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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G68I

有価証券報告書抜粋 エスケー化研株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社研究技術開発グループは、建築用、住宅用、建材用等各分野において、材料の基礎研究、先進製品開発技術をベースに、製品の高機能化、高級化、高付加価値化を目指し、新市場への製品開発、需要開発を推進しております。当連結会計年度の研究開発活動は、当社において、従来の技術開発を主に行う第一技術研究所と耐火被覆材、高機能材料等の新規分野の研究開発を行う第二技術研究所が相互に連携し合い、各種建築仕上材料の開発を中心に各分野の開発を推進しております。
当連結会計年度における各事業分野の研究の目的、主要課題、研究開発成果及び研究開発費は次のとおりであります。なお、当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は、832百万円であります。この中には、各事業部門に共通の基礎研究及び開発費用203百万円が含まれております。

(1)建築仕上塗材事業
主力分野である建築仕上塗材事業では、昨年に続き「快適・健康・安心・安全・環境」の製品開発コンセプトに基づき、製品開発に注力してまいりました。
新築分野では、水性超低汚染高耐久弾性シリコン系上塗塗料および同フッ素系上塗塗料の一液化への取り組みを強化してまいりました。また、改修分野では、コンクリート打放しやエイジング風の意匠を再現する改修工法の開発を行い、戸建住宅に使用されている高意匠高耐久サイディングボードの意匠性を維持する弱溶剤系低汚染高耐久フッ素樹脂クリヤー塗料をラインナップするとともに、水性一液低汚染高耐久水性クリヤー塗料の開発を行い、クリヤー塗料による改修工法の充実化に努めてまいりました。さらには、幅広い下地適用性を有する水性有機無機複合シーラーの開発、マンション等の鉄部改修用として完全水性化を図った水性鉄部用塗料の開発ならびにその工法の確立にも注力してまいりました。今後もマンション、住宅等の資産価値向上化に対応してまいります。
当事業に係る研究開発費は、551百万円であります。

(2)耐火断熱材事業
耐火断熱材事業では、昨今の防災意識の高まりから、従来の一般建築物(ビル、ホテル、商業施設)や倉庫に加え、化学プラントや戸建住宅などの新規分野への引き合い、需要拡大の可能性が大きく高まり、これらニーズを捉えるべく、安全性向上に向けた鉄骨用耐火被覆材、不燃断熱材料の積極的な認定取得、製品投入を行い、着実に実績を積み重ねました。
また近年、問題視されている専門工人員不足への施工省力化や建物の高耐久性化の要望に対する継続的な特殊耐火、防火材料の新技術、新工法の応用開発を推し進め、今期は、速硬化型耐火塗料の開発、認定取得に成功し、従来の耐火塗料に比べ大幅な工期短縮、物性向上を可能としました。さらに、引き続き中国をはじめ東南アジア圏を中心とした海外への本事業関連製品の用途拡大にも努めました。多様化する防耐火被覆材料の用途拡大に向け、より一層、市場ニーズを的確に捉え、技術開発、工法開発、認定取得を確実に進めて両分野における差別化新製品の展開を行い、シェア拡大に努めてまいります。
当事業に係る研究開発費は、77百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00916] S100G68I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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