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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001J48

有価証券報告書抜粋 クリエートメディック株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当医療機器業界におきましては、国の厳しい財政状態から医科材料価格の引き下げなど医療費抑制策は継続されており、より一層の効率的な経営が求められるなど依然として厳しい状態が続いております。
このような状況の下、当社グループは、売上面では国内での販売力強化と中国・欧州における海外での販売活動に重点をおいてまいりました。また利益面については、採算が厳しい製品の生産見直しや部資材の内製化を進めるなど原価低減に努めるとともに、販売管理費の削減も行ってまいりました。

次に、売上の概況を販売形態別にご報告いたします。


自社販売では販売体制の刷新など営業力の強化によって主要製品の売上が伸びた結果、6,755百万円(前期比2.4%増)となりました。
製品系統別の要因は次の通りとなります。
泌尿器系製品では、フォーリートレイキット類、セフティカテ(自己導尿用カテーテル)、採尿バッグなどが数量を大きく伸ばしました。
消化器系製品では、イレウスチューブ、栄養チューブが数量を伸ばし、胃瘻関連製品では新製品のイントリーフが順調に伸長しました。
外科系製品では、内視鏡下手術関連製品、気管切開チューブなどが順調に増加いたしました。
血管系製品では、主に売価下落の影響によってマイクロカテーテル、心血管アンギオカテーテルが減少いたしました。
看護・検査系他製品では、ドレープ関連製品は減少しましたが、エースカットなど組織採取関連、Yチューブ(注腸用カテーテル)などが売上を伸ばしました。


OEM販売では、消化器系製品、看護・検査系他製品を除き、受注が伸びず1,648百万円(前期比0.8%減)となりました。
主な製品系統別の要因は次の通りとなります。
消化器系製品では、胃瘻関連製品の新規受注により増加いたしました。
外科系製品では、主に気管切開チューブの受注が減少いたしました。
血管系製品では、主に造影関連製品の受注が減少いたしました。
看護・検査系他製品では、大腸3D-CT検査に用いる新製品のエニマCO2が順調に増加いたしました。


海外販売等では、ヨーロッパを中心とする地域での販売は主力製品を中心に順調に増加し、また中国での販売も大幅に増加したことにより、1,476百万円(前期比37.6%増)となりました。
ヨーロッパを中心とした輸出販売では、泌尿器系製品、消化器系製品ともに受注が伸び、564百万円(前期比14.9%増)となりました。
一方、中国市場への販売は、泌尿器系製品、消化器系製品を中心に売上を大幅に伸ばした結果、912百万円(前期比61.3%増)となりました。

また、当連結会計年度の製品系統別の売上高は、次のとおりです。
泌尿器系製品の合計は、 2,828百万円(前期比 13.2%増)となりました。
消化器系製品の合計は、 3,435百万円(前期比 4.9%増)となりました。
外科系製品の合計は、 1,127百万円(前期比 0.1%減)となりました。
血管系製品の合計は、 1,551百万円(前期比 4.6%減)となりました。
看護・検査系他製品の合計は、 937百万円(前期比 19.7%増)となりました。

一方、利益面につきましては、売上の増加、グループ内製化による原価低減や販売管理費の抑制を図りましたが、円安による効果が大きく影響いたしました。

以上の結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高9,880百万円(前期比5.9%増)、売上総利益4,378百万円(前期比1.7%増)、営業利益824百万円(前期比11.5%増)、経常利益953百万円(前期比3.8%増)、当期純利益533百万円(前期比4.2%増)となりました。


(2) キャッシュ・フロー
①キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2012年12月期2013年12月期増 減
営業活動によるキャッシュ・フロー322951628
投資活動によるキャッシュ・フロー△1,458△613845
財務活動によるキャッシュ・フロー375△444△820
現金及び現金同等物に係る換算差額21163141
現金及び現金同等物の増減額△73856794
現金及び現金同等物の期首残高3,6362,897△738
現金及び現金同等物の期末残高2,8972,95356
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は951百万円となりました。これは法人税等の支払300百万円などの資金の減少に対して、税金等調整前当期純利益894百万円、減価償却費306百万円などによる資金の増加が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は613百万円となりました。これは有価証券の償還400百万円などの資金の増加に対して、生産設備等の有形固定資産の取得786百万円や定期預金の預入228百万円などによる資金の減少が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は444百万円となりました。これは長期借入金の返済による資金の減少98百万円や配当の支払いによる資金の減少326百万円が主な要因です。


②キャッシュ・フロー関連指標の推移
2010年12月期2011年12月期2012年12月期2013年12月期
自己資本比率(%)73.072.169.570.9
時価ベースでの自己資本比率(%)55.450.945.953.5
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)1.81.66.52.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ40.959.818.762.9
・自己資本比率 :自己資本/総資産
・時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
※上記指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は期末時価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
※営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の数値を使用しております。有利子負債は貸借対照表の負債のうち、長期借入金(1年以内に期限到来のものを含みます)、短期借入金を対象としています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02416] S1001J48)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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