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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AX1U

有価証券報告書抜粋 サトウ食品株式会社 業績等の概要 (2017年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の財政政策や日銀の金融政策を背景に、企業収益の改善や雇用情勢に持ち直しがみられるなど、緩やかな回復基調となりましたが、新興国の景気減速や英国のEU離脱問題、米国の大統領選挙後の株価や円相場の急激な変動など不安定要素による世界経済への影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような中、当社グループは、安全・安心かつおいしさの追求に重点をおいた包装餅及び包装米飯の適正価格での販売と製品の安定供給に努めることを基本に、お客様の消費動向を捉えながら多様化する消費者ニーズに対応した販売活動を行ってまいりました。
当社グループは、食品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、製品分類別における販売の動向は以下のとおりであります。
包装餅製品では、当社と大手資材メーカーが共同開発した業界初となる「ながモチフィルム」(酸素吸収機能をもつ透明な個包装フィルム)を、当社グループの全アイテムに導入して賞味期限を15ヶ月から24ヶ月に延長したことに加え、同フィルムの機能性向上をアピールするテレビCMを放映するなど、当社グループ会社である株式会社きむら食品とのシナジー効果を最大限生かすべく販売促進に取り組みました。また、新商品として10月よりお正月のハレの日にふさわしいきらびやかなパッケージデザインを採用した「迎春パリッとスリット」、少子高齢化等の社会構造の変化による食生活スタイルの多様化、個別化に対応した新しい食シーン提案型商品としてのスティックタイプの切り餅を使用したスタンディングパウチタイプの鏡餅「サトウの鏡餅 賀正いっぽん」を発売しました。さらに、小飾りタイプの鏡餅では、キャラクター商品としてのハローキティに加え、当期よりリラックマのオリジナルマスコットを採用した商品拡充を行いました。しかしながら、12月の天候が比較的温暖に推移した影響等もあり、包装餅製品の売上高は191億91百万円(前年同期比2.1%減)となりました。
包装米飯製品では、お客様の「適量・高品質・健康志向」のニーズに応える商品として、2人でシェアする食シーンを提案する「サトウのごはん かる~く二膳」、レンジアップして冷ますと塩味のおにぎりが簡単に作れる「サトウのおにぎり用 塩ごはん」、一般的な大麦の2倍の食物繊維を持つスーパー大麦バーリーマックスを使用した「サトウのごはん スーパー大麦ごはん」を発売しました。さらに、本年もJA各県本部との共同企画として地域の特産品が当たる販促キャンペーンを実施するなど販売促進に取り組みました。加えて、日本古来の炊飯方法を忠実に再現した独自の製造技術(厚釜ガス直火炊き)により、電子レンジ2分で家庭と同様の炊き立てごはんを再現できることと、製品名に原料米の産地銘柄を明確に表示していることがお客様の利便性及び安全・安心意識にそれぞれマッチし、販売は堅調に推移いたしました。その結果、包装米飯製品の売上高は178億47百万円(同7.9%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高はその他46百万円(同24.6%減)を加えた370億85百万円(同2.4%増)となりました。
利益面につきましては、売上高の増加に伴い、営業利益は12億47百万円(同5.1%増)、受取手数料の減少があったものの経常利益は13億35百万円(同0.7%増)となりました。また、特別損失に固定資産除却損として包装米飯製造ライン新設に伴う既存ラインの撤去費用及び賃貸不動産等の減損損失を計上しておりますが、前連結会計年度に比較し特別損失が27百万円減少したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は8億40百万円(同5.8%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は33億76百万円(前年同期比18億95百万円減)となりました。これは、たな卸資産の減少額が15億56百万円減少したことに加え、法人税等の支払額5億51百万円の増加が主なものとなっております。
投資活動の結果支出した資金は31億73百万円(前年同期比8億73万円増)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が8億93百万円増加したことが主なものとなっております。
財務活動の結果支出した資金は4億34百万円(前年同期比23億95百万円減)となりました。これは、長期借入れによる収入が20億円減少したことと、長期借入金の返済並びに社債の償還による支出が3億89百万円増加したことにより運転資金としての短期借入金の純増額が47億90百万円増加したことが主なものとなっております。
以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は90百万円(前年同期比2億31百万円減)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00510] S100AX1U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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