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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQM9

有価証券報告書抜粋 コナミグループ株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当社グループを取り巻く経済環境は、英国の欧州連合(EU)離脱や新興国経済の減速等を背景に急速な円高の進行が企業収益を圧迫し、米国大統領選挙後には一転して円安基調へと様相が変わるものの、米国新政権の経済政策の見通しや追加利上げを受け再び円高が進行するなど、大きく揺れ動く厳しい環境下でのビジネス展開となりました。
エンタテインメント市場におきましては、モバイル端末や家庭用ゲーム機器等の各種デバイスは高性能化を続け、通信インフラ環境の発達に伴い、ゲームコンテンツの多様化が進んでおります。また、時代の変化に伴い、個人消費において「豊かな経験や体験による日々の充実」への志向が高まっており、ゲーム業界でもお客様とのタッチポイントとして、ゲームコンテンツによる新しい体験などを通じて様々な場面で期待されております。
健康市場におきましては、社会全体における健康意識が高まる中で、シニア世代や女性層を中心に、健康や体力の向上を余暇の目的とする割合が年々上昇する傾向にあり、スポーツ志向、健康志向、そして高齢化に伴う介護予防への需要がさらに高まりを見せております。また、ボディメイクに取り組まれるお客様も着実に増加し、ニーズは多様化しております。家庭用の健康機器市場は海外メーカーを中心として低価格化が進み、多種多様な製品が発売され、新たな市場が広がりつつあります。
ゲーミングビジネスに関しましては、世界各地で新規カジノ施設やカジノを含むIR(統合型リゾート)施設の開業や開発が進み、ゲーミング市場はさらなる成長を続けております。日本国内では12月に「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)」が成立し、3月には「特定複合観光施設区域整備推進本部」が設置され、1年以内を目途に運営事業者選定のあり方や反社会的勢力を排除する仕組み等の詳細を規定する「IR実施法案」の策定が開始される等、日本国内のカジノ解禁に対する期待が高まってきております。また、若者のスロット離れに対する対策として、スロットマシンにプレイヤーのスキル要素(プレイヤーの腕前)の導入が合法化される等、さらなるゲーミングビジネスのチャンス拡大が期待されております。
当社グループはこれまで、消費者嗜好の多様化や事業を取り巻く各種規制の改廃等、めまぐるしく変化する市場環境に的確に対応し、柔軟かつ継続的な事業体への進化を経営戦略の基本に、「デジタルエンタテインメント事業」、「健康サービス事業」、「ゲーミング&システム事業」、「遊技機事業」を事業領域とした事業運営を行ってまいりました。この市場環境への対応として、当第2四半期にはさらなる事業運営体制の強化に向け、デジタルエンタテインメント事業を構成するアーケードゲーム事業部門について、同じ「BtoB」ビジネスである「遊技機事業」と一体化する事業再編を行い、「アミューズメント事業」へと事業領域を変更いたしました。グループ創業時から培うアーケードゲームのビジネスノウハウの活用、またKONAMIブランドによるさらなる高付加価値製品及びサービスの提供、事業統合による合理化を追求するものであります。
当連結会計年度における変更後の事業領域による概況として、デジタルエンタテインメント事業におきましては、モバイルゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」が約150の国と地域で配信開始され、多くのお客様にご好評いただいております。また、「実況パワフルプロ野球」や「プロ野球スピリッツA(エース)」、「ウイニングイレブン クラブマネージャー」(海外名「PES CLUB MANAGER」)等のタイトルも引き続き堅調に推移いたしました。カードゲームでは、グローバルに展開する「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズが安定した人気に支えられ堅調に推移いたしました。家庭用ゲームでは、「実況パワフルプロ野球2016」や「ウイニングイレブン 2017」(海外名「PES 2017 -Pro Evolution Soccer-」)が引き続き堅調に推移したほか、Nintendo Switch™用ソフト「スーパーボンバーマン R」(海外名「Super Bomberman R」)を発売いたしました。
健康サービス事業におきましては、お客様の利用頻度に応じて選択できる料金プランや複数の施設を手軽に利用できる施設利用制度を展開するとともに、“続けられる”をコンセプトにコナミスポーツクラブのサービスの拡充と浸透に努めました。健康関連商品では、家庭用を中心として広がりを見せる健康機器市場での認知向上、シェア拡大を目的に新たな健康関連商品の開発に取り組んでおります。
ゲーミング&システム事業におきましては、主力商品であるビデオスロットマシン「Concerto(コンチェルト)」シリーズを中心に、ロングセラー商品の「Podium(ポーディアム)」シリーズやカジノマネジメントシステム「SYNKROS(シンクロス)」の販売を北米、アジア・オセアニア市場を中心に展開いたしました。
アミューズメント事業におきましては、アーケードゲームの「麻雀格闘倶楽部 ZERO」や音楽ゲームを中心とした「e-AMUSEMENT Participation(パーティシペーション)」タイトルが安定稼働を続け、中でも、ピアノをモチーフにした新規音楽ゲーム「ノスタルジア」の稼働が開始され、ご好評をいただいております。また、メダルゲームでは、最新作「マジカルシューター」、「トレジャーシュート」が本格稼働を開始いたしました。
遊技機におきましては、パチスロ機「SEVEN'S BEAT(セブンスビート)」、「メタルギア ソリッドスネークイーター」、「麻雀格闘倶楽部2」、「防空少女ラブキューレ」、「GI優駿倶楽部」を発売いたしました。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,299億2千2百万円(前連結会計年度比8.0%減)、営業利益は363億5千9百万円(前連結会計年度比47.3%増)、税引前利益は355億2千1百万円(前連結会計年度比49.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は259億5千1百万円(前連結会計年度比146.8%増)となりました。
(2) 事業別セグメントの業績
事業別売上高及び営業収入(セグメント間含む)要約版
前連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
当連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
増減率
金額(百万円)金額(百万円)(%)
デジタルエンタテインメント事業115,037105,573△8.2
健康サービス事業71,28668,648△3.7
ゲーミング&システム事業34,28431,251△8.8
アミューズメント事業29,77925,342△14.9
消去△484△892-
連結合計249,902229,922△8.0
(注)第2四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。前連結会計年度との比較においては、
前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて比較をしております。

(デジタルエンタテインメント事業)
モバイルゲームでは、当第4四半期において「遊戯王 デュエルリンクス」を約150の国と地域で配信開始し、引き続き好調に推移しております。このほか国内市場では、「実況パワフルプロ野球」や「プロ野球スピリッツA」をはじめとした各タイトルも引き続きご好評をいただいており、中でも12月に配信2周年を迎えた「実況パワフルプロ野球」においては、「春の熱血甲子園大会」を開催するなど、より多くのお客様にお楽しみいただける施策を展開いたしました。また、グローバル市場向けタイトルとして、「ウイニングイレブン クラブマネージャー」や「StarWars™:Force Collection(スター・ウォーズ フォース コレクション)」等、引き続き堅調に推移いたしました。
カードゲームでは、「遊戯王トレーディングカードゲーム」を引き続きグローバルに展開いたしました。2017年夏に開催される世界大会に向けた予選が開始され、また米国を皮切りとした劇場版アニメの海外公開や、モバイルゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」のグローバル配信により、コンテンツとしての盛り上がりの中で推移いたしました。
家庭用ゲームでは、「実況パワフルプロ野球2016」や「ウイニングイレブン 2017」を発売し、堅調に推移いたしました。また、3月にはNintendo Switch™用ソフト「スーパーボンバーマン R」を発売し、多くのお客様にお楽しみいただいております。
なお、当連結会計年度におきましては、モバイルゲーム、カードゲームが好調に推移し、その構成比率が高まったことから、前連結会計年度比で減収増益となりました。

以上の結果、当事業の連結売上高は1,055億7千3百万円(前連結会計年度比8.2%減)となり、セグメント利益は337億5千9百万円(前連結会計年度比13.1%増)となりました。
(健康サービス事業)
スポーツクラブ施設運営では、多様化するお客様のニーズに応えるため、お客様の利用頻度に応じて選択できる料金プランに加え、定期的に施設に通えないお客様に向けた都度利用プランの促進のほか、施設環境の整備及びスタジオプログラムやトレーニングマシンの刷新を行う等、サービスの拡充に努めました。当連結会計年度においては、7月に熊本県天草市に新しくフランチャイズ施設をオープンしたほか、12月に飯田橋、恵比寿、自由が丘駅前の3施設をリニューアルオープンし、トレーニングマシンの刷新やパーソナルトレーニングスペースを拡充いたしました。また、1月には「コナミスポーツクラブユーカリが丘」を大型ショッピングセンター内に新生オープンし、マシンジムとスタジオに特化した新形態のフィットネスクラブとして、お客様が今まで以上に運動に集中できる環境を整えると同時に、気軽に通いやすい施設づくりを行っております。お子様向けスクール「運動塾」では、近年、子どもを取り巻く環境の変化等から、身体の基礎を作る体操スクールの需要の高まりを受け、コナミスポーツクラブ二子玉川の体育館をリニューアルし、体操スクールを増強するなど、多くのお子様に運動の楽しさや魅力を伝え、健康づくりへのサポートに努めました。新たな取組みとしては、日本でワールドカップが開催され、注目を集めているスポーツクライミングの「ボルダリング」施設を3月にコナミスポーツクラブ池袋内に開設いたしました。当施設では、無料の「初心者クリニック」を随時開催するなど、初心者や未経験者のクライミングデビューを後押しし、スポーツクライミングの普及、発展に貢献してまいります。また、経済産業省が官民連携で推進する「プレミアムフライデー」に賛同し、2月から全国のコナミスポーツクラブで会員と同伴来館で体験利用料無料となる特別サービスを開始いたしました。
受託施設では、これまで培った運営・指導のノウハウや実績を活かし、新たに30施設の運営を開始し、各施設の運営受託を通じて地域社会の皆様の健康増進に取り組んでおります。
健康関連商品においては、コナミスポーツ体操競技部所属の金メダリスト3選手(山室光史、田中佑典、加藤凌平)をイメージキャラクターに起用し、コナミスポーツクラブのインストラクター監修による本格的機能性スポーツアンダーウェア「パワフルギアスポーツ サポートアンダーウェア」を新たに開発し、発売いたしました。
なお、当連結会計年度におきましては、直営施設の退店等により売上高は減少いたしましたが、一方で施設運営の品質改善及び効率化が進んだことから、前連結会計年度比で増益となりました。

以上の結果、当事業の連結売上高は686億4千8百万円(前連結会計年度比3.7%減)となり、また、セグメント利益は42億2千4百万円(前連結会計年度比57.1%増)となりました。
(ゲーミング&システム事業)
スロットマシンでは、プレイヤーやカジノオペレーターの多様なニーズに対応した「Concerto」シリーズの拡充により、北米を中心に販売台数を伸ばしたほか、豊富なラインアップを擁し、中南米やアフリカ、アジア地域でも依然高い人気を誇るロングセラー商品「Podium」シリーズの販売が堅調に推移いたしました。パーティシペーションでは、「Concerto」シリーズをはじめ、プレイヤーの期待感とプレイ意欲を一層高めたプレミアム商品や、ゲームコンテンツのラインアップ拡充に努めました。カジノマネジメントシステム「SYNKROS」では、海外を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設へ導入したほか、北米各州及び豪州のカジノ施設への導入も堅調に推移いたしました。また、イギリス・ロンドンで開催されたヨーロッパ最大級のゲーミング業界の展示会「ICE Totally Gaming Show 2017(アイス トータリー ゲーミングショー 2017)」において、マルチゲームの機能を持つ「SeleXion(セレクション)」を中心に、ビデオスロットマシン「Concerto」シリーズとして「Concerto Slant(スラント)」、「Concerto Stack(スタック)」、「Concerto Crescent(クレセント)」等、バラエティ豊かなラインアップの紹介により世界中の来場者から大きな注目を集めました。
なお、当連結会計年度におきましては、北米市場を中心に堅調に推移し、現地通貨ベースでは増収となったものの、新製品に向けた開発コストの上昇をはじめ、期中における急速な円高の進行に伴う為替の影響等により減収減益となりました。

以上の結果、当事業の連結売上高は312億5千1百万円(前連結会計年度比8.8%減)となり、セグメント利益は48億4千9百万円(前連結会計年度比13.0%減)となりました。
(アミューズメント事業)
アーケードゲームでは、「麻雀格闘倶楽部 ZERO」や音楽ゲームを中心とした「e-AMUSEMENT Participation」タイトルが安定稼働を続け、中でも、ピアノをモチーフにした新規音楽ゲーム「ノスタルジア」の稼働が開始され、ご好評をいただいております。メダルゲームでは、「FEATURE PREMIUM(フィーチャープレミアム)」シリーズの最新作「TwinkleDrop JUKE!(トゥインクルドロップ ジューク)」、「FROZEN TOWER(フローズン タワー)」、及びメダルゲーム機の最新作として、自分でボールを発射しポケットを狙う新感覚メダルゲーム「マジカルシューター」、縦横無尽に飛び回るボール抽選で子どもから大人まで楽しめる新しいゲーム性の「トレジャーシュート」が本格稼働を開始いたしました。また、2011年より毎年開催しているアーケードゲームプレイヤーの頂点を決める公式大会「The6th KONAMI Arcade Championship」は、大変な盛り上がりを見せました。
遊技機におきましては、5月に「伊勢志摩サミット」開催による約1ヶ月の入替自粛や、遊技機の型式試験変更及び規則改正等、例年にない環境下での事業運営となりました。このような状況のもと、新基準の5.5号機の中でもトップクラスの高稼働を維持したパチスロ「マジカルハロウィン5」の追加受注のほか、人気音楽ゲーム「beatmania(ビートマニア)」とコラボレーションしたパチスロ「SEVEN'S BEAT」、当社グループのオリジナルコンテンツ「メタルギア」シリーズを32インチの新筺体でパチスロ化した「メタルギア ソリッド スネークイーター」、前作で人気を博した「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作パチスロ「麻雀格闘倶楽部2」を販売いたしました。また、当第4四半期には、オリジナルタイトルのパチスロ「防空少女ラブキューレ」のほか、GIレースで名を馳せた競走馬などが実名で登場する業界初の育成競馬パチスロ「GI優駿倶楽部」を発売し、現在も長期安定稼働を維持し市場より高い評価をいただいております。
なお、当連結会計年度におけるアミューズメント事業を取り巻く市場環境は厳しい状況が続いたため、事業再編による効率的な事業運営及び収益構造の改善を推進いたしました。

以上の結果、当事業の連結売上高は253億4千2百万円(前連結会計年度比14.9%減)となり、セグメント利益は52億3千9百万円(前連結会計年度比11.4%増)となりました。
(3) 地域別の業績
(日本)
デジタルエンタテインメント事業においては、「遊戯王 デュエルリンクス」を150の国と地域で配信開始し、多くのお客様にご好評をいただいております。また、「実況パワフルプロ野球」、「プロ野球スピリッツA」をはじめとするモバイルゲームの継続的なサービス拡大に注力いたしました。カードゲームでは、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズが堅調に推移いたしました。家庭用ゲームでは、「実況パワフルプロ野球2016」や「ウイニングイレブン 2017」等のシリーズ最新作が引き続き堅調に推移したほか、3月にNintendo Switch™用ソフト「スーパーボンバーマン R」を発売いたしました。
健康サービス事業においては、スポーツクラブ施設で提供するスタジオプログラムを全面刷新し、お客様の目的に合わせた多彩なプログラムを展開しております。熊本県天草市に新たにフランチャイズ施設をオープンしたほか、飯田橋、恵比寿、自由が丘駅前の3施設のリニューアルオープンや、コナミスポーツクラブ池袋内にボルダリング施設を開設するなど、社会の潮流やお客様の目的に合わせた新たなサービスの導入に取り組みました。また、健康関連商品においては、家庭用「エアロバイクS-BODY」のECサイトによる販売のほか、運動時の機能性に優れた「パワフルギアスポーツ サポートアンダーウェア」の発売を開始いたしました。
アミューズメント事業においては、アーケードゲームの「麻雀格闘倶楽部 ZERO」や音楽ゲームを中心とした「e-AMUSEMENT Participation」タイトルが安定稼働を続け、中でも、ピアノをモチーフにした新規音楽ゲーム「ノスタルジア」の稼働が開始され、ご好評をいただいております。また、メダルゲーム機では、最新作「マジカルシューター」、「トレジャーシュート」が本格稼働を開始いたしました。遊技機においては、パチスロ機「SEVEN'S BEAT」、「メタルギア ソリッド スネークイーター」、「麻雀格闘倶楽部2」、「防空少女ラブキューレ」、「GI優駿倶楽部」を販売いたしました。

以上の結果、日本における当連結会計年度の売上高は1,724億4千8百万円(前連結会計年度比2.7%増)となりました。
(米国)
デジタルエンタテインメント事業においては、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズが堅調に推移したほか、家庭用ゲームでは「PES 2017 -Pro Evolution Soccer-」が引き続きお客様から高い評価をいただいております。3月にはNintendo Switch™用ソフト「Super Bomberman R」を発売いたしました。
ゲーミング&システム事業においては、プレイヤーやカジノオペレーターの多様なニーズに対応したビデオスロットマシン「Concerto」シリーズの拡充により北米を中心に販売台数を伸ばしたほか、豊富なラインアップを擁し、中南米やアフリカ、アジア地域でも依然高い人気を誇るロングセラー商品「Podium」シリーズの販売が堅調に推移いたしました。パーティシペーションにつきましては、「Concerto」シリーズをはじめ、プレイヤーの期待感とプレイ意欲を一層高めたプレミアム商品やゲームコンテンツのラインアップ拡充に努めました。カジノマネジメントシステム「SYNKROS」につきましては、海外を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設へ導入したほか、北米各州及び豪州のカジノ施設への導入も堅調に推移いたしました。

以上の結果、米国における当連結会計年度の売上高は404億4千5百万円(前年同期比24.1%減)となりました。
(欧州)
デジタルエンタテインメント事業において、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズが堅調に推移したほか、家庭用ゲームでは「PES 2017 -Pro Evolution Soccer-」が引き続きお客様から高い評価をいただいております。3月にはNintendo Switch™用ソフト「Super Bomberman R」を発売いたしました。

以上の結果、欧州における当連結会計年度の売上高は102億5千7百万円(前年同期比49.8%減)となりました。
(アジア・オセアニア)
デジタルエンタテインメント事業においては、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズが堅調に推移したほか、家庭用ゲームでは「PES 2017 -Pro Evolution Soccer-」が引き続きお客様から高い評価をいただいております。3月にはNintendo Switch™用ソフト「Super Bomberman R」を発売いたしました。
ゲーミング&システム事業においては、ビデオスロットマシン「Concerto」シリーズ及び「Podium」シリーズのバラエティ豊かな商品ラインアップの販売に注力したほか、カジノマネジメントシステム「SYNKROS」の導入拡大に努めました。

以上の結果、アジア・オセアニアにおける当連結会計年度の売上高は67億7千2百万円(前年同期比18.5%減)となりました。
(4) キャッシュ・フロー
当連結会計年度の概況
前連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
当連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
増減
区 分金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー71,33643,759△27,577
投資活動によるキャッシュ・フロー△18,746△13,6155,131
財務活動によるキャッシュ・フロー△1,877△9,420△7,543
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額△1,4601121,572
現金及び現金同等物の純増減額49,25320,836△28,417
現金及び現金同等物の期末残高113,907134,74320,836

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して208億3千6百万円増加し、当連結会計年度末には1,347億4千3百万円となりました。
また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は、437億5千9百万円(前連結会計年度比38.7%減)となりました。
これは主として、営業債権及びその他の債権や法人所得税の支払額が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、136億1千5百万円(前連結会計年度比27.4%減)となりました。
これは主として、設備投資等の資本的支出が減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により使用した資金は、94億2千万円(前連結会計年度比401.9%増)となりました。
これは主として、前連結会計年度において短期借入れによる収入があった一方で、当連結会計年度において短期借入れの返済を行ったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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