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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XE0

有価証券報告書抜粋 エヌ・デーソフトウェア株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)経営成績に関する分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出・生産は上向きつつあるものの、個人消費の伸び悩みや新興国を中心
とする海外経済に対する懸念が払拭できないことなどから、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。
こうした経済状況の中、当社グループのうち、ヘルスケア等ソフトウェア事業が属する介護・福祉・医療分野に関
するソフトウェア業界の事業環境は、高齢化の進展と生産年齢人口の減少により介護保険制度の維持が困難になると
の予想から、2015年度の介護報酬は引き下げられ、その影響から需要は鈍化しました。一方で介護保険外サービスへ
のニーズは団塊の世代を中心に今後、高まるものと考えられており、介護事業者の業務の効率化につながる当該ICT
事業のマーケットは引き続き連動して拡大するものと予想しております。
受託開発等ソフトウェア事業セグメントにおける事業環境は、既存システムの老朽化や企業業績の回復などから需
要は堅調に推移しました。
こうした事業環境の中、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高につきましては、受託開発等ソフトウェ
ア事業において、受注が堅調に推移したことから、前年同期を上回りましたが、ヘルスケア等ソフトウェア事業にお
いて、主力商品である「ほのぼのNEXT」の販売額が、「ほのぼのSilver」からのリプレイス終了と介護保険制度改正
にかかる需要の反動および介護報酬引き下げ、人手不足による介護事業者の経営悪化の影響を受けたこと等から、前
年同期を下回りました。
利益面につきましては、ヘルスケア等ソフトウェア事業において、新製品の開発や2015年4月の介護保険制度改正
向けユーザーサポート対応のための労務費などの増加から売上原価率が上昇、売上高が当初の予想を下回ったことも
あり、前年同期比で減益となりました。
以上のことから、当連結会計年度の連結売上高は 12,981,101千円(前年同期比 6.3%減)、連結営業利益は 794,318千円(前年同期比 62.2%減)、連結経常利益は 832,768千円(前年同期比 60.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 432,521千円(前年同期比 66.1%減)となりました。

なお、セグメント別業績の概要は次の通りです。

①ヘルスケア等ソフトウェア事業
ヘルスケア等ソフトウェア事業につきましては、主力商品である「ほのぼのNEXT」の販売活動を積極的に推進しま
したが、前述のとおり、「ほのぼのSilver」からのリプレイス終了と制度改正需要の反動および介護報酬引き下げと
人手不足による介護事業所の経営環境の悪化などにより、当連結会計年度の売上高は 5,883,176千円(前年同期比
19.1%減)となりました。

②受託開発等ソフトウェア事業
受託開発等ソフトウェア事業につきましては、受注が堅調に推移した結果、当連結会計年度の売上高は 5,391,174
千円(前年同期比7.1%増)となりました。

③ヘルスケアサービス事業
ヘルスケアサービス事業につきましては、連結子会社の株式会社メディパスの業績が順調に推移した結果、当連結
会計年度の売上高は741,070千円(前年同期比12.2%増)となりました。

④ASP事業
ASP事業につきましては、小規模介護事業者向けのASPサービスの利用者が堅調に増加した結果、当連結会計年
度の売上高は 965,680千円(前年同期比 8.6%増)となりました。

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローについては、営業活動により 143,209千円減少、投資活動により
260,202千円減少、財務活動により568,666千円減少した結果、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前期
に比べ 972,078千円の減少となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及び要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は、143,209千円となりました。
これは、税金等調整前当期純利益を計上したものの、売上債権の増加や法人税等の支払による支出がそれを上回ったためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、260,202千円となりました。
主な要因は、無形固定資産の取得等による支出があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、568,666千円となりました。
主な要因は、配当金の支払いと借入金の返済による支出があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05548] S1007XE0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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