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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANY1

有価証券報告書抜粋 タキロンシーアイ株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融政策の継続、また米国の財政拡大施策への期待などを背景に、企業収益および雇用環境の改善も見られ、国内景気は緩やかな回復基調が続きました。
当社グループを取り巻く環境としましては、海外を中心とした半導体・液晶製造装置メーカーの設備投資は引き続き好調に推移し、マンション改修市場や土木関連の公共工事にも持ち直しの動きが見られるなど、緩やかながらも回復の兆しが見られました。
このような環境のもと、当社グループは、中期3ヵ年計画の2年目として、新規事業の戦力化と新たな分野への挑戦、グループ経営の全体最適化、重点分野への積極的な経営資源の投入、アジアを中心とする海外市場への積極展開、経営品質のレベルアップの基本方針に基づき、管工機材製品のラインアップ強化や工業用プレート増産の為の設備投資、FRP連続成型ラインの増設など具体的施策を実行し、事業の拡大と高収益化を目指して全力を傾注してまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は75,118百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は4,339百万円(前年同期比14.4%増)、経常利益は4,519百万円(前年同期比14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,695百万円(前年同期比1.8%減)となりました。

次に、事業のセグメント別の概況をご報告申しあげます。

住環境事業
住設資材部門は、サイホン雨どいシステム「ジェットライン」の売上が伸長、管工機材の売上が前期並みに推移しましたが、内装材を中心としたその他住宅資材の売上が落ち込んだことにより部門の売上は前期並みとなりました。
採光建材部門は、主力のポリカーボネート製の波板、加工品の売上が伸び悩みましたが、平板、非住宅向け採光ユニットの売上が増加したことにより、部門の売上は前期並みとなりました。
環境・土木部門は、設計折込済み案件も増え、材料納入も着実に進んだことから部門の売上は前期を上回りました。
エンジニアリング部門は、主力の管更生分野(下水管渠のリニューアル資材)における政令指定都市を中心とした受注物件の減少により前期を下回りました。
その結果、住環境事業の売上高は39,184百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は31百万円(前年同期比75.1%減)となりました。

床事業
マンション改修市場における賃貸集合住宅向け売上が拡大し、トイレや厨房等屋内用途への売上も着実に伸びましたが、防災関連商品は苦戦が続きました。
その結果、床事業の売上高は9,821百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は2,141百万円(前年同期比4.2%減)となりました。

高機能材事業
プレート部門は、アジアを中心とした海外の半導体・液晶製造装置向け工業用プレートの売上が引き続き好調に推移し、売上は前期を上回りました。
また、サイン分野はスペック案件を確実に取り込み売上は前期を上回りました。その他切削用材料分野は堅調に推移しましたが、大型タンク分野と市況の低迷が長引く海外向け濾過板分野は苦戦が続きました。
その結果、高機能材事業の売上高は24,330百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は2,108百万円(前年同期比29.4%増)となりました。

メディカル事業
骨接合材料は、「スーパーフィクソーブMX」が顎顔面領域を中心に堅調に推移しました。「スーパーフィクソーブ」は、整形外科領域への売上が伸び悩みましたが、スポーツ整形領域への売上が伸長しました。
その結果、メディカル事業の売上高は1,781百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は58百万円(前年同期は195百万円の営業損失)となりました。

(注)各部門の売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおりません。また、上記金額に
は、消費税等は含んでおりません。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、16,046百万円(前連結会計年度末は13,760百万円)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、6,579百万円の収入となりました(前連結会計年度は5,773百万円の収入)。これは、主に法人税等の支払1,466百万円の支出要因と税金等調整前当期純利益4,608百万円、減価償却費3,201百万円の収入要因によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、2,537百万円の支出となりました(前連結会計年度は2,860百万円の支出)。これは、主に有形固定資産の取得、投資有価証券の売却によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,749百万円の支出となりました(前連結会計年度は2,828百万円の支出)。これは、主に短期借入金の返済や配当金の支払によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00823] S100ANY1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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