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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079Q2

有価証券報告書抜粋 クリエートメディック株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、円安の定着化や原油安の影響により、大企業や輸出関連企業を中心に企業収益が緩やかな回復基調となりました。一方、海外では中国をはじめとする新興国の景気減速などの影響を受け、先行き不透明な状況で推移いたしました。
医療機器業界におきましては、高齢化社会による潜在患者数の増加や「地域包括ケアシステム」、「特定行為に係る看護師の研修制度」といった在宅医療政策を背景に一部で需要の拡大も見込まれますが、医療財政を取り巻く環境は厳しく、公定価格の改定や医療機関の共同購入による単価抑制圧力もあり、依然として厳しい状況が続いております。

このような環境の中、当社グループは、国内では在宅・慢性期医療分野の販売拡大と新規OEMの獲得に注力したほか、中国や欧州を中心とした海外販売の強化に努めてまいりました。
また、今後の成長戦略を確実なものとするため、新たな経営体制の下、営業・開発体制の強化や抜本的な原価低減などの重要施策の検討に鋭意取り組んでまいりました。

これらの活動により売上高につきましては、国内の自社販売が販売数の増加により単価下落の影響を吸収し、前年並みで推移いたしましたが、OEM販売と海外販売が既存顧客の在庫調整により大幅に減少したことで、全体でも前年を下回る結果となりました。
利益面につきましても、海外工場における生産集約などの原価低減により原価率は改善いたしましたが、研究開発費などの投資費用が前期比で増加したことや、為替差損益の影響もあり、営業利益、経常利益とも前年を下回る結果となりました。

以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高9,650百万円(前期比2.9%減)、営業利益648百万円(前期比17.4%減)、経常利益654百万円(前期比34.7%減)、当期純利益333百万円(前期比32.0%減)となりました。

販売形態別の販売状況は、次のとおりであります。


自社販売は、消化器系製品が単価下落や企業間競争により全般的に低調に推移したほか、血管系製品が不採算品目の見直しをおこなった影響で減少いたしました。一方で、泌尿器系製品ではフォーリー関連製品において、業界唯一であるBC液(塩化ベンザルコニウム消毒液)付きのキット製品が好調に推移したほか、外科系の気管切開チューブ・内視鏡下手術関連製品も順調に伸長し、売上高6,441百万円(前期比0.1%増)となりました。


OEM販売は、消化器系製品が新規OEMの立ち上げなどにより堅調に推移いたしましたが、血管系製品が既存顧客の在庫調整により大幅に減少し、売上高1,526百万円(前期比8.8%減)となりました。


海外販売は、中国市場において泌尿器系製品を中心に堅調に推移いたしましたが、欧州市場において顧客の在庫調整により大幅に減少し、売上高1,682百万円(前期比7.9%減)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
①キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)

2014年12月期2015年12月期増 減
営業活動によるキャッシュ・フロー1,223715△507
投資活動によるキャッシュ・フロー607△492△1,099
財務活動によるキャッシュ・フロー△709△584124
現金及び現金同等物に係る換算差額64△70△134
現金及び現金同等物の増減額1,186△431△1,617
現金及び現金同等物の期首残高2,9534,1391,186
現金及び現金同等物の期末残高4,1393,708△431
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は715百万円となりました。これは法人税等の支払186百万円などの資金の減少に対して、税金等調整前当期純利益619百万円、減価償却費319百万円の資金の増加が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は492百万円となりました。これは有価証券の償還による収入600百万円に対し、定期預金の預入による支出198百万円や有形固定資産の取得による支出778百万円の資金の減少が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は584百万円となりました。これは長期借入金の返済による資金の減少441百万円や配当の支払いによる資金の減少336百万円が主な要因です。


②キャッシュ・フロー関連指標の推移
2012年12月期2013年12月期2014年12月期2015年12月期
自己資本比率(%)69.570.972.076.5
時価ベースでの自己資本比率(%)45.953.555.352.2
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)6.52.31.62.4
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)18.762.994.359.4
・自己資本比率 :自己資本/総資産
・時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
※上記指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は期末時価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
※営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の数値を使用しております。有利子負債は貸借対照表の負債のうち、長期借入金(1年以内に期限到来のものを含みます)、短期借入金を対象としています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02416] S10079Q2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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