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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005ZCW

有価証券報告書抜粋 サンネクスタグループ株式会社 業績等の概要 (2015年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の積極的な財政・金融政策を背景に企業収益や雇用情勢は改善の動きがみられ、景気は緩やかに回復しつつありますが、円安による物価上昇懸念による個人消費の伸び悩みがみられ、景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。
このような環境のもと、当社グループは事業規模の拡大を推進するとともに、グループの社会的評価の向上を目指し、それを支える人材の強化及び次世代人材の育成を推進することを中期的な経営の基本方針に据え、長期的にはグループ全体の収益構造の変革と、それに相応しいグループガバナンス体制への変革に取り組んでいくことを経営の基本方針として、事業活動に鋭意取り組んでまいりました。
当社グループの主要事業となる社宅管理事務代行事業においては、新規サービスの一部で受注計画に遅れが生じたものの、大手企業の業績回復が受注環境にも影響し、アウトソーシングの導入を検討する顧客企業が増加する傾向となり、新規顧客の開拓は概ね計画通りに進みました。また、既存顧客企業との契約も高いリピート率を維持し安定的に推移いたしました。
一方、施設総合管理事業においては、管理料等の低減にともなう競合他社との価格競争が激化しており、マンション管理の環境は依然厳しい状況で推移いたしました。このような環境のもと、お客様への良質なサービスを提供するために、管理業務の仕様の見直しや改善等を行い、顧客満足度を高める活動を推進してまいりました。期中は概ね管理戸数の増加を果たすことができましたが、第3四半期以降において計画外の解約が発生したことから、期末管理戸数は若干減少いたしました。また、修繕工事等の売上高につきましては、当初計画値は下回ったものの前年同期実績を上回ることができました。

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は66億29百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は6億12百万円(同11.6%増)、経常利益は6億55百万円(同8.3%増)、当期純利益は3億94百万円(同29.1%増)となりました。

セグメント別の業績につきましては、以下の通りであります。

社宅管理事務代行事業
社宅管理事務代行事業は、新規顧客の獲得に加え、既存顧客からの周辺業務の追加受注や一部大手企業の社宅管理の再受託などにより受託収入が順調に増加したことに加え、『しゃたくさん』ブランドの安定的なリピート率を確保したことなどにより、売上高は33億14百万円(前年同期比4.8%増)となりました。また、利益面では売上の増加にともなう収益の増加と前期発生した整備投資費用が減少したことにより、営業利益は5億30百万円(同39.2%増)となりました。

施設総合管理事業
施設総合管理事業は、主にマンション管理収入において、従前より強化してきたリプレイス営業が奏功し、期中においては管理戸数を伸ばしてまいりましたが、第3四半期以降に発生した計画外の解約により、管理収入等はほぼ前年並みとなり、当初計画には若干届きませんでした。
一方で、修繕工事等については、修繕工事全般の収入が増加したことやその他売上等も堅調であったことから、前年同期実績は上回りましたが、当初の計画に比べると収入は減少となりました。
この結果、売上高は33億15百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
利益面では、一過性の外注費用の発生や小修繕工事等の減少により売上総利益が減少いたしました。更に、お客様への良質なサービスを提供するための業務整備費用や管理体制強化のための諸費用が増加したため、営業利益は78百万円(同52.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2億56百万円減少し、当連結会計年度末には15億99百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果増加した資金は7億49百万円(前連結会計年度は5億54百万円の資金の増加)となりました。これは主として、営業立替金の増加による減少51百万円及び法人税等の支払額2億65百万円があったものの、税金等調整前当期純利益6億21百万円、営業預り金の増加1億96百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果支出した資金は2億0百万円(前連結会計年度は2億48百万円の資金の支出)となりました。これは主として、貸付けによる支出90百万円、固定資産の取得による支出82百万円及び関係会社株式の取得による支出30百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果支出した資金は8億4百万円(前連結会計年度は1億11百万円の資金の支出)となりました。これは主として、自己株式の処分による収入99百万円があったものの、短期借入金の純減8億31百万円及び配当金の支払額80百万円があったことによるものであります。
なお、当企業集団のキャッシュ・フロー指標は次の通りであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05505] S1005ZCW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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