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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100JR7R (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ショーボンドホールディングス株式会社 研究開発活動 (2020年6月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは,多様化する社会及び客先からのニーズに迅速に対応し、市場に密着した研究開発を行っています。当連結会計年度の研究開発費として676百万円を投入しました。
なお、当企業集団における研究開発活動は、おもに「国内建設」に係るものであり、セグメントに区分して記載していません。

(1)各種共同研究の実施
現在、インフラ構造物を保有する各機関(一般道路、高速道路、鉄道、電力、港湾等)において高度成長期に造られた施設の更新や補修を行う時期がほぼ同時にきています。また、各機関は施設を使用しながら手当をする必要があるため補修の比率が大きくなります。現在、各機関特有の個別ニーズに沿った独自補修工法の共同研究を各機関や施工会社と進めており、実際の施設における試験施工等で効果を確認しております。

(2)樹脂補修材料の開発改良
樹脂補修材料の開発改良は、当社の主要技術であります。近年では、熟練工以外でも容易に使用できるよう省工程を特徴とする製品や、構造物の供用時間を妨げないよう急速施工が可能なコンクリート表面被覆工法を主に開発しております。また、冷凍倉庫等の耐震補強工事に使用する極低温下で硬化する接着剤や、コンクリート表面の定期点検を容易にできる透明で視認性に優れたコンクリート剥落防止工法等の開発改良も行っております。既成の樹脂材料については、環境面に配慮した改良を常時行っております。

(3)セメント系補修材料の開発
上記樹脂補修材料の他、3年前から独自性、経済性に優れるセメント系補修材料の開発も行っております。橋梁上面の補修工事で使用するコンクリートは、車両の通行止め時間を短縮する目的により3時間で強度が発現するコンクリートを使用します。従来は当コンクリートを製造するため、現場に大型の機械を配置する必要がありました。当社では、手軽な汎用ミキサーを使って現場製造でき、品質管理が容易な超速硬コンクリートを開発しております。また、上記材料を改良することで広範囲な橋梁上面の補修を行いながら、舗装まで一括施工できる低弾性超速硬コンクリートも開発しております。

(4)その他の材料、工法開発
上記以外にも、橋梁の補修工事用足場が塗装等既設部材を傷つけないようにする手法の開発や、小規模橋梁の取換え用プレキャスト床版の改良等、構造物の長寿命化に貢献できる材料・工法の開発を常時行っております。

(5)補修工事における生産性向上方法の開発
橋梁狭隘部の補修設計を効率的に行う目的で、近年開発した3Dスキャナー、3Dカメラを使った3次元モデリングによる耐震デバイス取り付け位置決定スキームは、社内各現場において有効に活用されています。さらなる生産性向上をめざし、現在は道路橋床版の寿命予測を画像処理により判定するAI床版劣化判定システムに着手しております。

なお、研究開発活動は主に連結子会社のショーボンド建設株式会社で行われており、その他の子会社では研究開発活動は特段行っておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00329] S100JR7R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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