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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056V0

有価証券報告書抜粋 エコナックホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、当社グループの不動産事業、繊維事業、化粧品事業及びゴルフ場事業から形成されております。

(2)当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①財政状態の分析
(資産)
資産合計は、前連結会計年度比652,373千円増の6,142,979千円となりました。
この主な要因は、建設仮勘定が増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度比464,568千円増の2,131,130千円となりました。
この主な要因は、短期借入金や資産除去債務が増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度比187,805千円増の4,011,848千円となりました。
この主な要因は、株式の発行により資本金及び資本剰余金が増加したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度と比べ2.8ポイント減少し62.2%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度と比べ86銭減少し44円72銭となりました。
②経営成績の分析
当連結会計年度における当社グループの経営成績につきましては、不動産事業におきましては、東京都港区西麻布のテナントビルの安定した賃料収入を確保することができました。また、2013年10月に取得した同ビルの賃貸住宅部分の新規入居者数が想定を上回るペースで推移したことにより、温浴施設建設のため東京都新宿区歌舞伎町の駐車場運営を終了したことによる収入減をカバーしました。その結果、不動産事業の売上高は182,102千円(前連結会計年度比4.1%増)、営業利益は120,148千円(前連結会計年度比0.4%増)となりました。
繊維事業におきましては、子会社の日本レース株式会社が女性向けアウターウェア用刺繍レースの企画販売を中心に営業活動を展開しております。当連結会計年度は、前年度に続いてレース素材を使用したファッションが好まれる傾向にあり、高級感を求めるミセス系アパレルブランドからの受注を多く得られました。ヒット商品としては、綿レースのインチ柄の後染め商品等がありました。その結果、繊維事業の売上高は100,227千円(前連結会計年度比3.4%増)、営業利益は9,299千円(前連結会計年度比14.7%減)となりました。
化粧品事業におきましては、子会社の日本レース株式会社が化粧品及び医薬部外品のOEM製造・販売を行っており、主にインターネット販売、通信販売、理美容業界、エステサロン、ドラッグストア向けの商品を製造し、洗顔料、シャンプー、リンス、クリーム、化粧水、美容液、育毛剤、歯磨き等、幅広く取り扱っております。当連結会計年度は、前年度に引き続きオールインワン美容液やホテル向けのアメニティ商品のOEM受注が好調でありました。また、採算性を重視したOEM受注や経費削減に注力いたしました。その結果、化粧品事業の売上高は247,649千円(前連結会計年度比7.4%減)、営業利益は15,259千円(前連結会計年度比59.9%増)となりました。
ゴルフ場事業におきましては、子会社の伊豆スカイラインカントリー株式会社が伊豆スカイラインカントリー倶楽部を運営しております。当連結会計年度は、2014年10月の天候不良の影響等により年間来場者数は前年をやや下回りました。また、新規会員の入会者数が伸び悩みました。その結果、ゴルフ場事業の売上高は291,607千円(前連結会計年度比9.0%減)、営業利益は4,964千円(前連結会計年度比77.9%減)となりました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ38,172千円減少し、821,587千円となりました。
売上原価につきましては、化粧品事業及びゴルフ場事業の売上高の減少に伴い売上原価も減少いたしました。その結果、当連結会計年度の売上原価は前連結会計年度に比べ19,110千円減少し、537,110千円となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、福利厚生費、租税公課などが減少したことにより、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べ30,044千円減少し、292,898千円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の営業損失は8,421千円(前連結会計年度は営業損失19,403千円)となりました。

営業外収益につきましては、受取保険金の増加などにより前連結会計年度に比べ10,824千円増加し、33,613千円となりました。
営業外費用につきましては、支払手数料の減少などにより前連結会計年度に比べ8,929千円減少し、31,156千円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の経常損失は5,964千円(前連結会計年度は経常損失36,700千円)となりました。

特別利益につきましては、預託金償還益の増加などにより、前連結会計年度に比べ62,821千円増加し、65,361千円となりました。
特別損失につきましては、減損損失の増加により、前連結会計年度に比べ84,081千円増加し、85,609千円となりました。
以上の結果、税金等調整前当期純損失は26,211千円(前連結会計年度は税金等調整前当期純損失35,688千円)となりました。

法人税等につきましては、法人税等調整額の増加により前連結会計年度に比べ47,603千円増加し、49,336千円となりました。
少数株主利益につきましては、伊豆スカイラインカントリー株式会社の当期純損失の計上に伴い、当連結会計年度の少数株主損失は17,262千円(前連結会計年度は少数株主利益8,432千円)となりました。
以上の結果、当期純損失は58,285千円(前連結会計年度は当期純損失45,852千円)となりました。

③キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

(3)経営戦略の現状と見通し
不動産事業におきましては、東京都港区西麻布のテナント及び賃貸住宅の安定収入を軸に、保有土地の有効利用等に取り組み業績拡大に努めます。
繊維事業におきましては、繁忙期における生産工場の確保、納期管理を徹底いたします。2015年6月以降は、下期の受注確保のため企画商品を整備し、アパレルの春夏展示会に向け販促活動を行ってまいります。
化粧品事業におきましては、設備・品質管理を強化・徹底するとともに、既存及び新規のOEM受注先へ積極的に営業活動を展開いたします。また、製造・充填・仕上の一貫製造だけでなく、仕上工程のみの作業も積極的に受注し、ラインに空きがないよう取り組んでまいります。
ゴルフ場事業におきましては、伊豆スカイラインカントリー倶楽部にて、より多くのお客様にご来場いただけるよう、各種ゴルフコンペ企画の提案やコースコンディションの維持に力を入れてまいります。老朽化したコース管理機械やクラブハウス施設の整備については、必要性に応じて切り替えを実施いたします。
新規事業として、温浴事業の開始を予定しております。東京都新宿区歌舞伎町に2015年7月オープン予定の温浴施設では、都心でゆっくりと過ごせる高級感に溢れた快適な癒しの空間を提供し、多くのお客様にお楽しみいただけるよう努めてまいります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00576] S10056V0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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