%増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益147億64百万円、減価償却費69億56百万円、のれん償却額7億37百万円を計上した一方、法人税等の支払額54億29百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は136億27百万円(前期比7.7%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出115億62百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出16億77百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は27億74百万円(前期比35.7%増)となりました。これは主に自己株式の売却による収入8億40百万円、借入金の純増額8億1百万円の一方、配当金の支払額合計32億58百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出10億33百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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