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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007T8R

有価証券報告書抜粋 ジャフコ グループ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1)業績
当期は、金融市場が変動し国内外で不透明感が高まる中、当社の収益に大きい影響を与える新規上場(IPO)市場についても、一時期の過熱感は薄らいでおります。
そのような経営環境の中、当期業績は、第1四半期は前期IPOやM&Aが寄与しましたが、第2四半期以降は低調に推移しました。
将来の利益に直結する投資につきましては、グローバルで21,441百万円(対前期比99.1%)を実行いたしました。
以上のような結果、当連結会計年度の当社グループの連結業績は、売上高41,155百万円(前期61,945百万円)、経常利益19,808百万円(前期40,132百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益17,018百万円(前期27,707百万円)となりました。また、当連結会計年度末の純資産は189,501百万円(前期末188,125百万円)、総資産は214,245百万円(前期末239,035百万円)、自己資本比率は88.5%(前期末78.7%)となりました。

当連結会計年度の主な営業活動の状況は、次のとおりであります。なお、当社グループは、投資及び投資事業組合管理運営事業の単一セグメントであります。

(投資実行の状況)
当連結会計年度の当社グループ及びファンドの投資実行額は21,441百万円(前期21,644百万円)、投資会社数は62社(前期71社)となりました。国内においてはより一層有望企業を厳選して投資を行っております。米国では、ITサービス関連3社に33百万米ドルの新規投資を実行しました。アジアにおいては中国・台湾・韓国・インドの10社に23百万米ドルの新規投資を行っております。

(キャピタルゲインと新規上場の状況)
営業投資有価証券売上高は32,376百万円(前期56,471百万円)となりました。このうち、配当金及び債券利子を除く株式等売却高は30,824百万円(前期55,862百万円)であります。これに伴うキャピタルゲインは14,137百万円(前期33,957百万円)となりました。その内訳は上場株式の売却によるものが9,989百万円(前期31,747百万円)、上場株式以外によるものが4,147百万円(前期2,210百万円)であります。上場株式以外によるキャピタルゲイン4,147百万円の内訳は売却益9,034百万円(前期9,695百万円)・売却損4,887百万円(前期7,485百万円)であります。
また、当社グループ及びファンドの投資先からのIPO社数は、国内8社(前期21社)、海外6社(前期3社)となりました。

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
営業投資有価証券売上高56,47132,376
売却高①55,86230,824
配当金・債券利子6081,551
営業投資有価証券売上原価21,90416,687
売却原価②21,90416,687
強制評価損--
キャピタルゲイン①-②33,95714,137



上場キャピタルゲイン31,7479,989
上場以外キャピタルゲイン2,2104,147
売却益9,6959,034
売却損7,4854,887

(投資損失引当金の状況)
営業投資有価証券については、その損失に備えるため、投資先の実情に応じ、損失見積額を計上しております。
個別投資先ごとには、原則として回収見込額が取得原価の70%未満になったものを引当しております。また、個別引当対象以外の投資先に対しても、過去の実績等に基づいた損失見積額を一括して引当しております。
当連結会計年度の投資損失引当金繰入額は3,098百万円(前期3,443百万円)となりました。その内訳は、個別引当による繰入が3,370百万円(前期4,129百万円)、一括引当による繰入(△は取崩)が△272百万円(前期△686百万円)であります。
一方、個別引当について、引当対象投資先の売却や強制評価損等により3,673百万円(前期6,531百万円)を取り崩しました。その結果、投資損失引当金繰入額の純額(△は戻入額)は△574百万円(前期△3,087百万円)となりました。
以上により、当連結会計年度末の投資損失引当金残高は15,176百万円(前期末15,757百万円)、未上場営業投資有価証券残高に対する引当率は29.8%(前期末27.5%)となりました。

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
投資損失引当金繰入額①3,4433,098
個別繰入額4,1293,370
一括繰入(△取崩)額△686△272
投資損失引当金取崩額②6,5313,673
投資損失引当金繰入額(純額・△は戻入額)①-②△3,087△574

前連結会計年度
(2015年3月31日)
当連結会計年度
(2016年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
投資損失引当金残高15,75715,176
個別引当残高12,14311,834
一括引当残高3,6143,342
未上場営業投資有価証券残高に対する引当率27.5%29.8%

(営業投資有価証券残高の状況)
上場営業投資有価証券の評価損益(取得原価と時価の差額)は6,017百万円(前期末14,654百万円)であります。その内訳は評価益(時価が取得原価を超えるもの)が6,499百万円(前期末15,151百万円)、評価損(時価が取得原価を超えないもの)が482百万円(前期末496百万円)であります。
なお、部分純資産直入法により、当連結会計年度は△15百万円(前期△607百万円)を評価損(△は戻入益)として計上しております。
以上により、当連結会計年度末の営業投資有価証券残高は60,644百万円(前期末78,785百万円)となりました。

前連結会計年度
(2015年3月31日)
当連結会計年度
(2016年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
上場営業投資有価証券の取得原価と時価の差額14,6546,017
時価が取得原価を超えるもの15,1516,499
時価が取得原価を超えないもの△496△482

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△戻入益)△607△15

営業投資有価証券残高
前連結会計年度
(2015年3月31日)
当連結会計年度
(2016年3月31日)
取得原価
(百万円)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
上場6,86421,5193,7639,780
未上場47,95753,76745,30048,215
小計54,82275,28749,06457,996
他社ファンドへの出資2,8573,4982,2572,648
合計57,67978,78551,32260,644
(注)1.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者が運営する投資ファンドへの出資であります。
2.「未上場」及び「他社ファンドへの出資」の取得原価と連結貸借対照表計上額との差異は、外国為替の評価差額のみを反映しています。
(ファンドの管理運営業務)
当連結会計年度のファンドの管理運営業務による収入は8,688百万円(前期5,218百万円)で、その内訳は以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度において、Icon Ventures Ⅵ, L.P.(コミットメント総額158百万米ドル、2016年3月末時点、継続募集中)を設立いたしました。

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
投資事業組合管理収入5,2188,688
管理報酬4,5983,812
成功報酬6194,875
(注)管理報酬及び成功報酬は、当社グループの出資持分相当額を相殺した後の金額となっております。

(2)キャッシュ・フロー
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは12,788百万円のキャッシュインフロー(前期28,822百万円のキャッシュインフロー)となりました。これは主に営業投資有価証券の売却によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは11,768百万円のキャッシュインフロー(前期5,744百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に有価証券の償還によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは14,092百万円のキャッシュアウトフロー(前期3,970百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に社債の償還によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物は9,406百万円増加し、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は99,302百万円(前期末89,895百万円)となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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