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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10046HT

有価証券報告書抜粋 サンケイ化学株式会社 業績等の概要 (2014年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済対策や金融政策の効果により企業収益が改善し、設備投資の増加や雇用情勢の改善がみられるなど緩やかな回復基調で推移しましたが、消費税率引上げの影響や急激な円安による原材料価格の上昇など国内景気を下押しする要因もみられ、先行きは不透明な状況にあります。
国内の農業を取り巻く環境に関しましては、農林水産業を成長産業とするための「農林水産業・地域の活力創造プラン」が取りまとめられ「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現が期待されますが、農業就業者の高齢化や後継者不足などの構造的問題を解決する具体的な道筋はまだ見えておりません。またTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の農業分野に関する交渉は結論をみておらず、依然として先行きは不透明な状況にあります。
このような状況のもと、当社グループでは従来からの地域密着を基本に、水稲用殺虫剤「スクミノン」ならびに食品由来物質を用いた「サンクリスタル乳剤」、「ハッパ乳剤」、「ビオネクト」などの独自開発品に加え、総合防除による環境保全型農業への推進、森林や公園・ゴルフ場等の緑化防除事業ならびに不快害虫防除薬剤の開発と防除事業などに注力するとともに受託生産にも努めて工場の操業度向上を図ってまいりました。
これらの結果、売上高は65億96百万円(前連結会計年度比51百万円、0.8%増)となりました。損益面では、売上原価ならびに販売費及び一般管理費の増加により、営業損失は72百万円(前連結会計年度は74百万円の営業利益)、経常利益は77百万円(前連結会計年度比1億4百万円、57.3%減)となりました。当期純利益は、36百万円(前連結会計年度比76百万円、67.5%減)となりました。

(2)セグメント別の情報
当社グループの事業は単一セグメントでありますが、製品の用途別売上は以下のとおりとなりました。
殺虫剤は、水稲用、園芸用ともに減少し、売上高37億29百万円(前年同期比36百万円、1.0%減)、殺菌剤は森林用が減少し、売上高8億76百万円(前年同期比22百万円、2.5%減)、殺虫殺菌剤は水稲用が減少し、売上高4億59百万円(前年同期比31百万円、6.4%減)、除草剤は園芸用が増加し、売上高6億69百万円(前年同期比1億44百万円、27.4%増)、その他は園芸用が減少し、売上高3億70百万円(前年同期比14百万円、3.8%減)、農薬以外のその他は緑化防除作業が増加し、売上高4億91百万円(前年同期比11百万円、2.4%増)となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億98百万円増加し、15億89百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは2億57百万円の増加(前年同期は50百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益69百万円、減価償却費1億円、売上債権の減少2億14百万円、未払消費税等の増加38百万円等の資金増加が、仕入債務の減少1億68百万円、法人税等の支払額55百万円等の資金減少を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは34百万円の減少(前年同期は35百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得35百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1億75百万円の増加(前年同期は1億56百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金による12億50百万円の資金増加が、長期借入金の返済による5億19百万円、短期借入金純減少額5億10百万円、配当金の支払20百万円等の資金減少を上回ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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