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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10067BT

有価証券報告書抜粋 ケイティケイ株式会社 業績等の概要 (2015年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府主導による経済政策や日本銀行の金融緩和策が、徐々に実体経済に反映されるようになり、円安も重なって自動車に代表される輸出産業の急激な業績の回復は、雇用環境の改善へ進み、景気回復への期待感が高まったものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要による反動や大企業で実施されたベースアップ等の賃上げが、裾野である中小企業まで十分に行き渡っていないことから、個人消費については足踏み状態が続いており、景気の先行きについては踊り場状態で推移いたしました。
また、当連結会計年度末にはアジアを震源に世界同時株安が発生し、ここにきて景気は混沌として不透明な状況に後戻りしてしまいました。
当社グループが位置するオフィス用品の分野においては、輸出産業を中心に景気が上向きになり、企業活動が活発化したにも関わらず、リーマンショック以降、企業に根付いた文房具等の事務消耗品の「節約・経費削減志向」を払拭することができず、そこに法人事業者における2014年4月の消費税増税前の需要の先取りからくる受注減が加わり、未だに萎縮した市場において競合他社と価格競争を繰り広げております。
このような状況のもと、当社グループでは引き続きお客様満足度向上のために顧客接点の強化に努め、お客様へコスト削減と環境貢献につながる提案を展開し、収益の改善と利益確保に努めてまいりましたが、価格競争等の市場環境を補うには至りませんでした。
(以下に掲げる売上高等は消費税等を除いて表示しております。)
これらの結果、当連結会計年度の売上高は17,521,280千円と前連結会計年度に比べ584,601千円(前連結会計年度比3.2%減)の減収となりました。営業損失は40,082千円と前連結会計年度に比べ128,673千円(前連結会計年度は88,591千円の営業利益)の減益、経常損失は25,610千円と前連結会計年度に比べ122,196千円(前連結会計年度は96,586千円の経常利益)の減益、当期純損失は78,442千円と前連結会計年度に比べ102,136千円(前連結会計年度は23,694千円の当期純利益)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(サプライ事業)
当社グループの主力商品であるリサイクル商品(リパックトナー)は、混沌とした景気と2014年4月の消費税増税前の需要の先取りからくる受注減に加え、企業に根付いた文房具等の事務消耗品の「節約・経費削減志向」の影響により、販売本数、売上高ともに前連結会計年度を下回りました。
OAサプライ商品は、純正トナーや純正インクなどのプリンター消耗品、プリンターなどのOA機器、PPC用紙やタック紙、伝票類などの紙製品の売上が全体的に減少しました。
その他商品においては、当社独自のWeb購買システム「ケイティケイはっするネット」の推進による一般事務用品などの売上高は、「節約・経費削減志向」の影響により減少しましたが、連結子会社であるSBMソリューション株式会社の売上高は順調に推移しました。
これらの結果、売上高は17,342,636千円(前連結会計年度比3.1%減)、セグメント損失(経常損失)は23,260千円(前連結会計年度は88,999千円のセグメント利益(経常利益))となりました。
なお、当社の連結子会社である株式会社青雲クラウンの業績は、多くの顧客の年度末及び年度始めにあたる当社第3四半期連結会計期間以降に売上高が多く計上されるという季節的変動があります。

(ソリューション事業)
「@Securemail」シリーズの売上高は前連結会計年度並みに推移したものの、従来ビジネスであるホスティングサービスの競争力の低下と大型SPIS-BOX案件終了などによる影響を受け、売上高は178,644千円(前連結会計年度比10.8%減)、セグメント損失(経常損失)は2,349千円(前連結会計年度は7,586千円のセグメント利益(経常利益))となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ293,049千円増加の2,232,165千円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は567,323千円(前連結会計年度は327,810千円の獲得)となりました。収入の主な要因は、売上債権の減少額106,642千円、仕入債務の増加額375,680千円であり、支出の主な要因は、税金等調整前当期純損失28,420千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は52,367千円(前連結会計年度は114,315千円の使用)となりました。収入の主な要因は貸付金の回収による収入232,500千円であり、支出の主な要因は有形固定資産の取得による支出29,757千円、差入保証金の差入による支出29,008千円、保険積立金の積立による支出19,224千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は326,641千円(前連結会計年度は240,935千円の獲得)となりました。これは、主に短期借入金の純減額210,000千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02995] S10067BT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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