有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10078YL
シークス株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)
(1) 業績
当連結会計年度の経済環境を顧みますと、米国では、雇用者数の増加や個人消費の増加等が見られ、景気の回復が継続しております。ユーロ圏では、輸出の持ち直しや個人消費の増加により、一部弱い動きながらも景気は緩やかに回復しております。一方アジアにおいて、中国では、成長の鈍化により景気が緩やかに減速しており、その他アジアでも景気に弱い動きが見られます。日本では、幾つかの指標で足踏み感もありますが、雇用情勢の改善等により個人消費は総じて底堅い動きとなっており、景気の回復基調は概ね維持されております。このような状況下、当社の当連結会計年度の業績は、車載関連機器用部材等の出荷が好調に推移したことにより、売上高は2,350億3千5百万円と前連結会計年度に比べ252億7千9百万円の増加(12.1%増) となりました。利益面においては、売上高の増加等により、営業利益は89億1千3百万円と前連結会計年度に比べ26億7千9百万円の増加(43.0%増) となりました。また経常利益は90億2百万円と前連結会計年度に比べ25億4千2百万円の増加(39.3%増) となりました。当期純利益は67億1千7百万円と前連結会計年度に比べ25億8千6百万円の増加(62.6%増) となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、本文中の「セグメント利益」は、連結損益計算書の営業利益を基礎としております。
(電子(日本))
当セグメントでは、車載関連機器用部材や産業機器用部材等の出荷が好調に推移したことにより、売上高は750億2千7百万円となり、前連結会計年度に比べ84億5千9百万円の増加(12.7%増) となりました。利益面では、24億3千3百万円のセグメント利益となり、前連結会計年度に比べ2億5千8百万円の増加(11.9%増) となりました。
(電子(アジア))
当セグメントでは、車載関連機器用部材や通信機器用部材等の出荷が好調に推移したことにより、売上高は1,765億9千9百万円となり、前連結会計年度に比べ202億5千4百万円の増加(13.0%増) となりました。セグメント利益は60億6千8百万円と前連結会計年度に比べ12億9千4百万円の増加(27.1%増) となりました。
(電子(欧州))
当セグメントでは、車載関連機器用部材が堅調に推移したことにより、売上高は87億2千2百万円と前連結会計年度に比べ13億3千1百万円の増加(18.0%増) となりました。利益面では、製造子会社の業績改善等により、セグメント利益は2億1千5百万円となり、前連結会計年度に比べ1億2百万円の増加(90.1%増)となりました。
(電子(米州))
当セグメントでは、車載関連機器用部材の出荷が大幅に増加した結果、売上高は372億8千4百万円となり、前連結会計年度に比べ144億5千万円の増加(63.3%増) となりました。セグメント利益は16億3千1百万円となり、前連結会計年度に比べ9億4千2百万円の増加(136.7%増) となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物 (以下「資金」という。) は、税金等調整前当期純利益の増加、新株予約権付社債の発行および自己株式の売却等により、59億7千6百万円増加し、当連結会計年度末における資金は124億7千3百万円(92.0%増) となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、79億9千6百万円(前連結会計年度は23億7千4百万円の増加) となりました。これは主に、売上債権の増加額19億7百万円およびたな卸資産の増加額13億6千8百万円の資金減少要因に対し、税金等調整前当期純利益90億2百万円および減価償却費38億5百万円の資金増加要因によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、51億1千3百万円(前連結会計年度は28億2千7百万円の減少) となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出36億1千8百万円および関係会社出資金の払込による支出14億5千9百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は、33億5千2百万円(前連結会計年度は12億8千6百万円の減少) となりました。これは主に、短期借入金の純減少額33億6千6百万円および長期借入金の返済による支出35億2千8百万円に対し、新株予約権付社債の発行による収入59億8千4百万円および自己株式の売却による収入44億1千6百万円によるものです。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02900] S10078YL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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