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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10088Y3

有価証券報告書抜粋 サトウ食品株式会社 業績等の概要 (2016年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の財政政策や日銀の金融政策を背景に、企業収益や雇用情勢に一定の改善がみられるなど、緩やかな回復基調となりましたが、新興国等の景気減速や資源価格の下落等、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような中、当社グループは、安全・安心かつおいしさの追求に重点をおいた包装餅及び包装米飯の適正価格での健全な販売及び製品の安定供給に努めることを基本に、お客様の消費動向を捉えながら多様化する消費者ニーズに対応した販売活動を行ってまいりました。
当社グループは、食品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、製品分類別における販売の動向は以下のとおりであります。
包装餅製品は、お客様のニーズにきめ細かく対応すべく、おいしさと栄養を兼ね備えた健康志向のお米を使用し、さらに高級志向にも応える「サトウの切り餅 金芽米もち」を新発売いたしました。また、スティックタイプの切り餅である「サトウの切り餅 いっぽん」及び、上下面のスリットにより手で簡単に4つに分割することができる「サトウの切り餅 パリッとスリット」の新しいテレビCMに、イメージキャラクターとして、新潟在住のアイドル・ユニットNegicco(ネギッコ)を起用し、餅の新たな食シーンを提案いたしました。加えて、当社と大手資材メーカーが共同開発し、業界初となる、「ながモチフィルム」(酸素吸収機能をもつ透明な個包装フィルム)の当社グループの包装餅製品への全面切り替えを今秋実施すべく準備を進めております。さらに、鏡餅につきましては、「サトウの鏡餅」に加え「きむらのお鏡餅」にもPSP容器(ちぎって小さくまとめて捨てることができる、発泡スチロールを素材とした容器)を採用し、当社グループとして他社との差別化を図ってまいりました。
なお、前第2四半期連結会計期間中の2014年9月16日より当社子会社である株式会社きむら食品(2014年8月8日設立)が食品事業(包装餅製造)を開始していることから、前連結会計年度の売上高への影響が限定的となっておりますが、両社のシナジー効果を最大限生かすべく販売促進に取り組みました。その結果、包装餅製品の売上高は196億6百万円(前年同期比9.4%増)となりました。
包装米飯製品では、お客様の適量・高級・健康志向のニーズにきめ細かく対応すべく、サトウのごはん「魚沼産こしひかり150g」「発芽玄米ごはん150g」「麦ごはん150g」等を新発売いたしました。また、日本古来の炊飯方法を忠実に再現した独自の製造技術(厚釜ガス直火炊き)により、電子レンジ2分で家庭と同様の炊き立てごはんを再現できることに加え、製品名に原料米の産地銘柄を明確に表示していることがお客様の利便性及び安全・安心意識にそれぞれマッチし、堅調に推移いたしました。その結果、包装米飯製品の売上高は165億36百万円(同6.1%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高はその他61百万円(同16.6%増)を加えた362億5百万円(同7.9%増)となりました。
利益面につきましては、売上高の増加に伴い、営業利益は11億87百万円(同1.4%増)、経常利益は13億26百万円(同19.4%増)となりました。また、当社東港工場の包装米飯製造ライン新設に伴う既存1ラインの撤去に係る減損損失76百万円を計上いたしましたが、前連結会計年度に比較し特別損失が8億10百万円減少したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は7億94百万円(同563.9%増)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2) キャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は52億71百万円(前年同期比5億86百万円増)となりました。税金等調整前当期純利益の増加10億5百万円により得られた資金の増加が主なものとなっております。
投資活動の結果支出した資金は23億円(前年同期比12億44百万円減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が2億98百万円増加いたしましたが、前年同期に発生した事業譲受による支出17億15百万円がなくなったことが主なものとなっております。
財務活動の結果支出した資金は28億30百万円(前年同期比17億69百万円増)となりました。これは、長期借入れによる収入の減少5億円、長期借入金の返済による支出の増加5億93百万円、社債の発行による収入の減少6億87百万円が主なものとなっております。
以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は3億22百万円(前年同期比1億41百万円増)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00510] S10088Y3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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