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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FUN

有価証券報告書抜粋 コクヨ株式会社 研究開発活動 (2014年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は、1,663百万円であり、各セグメントの研究開発活動は、次のとおりです。

1.ステーショナリー関連事業
ステーショナリー関連事業におきましては、従来からの基本姿勢である顧客起点の考えを推し進め、お客様の期待値を超え、際立つ価値を創造することで選ばれ続ける商品づくりを目指しています。
当連結会計年度は、際立った価値を提供できる商品として、以下の商品を開発・発売いたしました。
(1)針なしステープラー
金属歯で紙を圧着するプレスロック式を新たに採用し、穴を開けずに5枚の紙がとじられる針なしステープラーです。
(2)デジタルノート
専用ペンで紙のノートに文字や図表を書き、ノート上の所定の場所にチェックを入れるだけで手書きの内容をデータ化・アップロードできるデジタルノートです。
(3)テープカッター
新開発の特殊加工刃を採用し、軽い力でテープを切ることができるテープカッターです。
(4)キャンパスノート(5色パック)
サーカスのテントの柄をイメージし、ストライプと星を組み合わせたポップなデザイン「サーカスストライプ」、彩度の高い鮮やかなグラデーションが特徴的な表紙デザインの「クールグラデーション」、春らしいカラーと大きめのマーガレット柄がハッピーな気持ちになるデザイン「ハッピーマーガレット」等、限定柄の5色パックのキャンパスノートです。
(5)ハサミ
刃渡りが長く、長い直線を切りやすい携帯用のハサミです。

また、既存の商品におきましても、新たな着眼点で商品の価値を見直し、顧客ニーズに応える商品を開発・発売をいたしました。
(1)ツインプレゼンポインター
レーザー光を直接照射する「レーザーポインター」とレーザー光を使わずPC画面上に直接表示する「エアビーム」の2つのモードを搭載し、様々なプレゼンシーンに対応できるプレゼンポインターです。
(2)2色蛍光マーカー
1つのペン先に2種類のカラーを備えており、マーカーの持ち替えやキャップの付け外しの手間を省くことができる蛍光マーカーです。
(3)ビニールパッチホルダー(2穴タイプ)
パンチで穴をあけた書類をセットし一度押すだけで2穴を同時に補強できるビニールパッチホルダーです。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の金額は、996百万円となりました。

2.ファニチャー関連事業
ファニチャー関連事業におきましては、「選ばれ続ける価値」の提供に全力をつくすという基本方針を継続しつつ研究開発活動を行っています。
ファニチャー関連の新商品としましては、この基本方針をもとに、働く空間や働き方を快適性や効率性の面から支援する、以下の商品を開発・発売いたしました。
(1)オフィスチェアー「Bezel(ベゼル)」
ワーカーを取り巻くIT環境の変化に伴い、変化する着座時の姿勢に着目して開発したチェアーです。座面は、骨盤を支える面形状を設けたベース層にクッション層を乗せた独自の「ポスチャーサポートシート」と、前傾姿勢に最適な座面角度に調節できる「オープンポジションメカニズム」を採用しました。また、背もたれ部は、6本の樹脂製の帯で構成され、独自の「ウェーブモーションサポート」によって、姿勢の変化に追従しながら柔軟にサポートします。
(2)ハイエンドワークステーションシリーズ「SAIBI(サイビ)」
ハイエンドなオフィスファニチャーのオリジナルブランドとして、天板や脚部などの部品一つ一つの細部から色、素材、形までこだわり抜いたデザイン性と、ワーカー個人のパフォーマンスを高める働きやすい機能性を追求したワークステーションです。従来の家具の枠を超えた、感性を刺激する心地よい仕事環境を提供するオリジナルブランドとして、様々なセッティングに対応したデスクやパネル、単体テーブルからマネージャー個室用家具まで、オフィス全体に機能美で彩られた心地よい空間をお届けします。
(3)間仕切り「プランナーウォール コミュニケーション(PWC)」
ディスカッションや会議の質を向上させるための機能を盛り込んだ間仕切りです。会議空間でのコミュニケーションに必要なツールを壁面に設置し、それらがスムーズに使用できるよう工夫した空間パッケージで、機能とデザインのバランスに配慮したコミュニケーション空間を提供します。ホワイトボードを間仕切り壁面と一体化して設置できるほか、ディスプレイや収納棚を壁面に固定して設置できます。また、ドアには、出入りしやすい自動ドアとプッシュプルドアの2タイプがあります。
(4)PCカート「ナーシングカート FREE+(フリープラス)」
看護師の働く空間や働き方を、快適性や効率性の面から支援するPCカートです。立ったままの姿勢で前後左右から物品を出し入れしやすく、中身を確認しやすいフレーム構成とトレー配置を採用しています。トレーはサイズ・収容量ともに当社従来品より向上させました。また、カートの天板高さは、日本人の体格に合わせて900~1100mmに設定し、身体的に無理のない適正な作業姿勢でPC閲覧・入力を行うことができます。

また、店舗関連製品におきましては、店舗の生産性向上に貢献できる独自の機能を持った商品づくり、という基本姿勢のもと、研究開発活動を行っております。主な新商品としましては、下記商品群を上市いたしました。
(1)多機能樹脂ボックス「ウッディマルチボックス」
主に食品スーパー等の小売事業者向けに、4通りの陳列形態に可変できる木目をリアルに表現した再生PET樹脂製陳列台です。
(2)ショッピングパートナー専用設置台「ショッピングパートナーゲート」
小型ショッピングカート「ショッピングパートナー」を店頭等に省スペースで設置可能な専用の設置台です。
(3)kami-no-hako専用台車「kami-no-daisha」(かみのだいしゃ)
多機能段ボール箱「kami-no-hako」を陳列レイアウトに合わせて移動させる際等に最適な紙製の専用台車です。
(4)スマホカバーサンプルケース
主に家電量販店等の小売事業者向けに、スマートフォンの保護カバーの実物サンプルを売り場の美観を損ねることなく機能的に展示することができるサンプルケースです。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、309百万円となりました。

3.通販・小売関連事業
当連結会計年度における研究開発費の金額は、23百万円となりました。

4.全社共通
次世代の働き方や学び方の研究をベースにコクヨグループの新たな商品やサービスに関しての開発を行い、当連結会計年度における研究開発費の金額は、334百万円となりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00670] S1004FUN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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