シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WZ8

有価証券報告書抜粋 エンカレッジ・テクノロジ株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社は、「システムリスクとヒューマンリスクの管理ソリューションの提供企業」として、システム運用管理操作の統制強化とシステム統制をテーマとした製品開発を進めてまいりました。製品開発コンセプト「ESS SmartIT Operation(SIO)」のもとに、既存製品との連携強化・統合化、クラウド化にむけた新製品の開発によるお客様への新たな価値の提供を通じて、更なる業容の拡大による持続的な成長と企業価値の向上を最重要課題として認識しております。
このため、次の事項を経営の最重点課題として取り組んでおります。

(1)事業拡大に備えた人材への投資
事業の拡大に伴い人材の採用、育成と組織的経営のためのマネジメント強化は喫緊の課題です。優秀な技術者の獲得については厳しい状況が続いており、株式会社アクロテックの完全子会社化は製品開発強化の一環として位置づけ実施いたしましたが、製品開発のみならず製品サポートサービス、導入コンサルティング、セールスサポートエンジニアなど事業運営に欠かせない即戦力人材の確保とマネジメントの強化に取り組んでまいります。また、給与体系の変更と社員教育の拡充、確定拠出年金制度の導入など福利厚生制度の充実等の投資を行い、人材定着を図ってまいります。

(2)ソフトウエアパッケージ事業の拡大
企業・官公庁の情報セキュリティへの投資意識の高まりを背景に、当社が手掛けるシステムの安全・安定的な運用のためのパッケージソフトウエアの市場は一層の拡大が見込まれ、これに対応したソフトウエアパッケージ事業の拡大が課題です。システム証跡管理ツール市場で高いシェアを誇る主力製品の「ESS REC(REC)」と「SIO」製品の拡張・改良とさらには製品統合化による競争力強化に努め、市場の拡大に対応した製品戦略、販売戦略を推進してまいります。

(3)クラウドサービス事業の推進
当社は金融を主体とする大規模システムで実績をあげておりますが、より市場規模の大きい中規模システムへの参入による事業拡大が課題です。中規模の自社システムを有する企業やクラウドシステムやデータセンターを利用されるお客様に、セキュリティを提供するクラウドサービス事業の拡大を目指しております。クラウド型セキュリティ製品「ESS AdminGate(EAG)」は、クラウドシステムやデータセンター利用企業に、クラウド事業者やデータセンター事業者を通じてセキュリティサービスとして提供するため、これら事業者との協業拡大を図っております。また、中規模システムを自社で有する企業につきましては、代理店による拡販を図ってまいります。なお、当社において新たな販売モデル(システム)を構築し、サービスの認知度向上と販路開拓を推進してまいります。

(4)保守サポートサービス契約更新率の維持向上
保守サポートサービスにつきましては、保守契約の更新率の維持・向上が課題です。保守契約を締結されているお客様に、常に最新バージョンの製品情報のご提供とインシデント(使用上の障害)発生時の迅速な対応はもちろんのこと、導入製品の内部統制やシステム証跡監査での利用・活用を図るための活用塾セミナーの定期開催やWebコンテンツによる情報発信の充実によって、お客様の満足度向上を図ってまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30085] S1007WZ8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。