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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100776P

有価証券報告書抜粋 グリーンランドリゾート株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の当社グループにおきましては、夏休みやシルバーウィーク等の繁忙日での集客策や海外顧客の取込等が奏功し、遊園地事業、ゴルフ事業、ホテル事業ともに好調に推移いたしました。その結果、当社グループの業績は前年を上回る結果となりました。
当連結会計年度の業績につきましては、売上高7,941,951千円(前連結会計年度比423,369千円増)、営業利益498,555千円(前連結会計年度比255,642千円増)、経常利益470,021千円(前連結会計年度比201,388千円増)、当期純利益は280,597千円(前連結会計年度比109,173千円増)となり、各利益項目において過去10年で最高となりました。

前連結会計年度
(千円)
当連結会計年度
(千円)
増減額
(千円)
増減率
(%)
売上高7,518,5827,941,951423,3695.6
営業利益242,913498,555255,642105.2
経常利益268,633470,021201,38875.0
当期純利益171,424280,597109,17363.7

次に、事業の種類別セグメントの概況をご報告申し上げます。

(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、季節毎に多彩なイベントを開催いたしました。
「仮面ライダードライブ スーパーアクションバトルステージ」では、日本最大規模の屋外ステージ「グリーンスタジアム」で、ワイヤーアクションやバイクアクション等を駆使し、ここでしか見ることのできない大迫力のショーを披露いたしました。
また、新たな取り組みとして、春から秋にかけては入館料を有料化することにより展示イベントを充実させ、花火大会での特別観覧席の設置等を行い、更なる顧客満足度向上を図りました。
その他にも、シルバーウィーク特別イベントやハロウィンイベント等、多彩なイベントを開催することにより集客に努めました。
施設面では、走路全長が九州最大級の「恐竜コースターGAO(ガオー)」や「巨大立体迷路 KARAKURI(カラクリ)城」のリニューアルを実施いたしました。また、園内の自然景観向上の新たな取り組みとして、花のエリア「スカイバレー」を造成いたしました。
さらに、「光のファンタジー」と題し、園内各所、アトラクションや店舗に至るまで、遊園地全体にイルミネーションを施し、夜間営業の魅力増大による集客拡大に努めました。特に、5月には「シャングリラ」、12月には「イルミナード」といった新イルミネーションエリアも誕生し、多くのお客様にお楽しみいただきました。
その他にも、アトラクション運行状況システム導入やゲート販売窓口のインカム設置等、お客様満足度向上を目指し、利便性の高い施設づくりにも努めました。また、経費削減及び業務効率化の一環として、フリーパスバンドを一部、従来のビニール製品から紙製品へと変更いたしております。
『グリーンランド』は、世界最大級の口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した2015年人気テーマパークトップ10の第7位(九州テーマパークで最上位)に選ばれました。また、『グリーンランド』を舞台にした小説「オズの世界」(作者:小森陽一氏)が発刊され、これらを活用した幅広い広報活動を展開し、『グリーンランド』のブランド価値向上に努めました。
このように、季節毎の多彩なイベントの開催や施設の魅力向上、ブランド価値向上への取り組みに加え、夏休み以降の繁忙日の好天にも恵まれました結果、利用者数は、前連結会計年度比33,645人増加の855,076人となり、売上高は前連結会計年度比261,587千円増加の3,442,706千円、営業利益につきましては、前連結会計年度比103,050千円増加の421,777千円となりました。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春に「わんわん大サーカス」を、夏には北海道初登場の「妖怪ウォッチランド」を、また、年間を通じて子供たちに大人気のキャラクターショーを開催し、多くの家族連れで賑わいました。
また、岩見沢の夏の風物詩として定着した、コンサートイベント「JOIN ALIVE(ジョインアライブ)2015」、「いわみざわ彩花まつり花火大会」や「いわみざわ公園花火大会」を開催いたしました。
その他、北海道最大規模の大観覧車のリニューアルや新アトラクション「巨大立体迷路 からくり城」ならびに「カイトフライヤー」を導入する等、施設の魅力向上にも努めました。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、学校団体等の営業は好調に推移したものの、暖冬による雪不足の影響で例年より営業期間が短くなったため売上高は対前年を下回りました。
この結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は、前連結会計年度比22,330人増加の254,976人となり、売上高は前連結会計年度比111,648千円増加の785,302千円、営業利益につきましては前連結会計年度比54,678千円増加100,774千円となりました。
以上の結果、利用者数は前連結会計年度比55,975人増加の1,110,052人となり、売上高は前連結会計年度比373,236千円増加の4,228,009千円、営業利益につきましては前連結会計年度比157,729千円増加の522,551千円となりました。

(ゴルフ事業)
3ゴルフ場におきましては、オープンコンペの開催や大型コンペ誘致に取り組み、集客拡大に努めました。さらに、プロゴルファーを目指した元研修生スタッフによるチャンピオン大会を3ゴルフ場で開催することで、高い技量を持つスタッフもいるという情報発信を行い、集客拡大に努めました。また、その様子が業界紙面に掲載される等、話題性の喚起にもつながりました。その他、コース整備につきましては、ティーグラウンドの拡張、バンカー・グラスバンカーの新設等、コースの戦略性を高め、魅力あるコースづくりに取り組みました。また、樹木の剪定や移植等により、コースの景観向上に取り組み、ご来場のお客様が快適なプレイをお楽しみいただけるよう努めました。更に、ロッカー室・トイレの改装等、施設の快適さ向上にも取り組みました。
また、韓国を中心とした海外ゴルファーの受入体制(3ゴルフ場72ホールのスケールメリット、宿泊拠点となるホテル、送迎体制の完備、外国人スタッフによる対応等)や、海外ゴルフ場との相互施設利用提携等、これまでの継続した取り組みに加えて円安傾向も追い風となり、年々、その利用者数が増加しております。このような状況の中、韓国向けゴルフ会員権販売も好調に推移し、2015年度の海外利用者数は過去最高の8,980人となりました。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、36ホールという広大な敷地の中、他コースとの交差場所や遠回りとなっていたゴルフカートの移動ルートを変更することで利便性を高めるとともに安全性の確保に取り組みました。さらに、ルート変更に伴い、バックティーの新設を実施することで、コース難易度を高め、より戦略性の高いコースとなりました。施設面では、男性浴室・トイレの改装、山頂レストランのウッドデッキ新設、大型乾燥機の設置、ICチップ対応の自動販売機設置等、お客様の利便性ならびに快適性の向上を図りました。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』におきましては、グリーンの改造・樹木の剪定ならびに使用していなかったつり橋やオートロードの撤去を行い、景観向上とともに魅力あるコース作りに取り組みました。施設面では、メンバー専用ロッカー室の改装やハウス周りの整備等、利便性や快適性の向上に努めました。
以上の取り組みの結果、3ゴルフ場を合わせた利用者数は前連結会計年度比2,806人増加の141,661人となり、売上高は前連結会計年度比58,818千円増加の1,081,820千円、営業利益につきましては、前連結会計年度比33,605千円増加の67,182千円となりました。

(ホテル事業)
『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』におきましては、グリーンランド花火大会における園内特別観覧席付きプランやキャンプ場新設等、遊園地に隣接した立地条件を最大限に生かした特色ある宿泊プランを新設し、顧客満足度向上に努めました。
さらに、『ホテルブランカ』におきましては、新たに部屋を増設し集客強化に取り組みました。また、小さなお子様連れのお客様が快適に過ごせるよう、ベビールームを新設しサービスの向上にも努めました。
『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地の春のイベント開催にあわせ、「仮面ライダードライブ」ルームを期間限定で新設いたしました。また、『ホテルヴェルデ』と「荒尾温泉弥生乃湯」に囲まれた立地を活かしてキャンプ場をオープンし、お客様が手ぶらでアウトドアを楽しめる宿泊プランを造成いたしました。その他、遊園地での婚礼の前撮りや花火の演出等、オリジナルの婚礼プラン、スイートルームを利用したパーティープラン等、当ホテルの特色を生かした商品販売に努めました。また、日本料理「小岱」の料理長が、全国日本料理コンクールにおいて前年の「東京都知事賞」に続き、本年は「文部科学大臣賞」を受賞しましたので、「文部科学大臣賞」受賞記念メニューを販売し、話題性の喚起を図りました。
この結果、『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』を合わせた宿泊者数は前連結会計年度比7,691人増加の70,731人となり、売上高は前連結会計年度比56,434千円増加の1,586,126千円、営業利益につきましては、80,884千円(前連結会計年度は営業損失25,758千円)となりました。
『ホテルサンプラザ』におきましては、客室のリニューアルによる料金の見直しや50品以上の品揃えとなる朝食バイキング付プラン等、高単価プランへの積極的な誘導により売上増大に努めました。さらに、客室に加湿器やコーヒーサーバーを設置する等、顧客満足度向上にも努めました。また、ホームページをリニューアルし、これまで以上にホテルの魅力を伝え、最新情報を絶えず迅速に発信していくことで集客拡大に取り組みました。
『北村温泉ホテル』におきましては、各施設の回遊性を高めるために、レストランや森森パークゴルフ場でスタンプラリー等のイベントを実施し、利用者及び売上拡大に努めました。
この結果、『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』の宿泊者は前連結会計年度比719人増加の28,106人となり、宴会部門の好調もあり、売上高は前連結会計年度比56,892千円増加の686,791千円、営業利益につきましては前連結会計年度比6,922千円増加の23,922千円となりました。
以上の結果、宿泊者数は前連結会計年度比8,410人増加の98,837人となり、売上高は前連結会計年度比113,327千円増加の2,272,917千円、営業利益につきましては104,807千円(前連結会計年度は営業損失8,758千円)となりました。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、社有地及びその周辺の整備等に取り組みました。売上高は前連結会計年度比10,182千円減少の150,557千円、営業利益につきましては、前連結会計年度並の92,701千円となりました。

(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、前期で一部受注工事が終了したことにより、売上高は前連結会計年度比111,830千円減少の208,646千円、営業利益につきましては前連結会計年度比28,474千円減少の20,026千円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動によるキャッシュ・フローで901,400千円増加したものの、投資活動によるキャッシュ・フローで409,647千円、財務活動によるキャッシュ・フローで482,765千円それぞれ減少したことにより、前連結会計年度末に比べ8,987千円増加し、282,597千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、901,400千円(前連結会計年度に比べ401,355千円増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益により458,001千円、減価償却費により414,702千円、資金がそれぞれ増加したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、409,647千円減少(前連結会計年度に比べ170,258千円減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出で412,068千円、資金が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、482,765千円減少(前連結会計年度に比べ255,927千円減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,180,000千円により資金が増加したものの、長期借入金の返済による支出1,516,544千円、長期預り金の返還による支出により111,349千円、それぞれ資金が減少したためであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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