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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005TQL

有価証券報告書抜粋 キャリアバンク株式会社 業績等の概要 (2015年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税による駆け込み需要の反動により、一時、個人消費に弱い動きが見られましたが、その後、景気は緩やかな回復基調が続き、流通業や宿泊業などの非製造業に景況感の改善が見られるようになりました。雇用情勢においては、有効求人倍率が2015年2月に24年ぶりとなる1.2倍を超え、完全失業率も同年5月に3.3%となるなど、回復基調で推移しております。
この様な環境のもと、当社グループは企業と人材を繋ぐ役割と機能を果たすため、質の高い人材サービスの提供を通じて双方が求めるニーズに応えてまいりました。当連結会計年度も北海道の市場を基盤としながらも、東北地方の拠点化に伴い、雇用環境の改善を念頭に企業業績の拡大と地域の活性化に向けた業務を推進し、収益の拡大を目指してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績については、売上高は6,047,229千円(前連結会計年度比11.1%増)、経常利益は201,653千円(同100.6%増)、当期純利益は76,685千円(同50.3%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 人材派遣関連事業
人材派遣関連事業においては、コールセンターへの派遣及び大口の事務処理業務の受託も伸び、当社の主力事業として業績に大きく貢献しました。加えて、新規顧客への営業も順調に推移し業績の拡大に寄与しました。さらに、大手量販食品スーパー・家電量販店への販売派遣も好調に推移したことにより、売上高・セグメント利益とも前年同期を上回りました。この結果、売上高3,246,254千円(同8.9%増)、セグメント利益324,321千円(同17.6%増)となりました。
② 人材派遣関連事業(関東)
人材派遣関連事業(関東)においては、家電量販店への販売派遣及びイベント関連業務が好調に推移したことにより、売上高・セグメント利益とも前年同期を上回りました。この結果、売上高622,531千円(同14.3%増)、セグメント利益24,140千円(同9.1%増)となりました。
③ 人材紹介事業
人材紹介事業においては、企業からの求人ニーズの高まりから、積極的に人材提案を行い成約件数を伸ばすことができましたが、医療系の紹介において医師・薬剤師・看護士等の人材確保が思うように進まず、売上高・セグメント利益とも前年同期を下回りました。この結果、売上高120,128千円(同3.3%減)、セグメント利益39,825千円(同12.4%減)となりました。
④ 再就職支援事業
再就職支援事業においては、若年未就職者及び女性に対する就職支援事業と長期失業者への就職支援事業を北海道、岩手県及び宮城県の3地域において受託しました。また、新たに拠点を開設した山形県においても雇用対策事業を受託することができたことにより、売上高・セグメント利益とも前年同期を上回りました。この結果、売上高1,215,961千円(同20.5%増)、セグメント利益161,975千円(同66.8%増)となりました。
⑤ ペイロール事業
ペイロール事業においては、新規顧客の増加に加え、給与計算・住民税及び年末調整業務ともに処理人数が大幅に増加しました。さらに業務フローの見直しに着手し販売管理費の圧縮など経費効率の向上が奏功し、売上高・セグメント利益とも前年同期を上回りました。この結果、売上高763,557千円(同22.8%増)、セグメント利益42,290千円(同356.3%増)となりました。
⑥ その他
語学研修事業等において、中国との外交関係が改善の兆しはみえるものの、中国での営業拡大には未だ手控え感が強く中国赴任者が増加に転じる状況には至っておらず、受講生の増加を見込めない状況が続いております。また、前連結会計年度に計上していた施設管理業務の受託が2014年3月末にて終了しているため、売上高・セグメント利益とも前年同期を下回りました。
この結果、売上高78,796千円(同51.8%減)、セグメント損失18,040千円(前年同期はセグメント損失571千円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は未払消費税等の増加及び税金等調整前当期純利益151,863千円の計上等により、期首残高に比べて222,226千円増加し、当連結会計年度末には1,247,433千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は320,797千円(前年同期比120.3%増)となりました。これは主に未払消費税等の増加及び税金等調整前当期純利益151,863千円の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は86,967千円(同37.6%減)であります。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出並びに敷金及び保証金の差し入れによる支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は11,974千円(前年同期は116,002千円の獲得)であります。これは主に短期借入れ及び長期借入れの返済による支出が長期借入れによる収入を上回った結果であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05176] S1005TQL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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