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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FEV

有価証券報告書抜粋 クリエートメディック株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済対策や日銀の金融政策により緩やかな回復基調で推移いたしましたが、消費税増税の影響や急激な円安による食糧・エネルギー価格上昇の影響を受けまして、先行き不透明な状況となっております。
医療機器業界におきましては、政府の成長戦略を背景に異業種からの新規参入や海外展開の推進、慢性期・在宅医療分野での新たな需要拡大も見込まれますが、公定価格の改定や医療機関の共同購入による単価抑制圧力もあり、依然として厳しい状況が続いております。

このような環境の中、当社グループは、国内では慢性期医療分野の販売拡大と新規OEMの獲得に注力したほか、海外でも東南アジア市場への販売進出に着手し、国内外における販売チャネルを強化するとともに、生産コストの低減と収益性の向上に努めてまいりました。

これらの活動により、売上高につきましては、国内の自社販売が単価下落と企業間競争により減少いたしましたが、海外販売が為替の影響もあり順調に増加し、全体では微増となりました。利益につきましては、販売管理費の抑制に努めたほか、為替差益の影響もあり、経常利益では前期を上回る結果となりました。

以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高9,939百万円(前期比0.6%増)、営業利益784百万円(前期比4.9%減)、経常利益1,002百万円(前期比5.2%増)、当期純利益490百万円(前期比8.2%減)となりました。
なお、当連結会計年度において、総合開発センターの移転に伴う現センターの閉鎖と、ベトナムクリエートメディック有限会社における本工場への生産集約に伴うレンタル工場の閉鎖により、特別損失を計上しております。

販売形態別の販売状況は、次のとおりであります。


自社販売は、泌尿器系のフォーリートレイキットが医療現場での効率化のニーズから引き続き堅調に推移し、外科系の気管切開チューブ・内視鏡下手術関連製品も新製品の発売により順調に伸長いたしました。一方、消化器系製品が全般的に単価下落や企業間競争により伸び悩んだことや、血管系の一部製品で不採算品目の見直しをおこなったことにより、売上高6,438百万円(前期比4.7%減)となりました。


OEM販売は、看護・検査系他製品が昨年の受注増の反動により減少いたしましたが、血管造影製品の受注が堅調に推移したことや、外科系の気管切開チューブが新製品の投入により増加したことから、売上高1,673百万円(前期比1.6%増)となりました。


海外販売は、中国市場において泌尿器系や消化器系を中心に引き続き堅調に推移し、欧州市場においても受注が回復し大きく増加いたしました。更に為替の影響も加わり、売上高1,827百万円(前期比23.7%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
①キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2013年12月期2014年12月期増 減
営業活動によるキャッシュ・フロー9511,223272
投資活動によるキャッシュ・フロー△6136071,221
財務活動によるキャッシュ・フロー△444△709△264
現金及び現金同等物に係る換算差額16364△98
現金及び現金同等物の増減額561,1861,130
現金及び現金同等物の期首残高2,8972,95356
現金及び現金同等物の期末残高2,9534,1391,186
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,223百万円となりました。これは法人税等の支払503百万円などの資金の減少に対して、税金等調整前当期純利益827百万円、減価償却費349百万円などによる資金の増加が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は607百万円となりました。これは定期預金の払戻による収入243百万円や有価証券の償還400百万円などの資金の増加が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は709百万円となりました。これは短期借入金の返済による資金の減少145百万円、長期借入金の返済による資金の減少209百万円や配当の支払いによる資金の減少337百万円が主な要因です。


②キャッシュ・フロー関連指標の推移
2011年12月期2012年12月期2013年12月期2014年12月期
自己資本比率(%)72.169.570.972.0
時価ベースでの自己資本比率(%)50.945.953.555.3
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)1.66.52.31.6
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)59.818.762.994.3
・自己資本比率 :自己資本/総資産
・時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
※上記指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は期末時価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
※営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の数値を使用しております。有利子負債は貸借対照表の負債のうち、長期借入金(1年以内に期限到来のものを含みます)、短期借入金を対象としています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02416] S1004FEV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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