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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A0J1

有価証券報告書抜粋 コクヨ株式会社 研究開発活動 (2016年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は、1,499百万円であり、各セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。

1.ステーショナリー関連事業
顧客のシーン毎に未充足ニーズを見出し、当社ならではの価値ある商品、差別化された商品を世の中に出すことで、お客様に支持され続ける商品づくりを目指しております。
当社ならではの価値ある商品として、際立った価値を提供できる商品や、新たな着眼点で既存の商品の価値を見直すことにより顧客ニーズに応える商品として、以下の商品を開発・発売しました。
(1)キャンパスノート(ドット入り罫線・無地)
社会人の自己成長をサポートするためのノートとして、前年に大人向けキャンパスノートの第1弾である「キャンパスノート(方眼罫)」を発売し、好評を得ました。社会人は学生と違い、ノートをとる目的も内容も様々であり、そのパターン毎に適した罫線があるという調査結果から、第2弾として「ドット入り罫線」と「無地」を追加しました。「ドット入り罫線」は、罫線上に等間隔に並んだドットが、文字や図形を美しく書くことのサポートとなるため、会議の議事録や打ち合わせの内容を書き取る時などに適しています。「無地」は罫線に縛られることなく自由に書けるため、考えやアイデアを書き出してまとめる時に使い勝手のよいものとなっています。表紙は細かい地模様(ハニカム柄)とマットな表面加工の落ち着いた雰囲気のデザインで、ビジネスシーンによく馴染みます。
(2)鉛筆シャープTypeS
金属ペン先を採用することで、よりしっかり安定した書き心地を実現した、鉛筆シャープの新しいシリーズです。グリップの先端部分は六角形のラバーグリップとなっており、しっかり握って筆記することができます。また、持ち歩きに便利なクリップや、くり出し消しゴムが付いています。アイデアの整理や資料の構想のまとめなどのビジネスシーンに最適です。
(3)ペンケース
社内・社外の移動時には手帳と一緒にスムーズに持ち運べ、デスクで集中して業務に取り組みたい時にはペントレーとして使える、ビジネスのさまざまなシーンで活躍する新しいタイプのペンケースです。ペンケース本体にはコーナーベルトが付いており、手帳やノートにはさんで持ち運びしやすくなっています。また、ペンケースの外側にはフロントポケットがあり、よく使うペンをすばやく取り出せます。
(4)モバイルバッグ(モバコ)
フリーアドレス制で働くワーカーに最適なバッグです。PC・マウス・電源ケーブルや手帳・ペンケース・書類など、個人で必要とする荷物をしまえる収容力に加え、卓上では中身が見やすく取り出しやすいように、前部分が開く仕様となっています。また、ファイルボックスサイズを基準としているため、ロッカー内に収めやすくなっています。
(5)クリヤーホルダーブック
クリヤーホルダー型のポケットが1冊になった固定式ファイルです。クリヤーホルダーの出し入れのしやすさはそのままに、大量の書類を1冊で管理することができます。また、書類の量に応じて背幅が変わるため、かさばらずにすっきり保管することが可能です。ポケットには書類の脱落を防止するストッパーが付いており、保管や持ち運びにおけるポケットからの書類の飛び出しを防ぎます。
(6)テープのり
のりがドット(点)状に粘着することで、のりの切れが良く、手軽に美しくのり付けができるドットライナーシリーズの新商品です。一般的なテープのり(幅8.4mm)の約2.3倍となる幅20mmの極太タイプで、特に大型封筒ののり付け作業に適しています。ドットライナーのスタンダードタイプと本体が共通であるため、本体を1つ持っていれば、つめ替え用テープの交換だけでスタンダード・ワイドのどちらも使用することができます。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の金額は、996百万円となりました。


2.ファニチャー関連事業
お客様の働く・学ぶシーンに着目し、そのお客様に響く価値を見極めて付加した商品を提案することを目指して研究開発活動を行っております。
ここちよく働ける、明るく、開放的な新しいオフィス空間のために「人中心の過ごしやすさ」「緩やかにつながる」「モードで選ぶ」をコンセプトにした以下の商品を開発・発売しました。
(1)スクリーンブース「inframe(インフレーム)」
居心地のよいリビングテイストの執務空間を構成できるスクリーンブースです。ワンユニット構造であるため、置くだけで簡単にワーカーが心地よく過ごせ、周囲との緩やかなつながりを感じさせる空間を演出することができます。
(2)ファブリックスクリーン「stripel(ストライプル)」
縦方向に一定間隔で配置したフィンとベースの一体型で、置くだけで緩やかに境界線を作り、リビングテイストの抜け感のある空間を構成できる、新しい発想のファブリックスクリーンです。フィンはフェルト地(芯材:アルミ)で覆われており、ソフトな触り心地です。オフィス内のミーティングスペースやラウンジ等、多様な用途の空間を豊かな採光や解放感で演出します。
(3)ミーティングチェアー&ソファー「COODE(コーデ)」
リビングテイストのミーティングエリアやラウンジを構成できるミーティングチェアー&ソファーです。ミーティングチェアーは、座面の前後で硬度の異なるクッションを配置し、安定した姿勢保持と包み込み感の両立を実現しました。また、ソファーは、リビングテイストのデザインと風合いのある張り地を採用しています。
(4)テーブル付きソファー「interval(インターバル)」
スクリーンパネルが付いたテーブル付きソファーです。ソファー本体は周囲をクッション素材のスクリーンパネルで囲い、肘部から一体になったテーブル天板と2口コンセントが設えられ、仕事の合間等で気分をリフレッシュしつつ、快適にワークができる構造です。

また、店舗関連製品では、店舗の生産性向上に貢献できる独自の機能を持った商品づくり、という基本姿勢のもと、研究開発活動を行っております。主に食品スーパー等の小売事業者向けに、下記商品を上市しました。
(1)惣菜袋専用ケース「デリカバッグケース」
主に惣菜売場で使用する惣菜袋を、箱型形状のケースで包み、惣菜袋を整列して収納することができるケースです。惣菜売場空間の清潔感を演出しながら、惣菜袋を保管することができます。
(2)店舗用カート「ショッピングパートナー2」
主に食品スーパーやドラッグストア等の小売事業者向けの店舗用カートです。「ショッピングパートナー」と同様に、軽量で小回りがきく、コンパクトなデザインでありながら、本体に買い物カゴを上下2段まで載置できます。
(3)「CSアップ棚」「CSスライドステージ」
コンパクトストア向け店舗什器「CSシリーズ」に、施工不要で什器の最上段に簡単に設置できる在庫棚「CSアップ棚」と、再下段でスライドするステージ棚「CSスライドステージ」を追加しました。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、409百万円となりました。

3.通販・小売関連事業
当連結会計年度における研究開発費の金額は、21百万円となりました。

4.全社共通
次世代の働き方や学び方の研究をベースにコクヨグループの新たな商品やサービスに関しての開発を行い、当連結会計年度における研究開発費の金額は、72百万円となりました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00670] S100A0J1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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