シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FZHJ

有価証券報告書抜粋 サンコール株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、Fine Precision Products(超精密機能製品)の機能拡大を通じてお客様の問題解決を図り、事業を拡大することを使命ととらえております。自動車業界が安全、環境、運転支援技術の開発による自動車の電動化、軽量化が加速し、電子化製品の需要増加と素材転換が進む中、当社は得意とする精密塑性加工技術と電子情報通信部品製造技術を応用し、HV・EV・PHV・FCVに搭載されるキーパーツの開発と量産化を進め、将来の中核事業へ育成してまいります。
更に、成長分野として医療・環境事業へ新規事業開拓を進め、事業基盤・領域の拡大を目指し、環境・エネルギー関連市場、医療・介護機器市場での取り組みを加速してまいります。
なお、当連結会計年度の研究開発活動に要した費用は、933百万円であります。主な研究開発の成果は下記のとおりであります。
また、下記は主な製品区分ごとに記載し、対応セグメントは[ ]書きしております。

(1) 開発グループ[日本]
◎装着型リハビリロボットの開発(医療関連)
装着型歩行支援ロボットKAI-Rを2019年3月に販売(リース)を開始しました。また京都大学COIプログラムで取り組んでいる脳卒中後の歩行支援ロボットも量産型プロトタイプが完成し、販売に向け準備を進めています。
◎シャントセンサーの開発(電気自動車、ハイブリッド自動車関連)
KOA社と共同開発している電流センサーで200~1000アンペアもの大電流を精度よく測定する製品です。電流検出回路モジュール品もアナログ、デジタル出力に絶縁・非絶縁型を加え用途範囲を拡げ採用実績も増加しています。また異常電流検出回路を組み込んだヒューズセンサーの開発が完了し更なる用途拡大を目指します。

(2) 材料関連製品[日本]
◎新表面性状改善技術の開発
当社が得意な精密異形ワイヤーにおいて、従来引抜線材の課題であった線材性状を改善する新工法を開発し、量産供給開始しています。今後はさらにワイヤー加工技術の開発を進めると共に、より信頼性向上が図れる新規材料開発を行ない事業拡大を進めてまいります。

(3) 自動車関連製品[日本]
◎バスバー次世代製品の開発
バスバーは、EV・HV・PHEV関連の車載用バッテリーユニット、モータ、インバーター用の電源供給ターミナルとして開発された製品であり、需要増加や仕様の多様化が加速しています。多様化に対応するため、様々な仕様評価を推進し次期モデルであるバッテリーユニットやインバータ用にも採用されました。新たな海外材や絶縁体の開発を着手しグローバル展開を目指しております。

(4) HDD用サスペンション[日本]
◎マイクロアクチュエータ搭載サスペンション検査技術の開発
マイクロアクチュエータ搭載サスペンションの外観検査にAIを用いた自動検査技術の開発に着手しました。この自動検査技術を2020年度から量産工程に適用させるように検査装置の精度検証を進めています。

(5) プリンター関連[日本]
◎プリンター向け新用途ローラの開発
樹脂被膜鋼管ローラ技術を応用したインクジェットプリンター用の色補正ローラを新規開発し2019年より量産採用されました。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01402] S100FZHJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。