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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LP7W (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 セガサミーホールディングス株式会社 事業等のリスク (2021年3月期)


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当グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性のある事業等のリスクは以下のとおりであります。以下に記載したリスク以外でも当グループの想定を超えたリスクが顕在化した場合には、当グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、文中の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において当グループが判断したものであります。

(1) 重要なリスク
①個人情報等の情報管理について
当グループでは、事業遂行上、顧客の機密情報や個人情報を間接的に入手し取り扱う機会があり、これらの情報資産を保護するため、情報管理規程を定め、サーバー設備のセキュリティ強化、社内ネットワークや情報機器の適切なセキュリティ手段を講じることによる不正アクセス防止等の措置を講じ、情報管理については万全を期しております。しかしながら、不測の事態により情報漏洩等の事故が発生した場合には、損害賠償等による予期せぬ費用が発生し、当社の事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、世界各国・地域で個人情報を保護するための法律の整備が進められているため、特に海外の個人情報を取り扱う際には法律内容の十分な把握と迅速な社内体制の構築が必要であると認識しております。

②遊技機事業の法的規制等について
遊技機事業において製品を販売する際は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」及び関連法令、諸規則に基づき、国家公安委員会規則の「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」で定められた「技術上の規格」に適合することが必要となります。また、遊技機の射幸性の抑制を主な柱とした「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則(規則改正)」が2018年2月1日より施行されております。規則改正により旧規則機への設置期限が設けられたことで、遊技機の入替需要が一時期に集中することがあるため、入替需要に合わせた開発及び販売スケジュールの設定が重要課題となっております。加えて、当グループでは、射幸心をあおるような表現や誤解を与えるような表現を社内の倫理委員会のもと規制しております。さらに、不正な方法で利益を得る、いわゆる“ゴト行為”を未然に防ぐ為に遊技機不正対策担当部門を設け、継続的に市場情報の収集をするなどして不正に強い遊技機作りに取り組んでおります。しかしながら、法的規制等に重大な変更が加えられた場合、また、国際的な各種イベントの開催に伴う販売自粛期間が設けられた場合には、当グループの経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。

(2) 経営全般のリスク
当グループではリスク管理等に関する施策、情報を議論・検証・共有する場として、グループコンプライアンス・リスク連絡会議が設置されております。グループ内に潜在するリスクについて影響度と発生可能性によるクロスマッピングを行い、リスク評価を行った上で、その対策などについて検証などを行った結果を取締役会に報告し、議論しております。グループコンプライアンス・リスク連絡会議によって特に重要と判断しているリスクは以下のとおりであります。

リスク項目概要主な対策
コンプライアンス、
法令違反
・コンプライアンス、法令違反によるIR事業者の許認可取得の阻害、ネバダ州ゲーミング・コミッションの適格剥奪のリスク
・当グループの提供する製品・サービスによる第三者への権利侵害
・当グループの製造する製品の不具合
・ユーザー等からの予期せぬ苦情から発生する訴訟によるブランドイメージ棄損のリスク
・専門部署設置によるグループ・コンプライアンス施策の実施
・内部通報窓口(企業倫理ホットライン)の浸透
・「内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)」登録
・反社会的勢力との関与防止活動
- 当グループ全体で推進する反社会的勢力への対応施策として、各グループ会社においてルールを設けながら取引の際に背面調査を実施
- その他既存取引についても、定期的に背面調査を実施
災害等・本社、事業所、生産拠点及び当グループの取引先が、地震、火災、洪水等の大規模自然災害やテロ攻撃等によって物的・人的に想定を超える被害を受けるリスク・「危機管理規程」を制定し、事業活動に潜在するリスクを特定し、平常時からリスクの低減及び危機の未然防止に努めるとともに、重大な危機が発生した場合の即応体制整備・維持
情報セキュリティ・ハッキング等の外的攻撃
・コンピュータウイルス等により情報システムの不具合、故障
・グループ各社へのセキュリティガバナンス強化活動、教育活動、監査活動の実施
・事前予防策(監視やモニタリング)、事後対策の実施(インシデント対応)、脆弱性診断の実施など
・セキュリティ監視ツールの強化
感染症の拡大・社内の感染症拡大による事業機能の停止・新型コロナウイルス感染症対策として、国及び自治体の方針に従い、グループ方針を策定し展開、予防対策の徹底を実施
・テレワークの推進


(3) 事業別のリスク
当グループの事業内容は多岐にわたり、それぞれの事業によって受けるリスクが異なります。事業ごとの特有のリスクについては以下のとおりであります。

セグメント主なリスクの概要主な対策
エンタテインメントコンテンツ事業・コンシューマ分野における高クオリティ、有力IPを使用したタイトルの出現による競争環境の激化・運営数及び新作タイトル投入規模の適正化
・アミューズメント機器分野における個人消費動向の変化やユーザーニーズの変化による施設オペレーターの設備投資意欲減衰・施設オペレーターの投資効率の向上と当グループの長期安定収益確保を実現する収益モデルの提供
・家庭用ゲームソフトや玩具などにおける、商戦時期に新商品が投入できなかった場合の余剰在庫の発生・製品開発管理の強化
遊技機事業・ギャンブル依存症問題・業界を横断した「のめり込み」対策への取り組み
・ユーザー嗜好の変化・市場ニーズに応える斬新なゲーム性を備えた製品の開発体制の構築
・初期の生産偏重による原材料の調達不足のリスク・部材の共通化
・調達リードタイムの短縮化
・棚卸資産管理強化
・余剰部品の発生・他の製品への有効活用
リゾート事業・国内における特定複合観光施設区域整備推進の遅延・海外におけるIRの開発・運営ノウハウの蓄積


(4) 個別のリスク
当グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性のある事業外のその他のリスクは以下のとおりであります。

リスク項目主なリスクの概要
M&A等による事業拡大・当初期待していたシナジー効果が得られないリスク
・M&A後の業績不振による経営成績棄損のリスク
減損会計の適用・将来キャッシュ・フロー低下による設備投資額やのれん計上額に対する減損処理のリスク
保有投資有価証券の棄損・時価の下落による経営成績棄損のリスク
・実質価額低下による減損処理のリスク
繰延税金資産の棄損・税務上の繰越欠損金や将来減算一時差異の回収見込みの減少による税金費用の計上のリスク
為替の変動による棄損・海外市場での販売活動及び部材調達等における為替相場の変動リスク
・海外子会社及び関連会社における為替相場変動による為替換算調整勘定を通じた純資産の棄損リスク

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02475] S100LP7W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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