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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100715G

有価証券報告書抜粋 サンケイ化学株式会社 業績等の概要 (2015年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済対策や金融政策を背景とした企業収益や雇用の改善傾向が続く中、設備投資の持ち直しや個人消費の底堅い動きなどにより緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら米国の金融正常化に向けた動きや、中国をはじめとする新興国経済の下振れ懸念が強く、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
国内の農業を取り巻く環境に関しましては、農業就業者の高齢化や後継者不足の深刻化や耕作放棄地の増加など、構造的課題は解決しておりません。
政府はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉で大筋合意するとともに、日本再興戦略で成長戦略の具体策を示し、農業政策では「農林水産業・地方の活力創造プラン」が提示され、6次産業化による成長産業化という方針を策定しています。また「農業協同組合法」が改定されるなど農業に対する議論がいっそう高まりつつあります。
このような状況のもと、当社グループでは従来からの地域密着を基本に、水稲用殺虫剤「スクミノン」並びに食品由来物質を用いた「サンクリスタル乳剤」、「ハッパ乳剤」、「ビオネクト」などの独自開発品に加え、総合防除による環境保全型農業への推進、森林や公園・ゴルフ場等の緑化防除事業ならびに不快害虫防除薬剤の開発と防除事業などに注力するとともに受託生産にも努めて工場の操業度向上を図ってまいりました。
これらの結果、売上高は66億96百万円(前連結会計年度比99百万円、1.5%増)となりました。損益面では、売上原価ならびに販売費及び一般管理費の減少により、営業利益は35百万円(前連結会計年度は72百万円の営業損失)、経常利益は1億24百万円(前連結会計年度比47百万円、60.7%増)となりました。当期純利益は、59百万円(前連結会計年度比22百万円、61.4%増)となりました。

(2)セグメント別の情報
当社グループの事業は単一セグメントでありますが、製品の用途別売上は以下のとおりとなりました。
殺虫剤は園芸および緑化用が増加し、売上高38億58百万円(前年同期比1億29百万円、3.5%増)、殺菌剤は緑化用が減少し、売上高8億51百万円(前年同期比25百万円、2.9%減)、殺虫殺菌剤は水稲および園芸用が増加し、売上高4億66百万円(前年同期比7百万円、1.6%増)、除草剤は水稲および園芸用が減少し、売上高5億91百万円(前年同期比78百万円、11.7%減)、その他は園芸用が増加し、売上高4億44百万円(前年同期比74百万円、20.1%増)、農薬以外のその他は緑化用資材が減少し、売上高4億83百万円(前年同期比8百万円、1.6%減)となりました。

(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ5億12百万円減少し、10億77百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは3億9百万円の減少(前年同期は2億57百万円の増加)となりました。これは主に売上債権の増加1億81百万円、たな卸資産の増加2億96百万円、未払消費税等の減少33百万円等の資金減少が、税金等調整前当期純利益の増加1億23百万円、仕入債務の増加52百万円等の資金増加を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは68百万円の減少(前年同期は34百万円の減少)となりました。これは主に有形および無形固定資産の取得による支出67百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1億34百万円の減少(前年同期は1億75百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出6億35百万円、自己株式の取得による支出52百万円等の資金減少が、長期借入による収入6億円の資金増加を上回ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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