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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021BY

有価証券報告書抜粋 エヌアイシ・オートテック株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は以下のとおり記載しております。なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって見積りが必要な事項につきましては、過去の実績及び現在において入手可能な情報に基づき総合的に検討し、合理的な判断を行っておりますが、実際の業績は、今後、様々な要因によって見積りとは異なる結果となる可能性があります。
なお、当社の財務諸表で採用する重要な会計方針については「第5[経理の状況] 2[財務諸表等] (1)[財務諸表][注記事項](重要な会計方針)」をご参照ください。

(2)財政状態の分析

当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べ29百万円増加し、5,271百万円となり、負債合計は、前事業年度末と比べ197百万円減少し、2,002百万円となりました。正味運転資本(流動資産から流動負債を控除した金額)は1,375百万円であり、流動比率は176.3%であります。
なお、当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末と比べ226百万円増加し、3,268百万円となりました。自己資本比率は62.0%となっております。
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、前事業年度末と比べ384百万円減少し、3,176百万円となりました。これは主に、装置案件の仕掛増により、仕掛品が124百万円増加した一方で、仕入債務の支払い増加や新工場建設に係る支払いにより現金及び預金が244百万円減少したことや、前事業年度に集中した機械設備案件の債権回収により、売掛金が271百万円減少したことなどによります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、前事業年度末と比べ413百万円増加し、2,094百万円となりました。これは主に、新工場の取得等により有形固定資産が294百万円増加したことや、保有株式の時価上昇等により投資有価証券が114百万円増加したことなどによります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、前事業年度末と比べ213百万円減少し、1,801百万円となりました。これは主に、電子記録債務が297百万円、未払法人税等が100百万円、設備関係支払手形が195百万円、それぞれ増加した一方で、支払手形が468百万円、買掛金が350百万円、それぞれ減少したことなどによります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、前事業年度末と比べ16百万円増加し、201百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が9百万円、退職給付引当金が11百万円、それぞれ増加した一方で、リース債務が5百万円減少したことなどによります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比べ226百万円増加し、3,268百万円となりました。これは主に、当期純利益の計上等により利益剰余金が156百万円増加したことと、保有株式の時価上昇に伴い、その他有価証券評価差額金が69百万円増加したことなどによります。


(3) 経営成績の分析


当事業年度は、アルファフレーム部門において、「カクチャTM」及び「マーキングシステムTM」を活用し、アルミニウム合金製構造材の付加価値を高めることで、競合他社と差別化を図った提案営業を継続的に展開いたしました。一般の材料・部品としての売上高は、当事業年度の前半において順調に推移したことによって、前事業年度より増加となりました。また、上記の各拡販ツールを活用したFA装置等の筐体に使用される大口案件も前事業年度の後半から順調に増加し、売上高は大幅に伸長いたしました。
装置部門においては、当社の技術力を活かした質の高いFA装置の提案活動を推進いたしました。前事業年度では自動車部品製造企業からの機械設備投資において集中的な案件がありましたが、当事業年度では投資意欲に一服感が見受けられ、減少となりました。
なお、前事業年度低迷しておりましたFPD業界向けクリーンブースに関しましては復調傾向にあり、前事業年度より大幅な増加となりました。
商事部門においては、工業用砥石、油脂類等の消耗品が、ほぼ前事業年度並みで推移いたしました。なお、機械設備関係は前事業年度が好調であったことの反動もあり、当事業年度の前半は低調に推移いたしましたが、後半からは前事業年度並みに復調いたしました。しかしながら、前半の低調を取り戻すまでには至らず、通期では減少となりました。
これらの結果、売上高は5,456百万円(前期比1.7%増)となりました。
なお、セグメント別売上高の詳細につきましては、「第2[事業の状況]1[業績等の概要] (1)業績」に記載のとおりであります。


当事業年度は、売上高が微増であったものの、大口案件の継続受注に加え、当社主力製品「アルファフレームシステム」の拡販ツールである3次元自動設計システム「カクチャTM」及び組立省力化システム「マーキングシステムTM」を活用した結果、設計及び組立効率の向上による利益率の改善等が図られたことに加え、外注先との連携による製造原価の低減活動等により、売上総利益は1,214百万円(前期比18.5%増)となりました。
また、販売費及び一般管理費につきましては、継続的かつ効果的な人的投資及び販促活動を推進した結果、878百万円(前期比5.7%増)となりました。


当事業年度は、売上高が微増であったものの、設計および組立効率の向上による利益率の改善と外注先との連携による製造原価の低減活動等により、営業利益が335百万円(前期比73.9%増)、経常利益が344百万円(前期比72.1%増)、当期純利益が205百万円(前期比70.6%増)となりました。

(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について

経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2[事業の状況]4[事業等のリスク]」に記載のとおりであります。


(5) キャッシュ・フローの分析

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末と比べ244百万円減少し、428百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度の253百万円のキャッシュ・アウトに対し、当事業年度は27百万円のキャッシュ・インとなりました。これは税引前当期純利益の計上による資金の増加344百万円や減価償却費の計上による資金の増加91百万円、並びに売上債権減少による資金の増加274百万円などの資金の増加があった一方で、たな卸資産の増加による資金の減少130百万円や仕入債務の減少による資金の減少521百万円があったことが主な要因であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度の67百万円のキャッシュ・アウトに対し、当事業年度は223百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは有形固定資産の取得による支出が186百万円、無形固定資産の取得による支出が9百万円、保険積立金の増加による支出が23百万円あったことなどが主な要因であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度の65百万円のキャッシュ・アウトに対し、当事業年度は48百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは配当金の支払いによる支出が48百万円あったことが主な要因であります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01331] S10021BY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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