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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051QH

有価証券報告書抜粋 ダイジェット工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおいて、研究開発活動は連結財務諸表を作成する当社のみが行っております。当社の研究開発活動については以下のとおりであります。
研究開発の方針として、低抵抗化による消費動力の低減、及び高能率化、高精度化、更に長寿命化によるリードタイム短縮と加工コスト低減を狙った環境に優しい製品開発を目標としております。
89期に取り組んだテーマとして、金型加工の高精度化、リードタイムの短縮、加えてコスト低減を大幅に改善するためには、従来工程である“ 鋼材⇒荒加工⇒熱処理⇒仕上げ加工 ”工程を“ 熱処理済み鋼材⇒直彫り加工による荒、仕上げ同時加工 ”とすることで実現できると提案してまいりました。本、短縮工程においては、高硬度材を安定的に且つ長寿命に加工できる工具材料が要求され、新PVDコーテイング被膜「DH1コート」を開発いたしました。本被膜により、加工物SKD11材(60HRC)の刃先交換式ボールエンドミル加工において、従来品比1.5倍の長寿命化を実現いたしました。
高能率加工用工具として、両面が使用できる経済的で高強度なチップを使用した、高送り加工用カッタ「SKSエクストリーム EXSKS形」を開発し、加工能率を従来品比2.5倍に改善いたしました。又、最大切込み深さ18mmと深切込みが可能な「ワイルドラジアス WDR形」を開発し、金型の荒加工時のばらつきの大きい取り代に対応し、効率的な加工を実現いたしました。
穴加工用工具としては、正面がフラットな座繰り加工用ドリル、「タイラードリル」を開発し、同形状のドリルで加工が困難であった、ステンレス鋼材、プリハードン鋼材の幅広い加工材料にも対応を可能といたしました。
更に、刃先交換式ドリルとして「TA-EZドリル 8D用」を開発し、広範囲な加工レンジを実現いたしております。
また、当連結会計年度の試作製造・技術改良等を含めた研究開発活動に要した費用は448百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01488] S10051QH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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