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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DF7V

有価証券報告書抜粋 オーミケンシ株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループでは、「レーヨンメーカーからセルロース総合企業」を目指し、繊維を中心に研究開発活動を行っております。
繊維の中心となる「レーヨン」繊維は、植物から得られるセルロースを再生して繊維化しており、原料の植物は、再生可能な生物由来の資源で「バイオマス」と呼ばれております。当社のレーヨン繊維は、2009年8月に日本有機資源協会よりバイオマスマーク商品の認定を受けました。(バイオマスマークは、自然の恵みで持続的に発展可能な社会づくりに貢献することを目指したマークであります。)
当連結会計年度では、研究開発を推進・加速するため商品開発本部を新設し、基礎開発部、応用開発部、加工開発部を設けました。
研究開発状況としましては、レーヨン練り込み技術を応用した機能性レーヨンでは、アパレルメーカーと共同で日本固有種のスイゼンジノリより抽出される超高分子サクランを練り込んだレーヨン「サク・レ」、美容フェイスマスク用不織布向けに椿、アボガド、ひまわりなど植物オイルを練り込んだレーヨン「ボタニフルシリーズ」、化粧品メーカーと共同で皮膚の悪玉菌を抑え、善玉菌を増殖する成分を練り込みスキンフローラをデザインするレーヨンなどを開発いたしました。
染色加工技術を用いた機能加工シリーズとして、前年度に開発した美肌効果のある酒エキスを担持させた「じょっぱり加工」が保湿インナーとして、アパレルメーカーより採用され上市いたしました。
今年度は新たに日本に古来から存在する天然由来の美容成分、へちま、よもぎ、あずきなどを加工した「温故知新シリーズ」、水産加工時にでる廃棄物を利用した「海の恵みシリーズ」、沖縄の月桃の葉水を加工した「沖縄月桃加工」を開発しインナー関係を中心にアパレルメーカーに提案を行なっています。
これらの研究を含め、当社では今後、染色加工や非衣料向け繊維、可食セルロースの研究開発や、大学等の研究機関と連携した研究開発に促進してまいります。
また、従来からのレーヨン繊維に様々な機能を付加させ、地球環境にやさしい繊維の開発も引き続き行っており、清潔、健康、安心、安全、快適な暮らしを提供する機能素材の開発を実施してまいります。
今後も消費者ニーズに合った地球環境にやさしいレーヨン繊維の開発に邁進していく所存であります。
不動産、その他におきましても、既存事業の発展と新規事業の育成、所有不動産の積極的活用等を推進すべく、研究開発に取り組んでおります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、111百万円であり、主として繊維であります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00531] S100DF7V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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