有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007VJT
クリエイト株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府、日銀による経済・金融政策のもと、企業収益や雇用環境の改善により、穏やかな回復基調で推移いたしました。一方、中国をはじめとした海外経済の減速傾向のほか、年初以降の円高・株安の進行やマイナス金利政策導入による影響など景気の下振れリスクも懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。管工機材業界におきましては、新設住宅着工戸数が前年度を上回る水準で推移するなど、回復基調にあります。一方で、人手不足による工期の遅れや建築資材の高騰などのマイナス要因もあり、予断できない状況となっています。
このような状況のもと、当社の販売ネットワークを活用したタイムリーな商品供給によって、需要の取り込み、受注の獲得に注力しましたが、業界内の競合は大変厳しく、収益面にて苦戦を強いられました。
以上の結果、連結売上高は28,598百万円(前年同期比1.0%増加)となり、売上総利益は4,825百万円(前年同期比0.3%減少)となりました。
販売費及び一般管理費は95百万円の増加となり、営業利益は138百万円(前年同期比44.6%減少)となりました。また、経常利益は209百万円(前年同期比36.8%減少)となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は116百万円(前年同期比18.6%減少)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりです。
[管工機材]
当セグメントにおきましては、売上高は28,374百万円(前年同期比0.9%増加)、セグメント利益(営業利益)は201百万円(前年同期比29.9%減少)となりました。
[その他]
当セグメントは、報告セグメントに含まれない事業セグメントで主に室内装飾の施工であり、売上高は223百万円(前年同期比20.3%増加)、セグメント損失(営業損失)は63百万円(前年同期は37百万円の損失)となりました。
管工機材の品目別の業績は以下のとおりです。
① 排水・汚水関連商品
当商品群は、ビルやマンションの排水・汚水配管に使用される商品が中心となります。需要が低い水準で推移していることに加えて前年に実績を伸ばした反動を受けて、排水鋳鉄管、耐火二層管等の売上が大幅に減少したことにより、当商品群の売上高は6,049百万円(前年同期比4.4%減少)となりました。② 給湯・給水関連商品
当商品群は、戸建住宅や集合住宅の給湯・給水配管に使用される商品が中心となります。給水関連商材は、インフラ整備の部材として安定した需要があります。溶接継手、ポリブテン等の売上が増加したものの鋼管類の売上が減少したことにより、当商品群の売上高は7,094百万円(前年同期比0.2%増加)となりました。③ 化成商品
当商品群は、戸建住宅や集合住宅の外溝部材が中心となります。新設住宅着工戸数が前年比プラスの水準で推移する等、市場環境が好転に向かい需要の回復が継続しているなかで、ビニルパイプが売上を伸ばしたもののマス類の売上が減少したことにより、当商品群の売上高は7,948百万円(前年同期比0.0%減少)となりました。④ その他
当商品群は、継続して取り組んでいる住宅設備機器を含む商品群です。前年は消費低迷の影響を強く受けていたものの、今期に入り大幅な回復をしています。フレキ、加工管、住宅設備機器等で実績を伸ばしたことにより、当商品群の売上高は7,281百万円(前年同期比7.7%増加)となりました。(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10百万円減少し、929百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は213百万円(前年同期比189百万円増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益249百万円、法人税等の支払額79百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は39百万円(前年同期比436百万円増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出22百万円、投資有価証券の売却による収入63百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は258百万円(前年同期比478百万円減少)となりました。これは主に、長期借入金純減額174百万円及び配当金の支払額46百万円によるものです。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02997] S1007VJT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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