タケダ機械株式会社 研究開発活動 (2015年5月期)

当社グループは、お客様のご要望に対する実現やお困りごとの解決に向けたタケダオリジナル製品を早期に市場へ投入し、お客様の期待に応えることを重点戦略としております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、14百万円であります。なお、当社グループの事業は工作機械関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。

当連結会計年度における主な研究開発活動は次のとおりであります。

(形鋼加工機シリーズ)
形鋼孔明け・切断用の形鋼複合加工機「CBF-3015W」につきまして、納入先の工場レイアウトにマッチングさせるため、逆方向送材が可能な逆搬入仕様機の開発を行いました。
プレート孔明け用のドリルマシン「ABPシリーズ」におきましては、ガントリー走行タイプの大型ビルトH鋼用加工機の開発を行い、オプションには、ワークセット間違いによるドリルの衝突・機械破損を防止する板厚測長装置の開発を行いました。
この他、生産性の向上に応えるため、ドリル軸を3軸から6軸に増加した多軸仕様の開発を行いました。

(丸鋸盤シリーズ)
鋼材切断用の高精度自動超硬丸鋸盤「CSシリーズ」につきまして、周辺機能の充実化と搬入装置の開発を行いました。新たなオプションに、難削材切断時の切粉に対応するブラシの電動化をラインナップいたしました。