シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AI68

有価証券報告書抜粋 オイシックス・ラ・大地株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の景気対策などの効果もあり緩やかな景気回復基調で推移したものの、個人消費におきましては、依然として先行きが不透明であり、お客様の選別の目が一段と厳しくなってきております。
近年のEC業界においては、スマートフォンの一層の普及やSNS等を活用した販売経路の多様化が進む中で、共働き世帯の増加や健康志向の上昇など、ライフスタイル・価値観の変化に伴う消費者ニーズも多様化しております。また当社の主たる事業領域である安全性に配慮した食品業界においては、安心・安全に対する消費者の意識が引き続き高い状況にあります。
このような環境を背景に、当社グループでは成長市場である食品EC市場におけるOisixブランドの確立や、高付加価値食品分野における独自性・競争優位性の確立に取り組んでまいりました。
具体的には、Facebook・LINEなどSNSを活用した販促やイベントなどを通じた対面での勧誘を強化することにより、主力サービスである定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」への集客に引き続き注力いたしました。
また、当社は、2017年秋を目途とした株式会社大地を守る会との合併による経営統合(以下、「本統合」といいます。)に向けて、2017年3月31日を効力発生日とした株式交換(以下、「本株式交換」といいます。)により同社を子会社化しております。本統合の全体スキームに関する検討及び本株式交換の手続きに係る費用として約1億円を費用計上しております。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高23,016,775千円、営業利益752,770千円、経常利益778,049千円、親会社株主に帰属する当期純利益は515,226千円となりました。
なお、当社は、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。(以下、「(2)キャッシュ・フローの状況」、「2[生産、受注及び販売の状況]」及び「7[財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析]においても同じ。)

各セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。

①宅配事業(Oisix)
インターネットを通じて主に食品・食材の直販を行う宅配事業(Oisix)においては、定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」会員数が、前連結会計年度末(2016年3月末)の111,036人から、当連結会計年度末(2017年3月末)には137,359人へ増加しており、期初に目標とした125,000人を大幅に上回る結果となりました。
2013年7月より開始した、ワーキング・マザーなど忙しい女性の方向けに、安心・安全な献立が20分で完成するプレミアム時短サービス「KitOisix」を毎週お届けする定期宅配コース「KitOisix献立コース」の会員が、2017年3月には5万人を突破しております。
これらの結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 20,835,786千円
セグメント利益 2,873,908千円

②宅配事業(大地宅配)
当セグメントは、株式会社大地を守る会における食品・食材の直販を行う宅配事業でありますが、株式会社大地を守る会については、連結会計年度末を取得日として会計処理を行っているため、当連結会計年度の業績は連結財務諸表に含まれておりません。

③その他事業
ソリューション事業においては、当社が保有するアセット・ノウハウを活用した三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の物流機能等を提供するサービスや、当社の宅配事業のノウハウを生かしたEC実行支援サービスを展開しており、新規クライアントの開拓に注力しております。
また、店舗事業においては、小規模店の恵比寿店・中規模店の吉祥寺店に加え、他社が運営する実店舗型スーパーにOisix専用コーナーを設ける「Shop in Shop」の取り組みが順調に拡大しております。
これらの結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 2,180,988千円
セグメント利益 243,996千円

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動による665,126千円の増加、投資活動による496,839千円の減少、財務活動による38,127千円の増加、現金及び現金同等物に係る換算差額△138千円の発生等により、現金及び現金同等物(以下「資金」)は206,276千円増加しました。また、株式会社大地を守る会の連結に伴い資金が2,278,222千円増加したことから、期末残高は5,209,396千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、665,126千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益778,049千円、減価償却費209,028千円、仕入債務の増加額292,567千円等による収入と、売上債権の増加額406,261千円、法人税等の支払額289,417千円等の支出によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、496,839千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出271,236千円、投資有価証券の取得による支出93,987千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、38,127千円となりました。これは主に、新株予約権の権利行使に伴う株式の発行による収入39,112千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27260] S100AI68)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。