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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AI8S

有価証券報告書抜粋 コスモエネルギーホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2017年6月22日)現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績
業績につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。

経営成績の分析
①売上高
売上高は、前連結会計年度に比べ、480億円(2.1%)増加の2兆2,923億円となりました。これは、主に前連結会計年度末に実施した丸善石油化学㈱の子会社化の影響によるものです。

②売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、前連結会計年度に比べ、749億円(3.5%)減少し、2兆797億円となりました。これは、円高による原油価格の下落が主な要因です。売上高に対する売上原価の比率は、5.3ポイント減少して、90.7%となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ、10億円(0.8%)増加し、1,204億円となりました。販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は、前年と同様、5.3%となりました。

③営業利益
上記の結果を受け、営業利益は、前連結会計年度297億円の営業損失だったのに比べ、1,219億円利益が改善し、922億円となりました。これは、主にたな卸資産の在庫評価の影響が売上原価を押し下げたことによるものです。

④営業外損益
営業外損益は、前連結会計年度に比べ、43億円悪化し、107億円の損失となりました。これは為替差損益が前連結会計年度に比べ20億円悪化したこと等が主な要因です。

⑤税金等調整前当期純利益
特別損益は、コスモ石油㈱の千葉パイプライン工事等に伴う「補助金収入」33億円等を特別利益として計上する一方、特別損失として固定資産の除却・撤去に関する「固定資産処分損」63億円等を計上したことにより29億円の損失となり、前連結会計年度に比べ、48億円の損失減少となりました。
結果として、前連結会計年度は438億円の税金等調整前当期純損失だったの比べ、1,224億円利益が改善し、税金等調整前当期純利益は786億円となりました。

⑥法人税等
法人税、住民税及び事業税は、前連結会計年度に比べ、50億円(37.4%)増加の183億円となりました。また、法人税等調整額は、前連結会計年度に比べ、133億円増加し、6億円となりました。その結果、当連結会計年度の税金費用負担額は、前連結会計年度に比べ、183億円増加し、189億円となりました。

⑦非支配株主に帰属する当期純利益
非支配株主に帰属する当期純利益は、主として、石油化学会社及び石油開発会社等の非支配株主に帰属する利益からなり、前連結会計年度に比べ、6億円(10.1%)増加し、64億円となりました。

⑧親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度502億円の親会社株主に帰属する当期純損失だったのに比べ、1,034億円利益が改善し、532億円となりました。1株当たりの当期純利益金額は、633.32円となりました。

(2)流動性及び資金の源泉
①財政状態
当連結会計年度末の連結財政状態といたしましては、総資産は1兆5,257億円となり、前連結会計年度末比1,161億円増加しております。これは、主に原油価格上昇により、売上債権、たな卸資産並びに仕入債務が増加したこと等によるものです。純資産は2,728億円となり、前連結会計年度末比701億円増加し、自己資本比率は10.8%となりました。

②キャッシュ・フロー
当連結会計年度の連結キャッシュ・フローは、営業活動は税金等調整前当期純利益を計上したこと等の資金増加要因により476億円のプラスとなりました。投資活動は、固定資産等の取得に伴う支出等により1,120億円のマイナスとなりました。財務活動は、コマーシャル・ペーパーの増加等により96億円のプラスとなりました。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比533億円減少の361億円となりました。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
2016年3月期2017年3月期
自己資本比率7.7%10.8%
時価ベースの自己資本比率7.1%10.5%
キャッシュ・フロー対有利子負債比率41.1年16.2年
インタレスト・カバレッジ・レシオ1.4倍3.8倍
(注)1 各指標は、以下の計算式によっております。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
2 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
3 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により計算しております。
4 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31632] S100AI8S)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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