有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004S6X
ウエルシアホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年2月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、金融政策をはじめとする経済政策等による円安及び原油安傾向の継続を受け、消費税の増税後の落ち込みからやや持ち直し、緩やかな景気回復基調が推移いたしました。しかしながら、海外を含む不透明な経済情勢等により、消費マインドは依然として回復していない状況にあります。ドラッグストア業界におきましては、異業種参入、業務・資本提携やM&A等の生き残りをかけた業界再編の動きが一段と加速する中、出店競争や価格競争の激化はもとより、医薬品のネット販売解禁など当社グループを取り巻く環境は一段と厳しい状況となっております。
2014年9月1日に行ったグループ子会社の統合を機に、グループ各社の本部組織の統合、ウエルシアモデルの推進のための既存店の大規模改装及びお客様のニーズに対応する商品戦略の推進や販促施策の強化に取り組んでまいりました。既存店売上高につきましては、調剤部門が牽引し引続き好調に推移いたしました。一方、本部組織の統合による一時的な人件費の増加や店舗改装により販売管理費が増加いたしましたが、今後は、一段と業務効率化に努め、人時生産性の効率化等を図りつつ、収益性の向上に努めてまいります。
出店と閉店につきましては、出店エリアの拡大とドミナント強化に積極的に取り組み、48店舗の新規出店と12店舗の閉店を行いました。これに、2014年11月28日付で連結子会社化した聯華毎日鈴商業(上海)有限公司の5店舗を加え、当連結会計年度末における店舗数は992店舗(前期末比41店舗増)となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高191,991百万円、営業利益5,999百万円、経常利益6,611百万円及び当期純利益3,596百万円となりました。
(単位:百万円)
区 分 | 前年同期 (自 2013年9月1日 至 2014年2月28日) | 当連結会計年度 (自 2014年9月1日 至 2015年2月28日) | 前年同期比 (%) |
売上高 | 172,327 | 191,991 | 111.4 |
営業利益 | 7,235 | 5,999 | 82.9 |
経常利益 | 7,542 | 6,611 | 87.7 |
当期(四半期)純利益 | 3,977 | 3,596 | 90.4 |
なお、当社グループは、医薬品・調剤・化粧品等を中心とした小売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。
(店舗の出店・閉店状況)
(単位:店)
前期末店舗数 | 統合等による 増減数 | 出店数 | 閉店数 | 当期末店舗数 | |
(2014年8月31日) | (2015年2月28日) | ||||
ウエルシア薬局(注) | 711 | 240 | 48 | 12 | 987 |
(内、調剤取扱店) | (522) | (687) | |||
(内、深夜営業店) | (604) | (804) | |||
高田薬局 | 146 | △146 | - | - | - |
(内、調剤取扱店) | (93) | (-) | |||
(内、深夜営業店) | (90) | (-) | |||
ウエルシア関西 | 94 | △94 | - | - | - |
(内、調剤取扱店) | (48) | (-) | |||
(内、深夜営業店) | (69) | (-) | |||
聯華毎日鈴商業(上海) | - | 5 | - | - | 5 |
(内、調剤取扱店) | (-) | (-) | |||
(内、深夜営業店) | (-) | (-) | |||
合 計 | 951 | 5 | 48 | 12 | 992 |
(内、調剤取扱店) | (663) | (687) | |||
(内、深夜営業店) | (763) | (804) |
(注) 2014年9月1日付でウエルシア関東株式会社は、ウエルシア薬局株式会社に商号変更しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ16,853百万円減少し、9,036百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
なお、2015年2月期は、決算日を8月31日から2月末日に変更したことに伴い6ヶ月の変則決算となっているため、前年同期比については記載しておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,944百万円となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益5,689百万円に対して、収入の主な内訳は非資金費用である減価償却費3,369百万円、仕入債務の増加額1,105百万円であり、支出の主な内訳は売上債権の増加額1,371百万円、たな卸資産の増加額4,379百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は14,788百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出5,018百万円、関係会社預け金の預入による支出8,000百万円があったこと等によるものであります
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は6,025百万円となりました。
これは主に、長期借入れによる収入1,200百万円に対して、短期借入金の減少額3,000百万円、長期借入金の返済による支出1,793百万円があったこと等によるものであります。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21035] S1004S6X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。